カムカムエヴリバディ見逃し配信無料視聴!再放送情報!ネタバレ情報も!

上白石萌音さん主演の2021年度後期NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。見逃してしまったという方に見逃し配信している動画サービスを紹介します。

カムカムエブヴリバディの見逃し配信してる動画サービスを知りたい

カムカムエブヴバディの再放送情報を知りたい

\31日間無料/

ここからの登録で1000pt

無料でお試U-NEXT

カムカムエリバディ公式情報

目次

「カムカムエヴリバディ」の公式情報をまとめました。

公式サイト 公式サイト
ウィキペディア ウィキペディア
公式SNS 公式Twitter/公式Instagram
キャスト情報 上白石萌音/深津絵里/川栄李奈/甲本雅裕/西田尚美/濱田岳/大和田伸也/鷲尾真知子/段田安則/YOU/松村北斗/村上虹郎/西川かの子/岡田結実/小野花梨/浅越ゴエ/小牧芽美/堀部圭亮/宮嶋麻衣/中川聖一朗/世良公則/前野朋哉/さだまさし/村雨辰剛/紺野まひる/若井みどり/武井壮/オダギリジョー/市川実日子/早乙女太一/村田雄浩/濱田マリ/近藤芳正/笑福亭笑瓶/浜村淳/中川剛/中川礼二

カムカムエヴリバディ見逃し配信状況

「カムカムエヴリバディ」の見逃し配信状況まとめました。

動画サービス 見逃し配信状況
NHKオンデマンド △課金
NHKプラス ◯期間限定

U-NEXT

「カムカムエヴリバディ」の見逃し配信は動画配信サービスU-NEXTで配信しています!

「カムカムエリバディ」はNHKオンデマンドの見逃し配信ですが、U-NEXTには「NHKまるごと見放題パック」があります!

このNHKまるごと見放題パックは月額990円で過去作品7000作品と、現在の作品が視聴できます!

U-NEXTの無料登録に登録すると、ここからの登録で1000ポイントゲット!

NHKオンデマンド見放題パック(980円)にそのポイント分をご利用できます。

NHKオンデマンドを見放題するならU-NEXT経由が断然おススメです!

\31日間無料/

ここからの登録で1000pt

無料でお試U-NEXT

このお試しには以下の作品も見放題!!

連続テレビ小説

舞いあがれ!

ちむどんどん

・おかえりモネ

・おちょやん

・エール

・スカーレット

・なつぞら

・半分、青い

・まんぷく

・わろてんか

大河ドラマ

鎌倉殿の13人

・わげもん〜長崎通訳異聞〜

・幕末相棒伝

青天を衝け

・麒麟が来る

・西郷どん

・おんな城主

・江

・篤姫

・天地人

・功名が辻

・八重の桜

よるドラ

・阿佐ヶ谷姉妹のほほん二人暮らし

・正義の天秤

・古見さんはコミュ症です

・恋せぬ二人

ドラマ10

・お母さん娘をやめていいですか

・紙の月

・コントロール罪と恋

・セカンドバージン

さらに、以下キャストの作品も見放題!!

上白石萌音出演

溺れるナイフ

ちはやふる

羊と鋼の森

深津絵里出演

ステキな金縛り

寄生獣

ザ・マジックアワー

博士の愛した数式

ハル

川栄李奈出演

人魚の眠る家

亜人

僕たちがやりました

センセイ君主

九月の恋と出会うまで

\31日間無料/

ここからの登録で1000pt

無料でお試U-NEXT

本ページの情報は2022年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。

NHKオンデマンド

「カムカムエヴリバディ」ですがNHKオンデマンドでも見逃し配信しています!

月額980円のNHKまるごと見放題があります。

課金しないと見れませんのでU-NEXTの方がおススメです。

NHKオンデマンド

NHKプラス

「カムカムエヴリバディ」は期間限定でNHKプラスで見逃し配信しています。

NHKプラスでは、放送後7日間いつでも視聴できます。

NHKプラス

カムカムエヴリバディ再放送情報

「カムカムエヴリバディ」ですが、再放送は終わりました。

カムカムエヴリバディ主題歌

カムカムエヴリバディ動画あらすじ

1925年(大正4年)に、日本でラジオ放送がはじまった日に、岡山市内にある和菓子屋で、女の子が生まれる。名前は、安子(上白石萌音)。温かい家庭に育った安子は、いつまでも家族が幸せであるようにと願っていた。しかし、そんな安子に戦争の足音と共に試練がやってくる。

けれど、ラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いが、安子の未来を切り開いていく。

安子、るい(深津絵里)、ひなた(川栄李奈)と、三世代の女性たちがヒロインの100年のファミリーストーリー。安子の物語は、岡山を舞台に和菓子のあんこと野球がテーマだ。そして、安子の娘、二代目ヒロイン・るいの物語は、昭和30年代の大阪を舞台にジャズがテーマになっており、るいの娘、三代目ヒロイン・ひなたの物語は、昭和40年代の京都を舞台に時代劇がテーマとなっている。そして、3人のかたわらには、ラジオ英語講座があった。

昭和から平成、そして令和へ、三世代ヒロインは、その時代時代の試練にぶちあたりながらも、自分らしい生き方をそれぞれが違うあり方で、見いだしていく。

1話ネタバレ

1925年3月22日。日本のラジオ放送開始。

岡山県岡山市の和菓子屋「たちばな」にヒロイン・橘安子(上白石萌音)が誕生した。

月日は流れ1933年、安子は尋常小学校3年生になりました。

その頃ラジオが普及するも高額なラジオは市民には高嶺の花でした。

菓子職人はラジオが欲しいと祖父に言いますが、祖父は首を横に振り買いませんでした。

しかし安子には優しく、祖父は彼女にラジオをプレゼントしました。

しかしそのラジオは実は算太が盗んできたものだったのです。

その後、家族はラジオに夢中になって聴き入り、その姿を見て祖父は購入したのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第1週

今作は朝から元気が出そうな朝ドラです。和菓子屋の孫娘の安子は明るくて家族の人気者で祖父からとても可愛がられて育っています。最近の朝ドラの子供時代はとても辛そうな境遇の作品が多かったのでなんだかホッとしています。安子の兄を演じている濱田岳さんのボーッとしているキャラクターがとても面白いです。仕事への意欲が全く見られないのに何かありそうで気になります。初めてラジオが家にやって来て皆の笑顔が映し出され幸せそうで良かったです。(60代女性)

今回松村北斗君が出演するということで、本当に楽しみにしていました。初回放送は当時の世界観がとてもよく描かれていて、幸せな気分になりました。
安子ちゃんとご家族の温かい雰囲気が、画面を通してとてもよく伝わってきて朝ドラにふさわしい始まり方だと感じました。
ラジオ英会話に繋がる場面もでてきたので、これからどう物語が進められていくかもとても楽しみにしています。
毎日の朝の癒しになるといいなと思います。AIさんが歌う主題歌もとても良い曲です。(40代女性)

安子の兄の算太がとても面白かったです。ラジオが欲しくて、職人を使って祖父に話しを持ちかけさせたり、荒物屋から盗んできて、祖父からプレゼントのように手紙を添えたり、和菓子の修行は全く身が入らない感じだけど、ラジオを手に入れるためには色々と作戦を考えているところが面白かったです。今後も、算太に注目したくなりました。まだラジオが一般的に普及していない時代で、ラジオが贅沢品という時代があったんだなと改めて時代の流れを感じました。ラジオの聞きながら和やかになっている職人さん達が印象的でした。(50代女性)

キーアイテムであるラジオ放送、モノトーンの映像、昔話のような語りのオープニングは昔懐かしさを感じさせ、「100年の物語の始まり」というナレーションは壮大な作品だと感じた。母娘の三代に渡る物語だが、今日は祖父・父・息子三代の性格が良く表現されている放送回だと思った。主人公・安子にあまあまな祖父、厳しめの父、マイペースで事なかれ主義のような兄の三人のそれぞれの魅力が伝わって来た。ラジオの一件に関しての騒動の結末は面白い。この騒動を引き起こした張本人が悪気がなく飄々としているというのがクスッと笑える。(50代男性)

前作の時間の流れで連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を見ました。いかにも朝ドラって感じのドラマだなというのが一回目の放送で感じました。
普通の女の子が何かのきっかけで目標に突き進むという感じになるのかな。前作のドラマはどちらかというと暗い感じだったので朝から楽しくなるような今回のドラマは期待しています。
子役の子も可愛かったし脇役の方も渋い感じの方なんで楽しみにしております。AIさんの歌も朝からとてもいい感じでいいです(40代男性)

愛情いっぱいに育てられている主人公・安子の可愛らしさに惹きこまれました。初回からストーリーの基盤となるラジオとの出会いが描かれており、そこから得る新しい情報によって生活に色どりが加わっていく様子が予想できました。幼少期に吸収する様々な刺激が安子にとってどんな影響をもたらしていくのか期待が高まりました。そして何をきっかけに英語に出会い、安子の人生にどう関わりをもたらしていくのかと初回からワクワクした作品でした。(30代女性)

今日からスタートするということでとても楽しみにしていました。明るくてテンポの良い雰囲気が好きになりました。安子に甘いおじいちゃんと、それをよく知っているお兄ちゃんの様子が親しみやすく、おもしろかったです。濱田岳さんの演じるお兄ちゃんは味があり、ひょうきんで優しいお兄ちゃんの雰囲気が良く伝わります。まだ子役の安子が出てきて、上白石萌音さんは登場していないので、これから安子がどのように成長していくのか、放送が楽しみです。(30代女性)

昭和の初めの商店街の雰囲気がとてもよく現れています。家や学校、生活用具から食べ物やラジオまで、感動的です。主人公の安子がみんなの愛されてすくすく成長して、明るく元気で見ているだけで幸せな感じがしました。兄の算太がやる気がなくイタズラ好きなようで、何かを起こしそうです。みんながラジオを欲しがったのに、杵太郎は必要ないと一蹴したので、頑固な家長だと思いました。でも、算太がラジオを荒物屋から持ってきたり、安子が欲しがったりしたので、仕方なく買うことになりました。孫には優しい祖父だなと思いました。(60代女性)

2話ネタバレ

安子はたちばなのお菓子が大好きです。自分もいつか杵太郎などのように和菓子職人になりたいと夢を持ち始めます。一方友人のきぬは豆腐屋の女将になるようだ。婿をもらって家を継ぐという。安子には兄がいるが、そのことを羨ましがるきぬ。好きな人と一緒になれるから羨ましいという。安子は好きの意味がよくわからなかった。兄の算田は跡取りとしてお菓子の修行を始めるも一向に身が入らない。ある日算田おはぎにお箸をさしてあそぶが金太はお菓子で遊ぶなというのだった。そこでいきなり算田はダンサーになると宣言。杵太郎はダンサーは女性の仕事だと説明。しかし兄算田は諦められないのだった。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第1週

まさかのお兄ちゃんが和菓子職人ではなくてダンサーになりたいとは思いもよらず、これまで修業が手につかなかった理由がわかって納得でした。しかし、本当にダンサーとして成功するのかこれからの展開に注目です。さらに安子がいつも美味しそうにおはぎを食べる姿が可愛く、ラストに上白石萌音になった時にはいよいよ本編が始まるのかという感じがしました。そして、最後に前作のヒロインを演じた女優が登場していたのはサプライズでよかったです。(30代男性)

主人公・安子の兄が実家の和菓子屋の後継ぎとして修業をしている中で見に入らない様子が伺えました。ダンサーになりたいという夢があるからであり、反対されることで今後どんな思いで修行を行っていくのかと不安になりました。しかし、安子が言った修行中に楽しそうに作っていないという兄の不安を読み取り、ダンスは楽しかったという安子に嬉しそうにダンスしてみせる兄の姿に安子の存在感の大きさを感じさせました。その一言によって夢を追いかけた兄の姿から安子の存在から今後も救われる人物が現れていくと感じさせた回となりました。(30代女性)

安子の兄・算太は1話から和菓子作りに対して情熱が無さそうでしたが、『チャップリン』の映画を見て和菓子屋を継ぐよりダンサーになりたいと言い始めました。安子におどけて踊る姿を見て父親も算太の気持ちを理解しダンサーになる修行に出したのはあの時代にしては寛大な父親だなと感じました。算太以上に和菓子作りが好きそうな安子ですが、女はお嫁に行くという理由で和菓子作りを眺めている状況。今後安子が女性としてどのような道を歩んでいくのか楽しみです。(40代女性)

ダンサーになる夢を反対される算太。一方で婿をもらって家業を継ぎ、和菓子を作りたい安子。長男が家業を継ぐという昔の日本の習慣が算太と安子を通して描かれていました。
やっぱりみんな楽しくないものはやりたくないですよね。「和菓子を作っている時のお兄ちゃんは楽しそうじゃない」という安子の一言により、中庭で楽しそうに踊る算太くんが印象的でしたが、それをこっそり見ていた杵太郎さんと金太さんの表情にグッときました。(30代女性)

算太がチャップリンの映画を見たことから、ダンサーになりたいと言い出した時は、驚きもしましたが算太らしいと思いました。おはぎに箸をたてて踊らせて見せたり、ステップを踏んでみたりと頭の中はチャップリンで一杯な感じが伝わってきました。和菓子の修行はまったく意欲がなく、上達もしないけど、自分で見つけたことには一生懸命になれるのかなと思いました。金太も算太の性格がわかっていて、一度好きなようにさせてみようと思って許したのかなと思いました。算太の今後が気になりました。(50代女性)

橘家は日本らしさある家業を継ぐのは長男役目となっているものの算太はどう見てもヤル気無しを、素直に生きる幼い安子が美味しくない品物を作っていると言い切った事で新たな道へと進ませるキッカケを作ったのが面白く、古き良き伝統の中にいると偏った考え方が身に付いてしまうのだなと思いました。
和菓子が好きで職人になりたいと話した安子は食いしん坊という部分がありますが、女性が職人になれない風習を疑問視する点においては先見性のある思考を持っている所が素晴らしく、視野の広い安子の成長していく今後が楽しみになりました。(40代男性)

お店と住居が一緒になっていて、家族と職人さんらが集う様子が懐かしく感じられています。安子の元気な笑顔が可愛くて、ついつい見いってしまいます。お店を継ぐのは長男という様子は、継ぎたくない算太とお店が大好きな安子と対照的で、なかなか思うように行かない2人の様子が興味深いです。また、勇からの絡みを安子がシレッとしている所も面白いです。この2人の関係は、この先どう変化していくのか楽しみでもあります。小さな安子を楽しみにしていたのですが、一気に14歳になっちゃって、展開の早さに少しビックリしました。(50代女性)

3話ネタバレ

安子は小学校を無事に卒業し、和菓子屋を手伝います。今日は吉兵衛(堀部圭亮)の店に息子に柏餅を届けに行きます。

息子は全くケチではなく、たくさんの柏餅食べきれないから近所に配りましょうと言います。

その日の夜、家族でみんなでラジオの落語を聞いていました。

そして安子はパーマネントをやりたいと母小しず(西田尚美)に話し、父にも許可を取ってほしいと頼みます。

そんな中ニュースが入ります。満州でモンゴルとの国境線を巡り日本軍とソ連軍が争う、満州事変が起こりました。

その後パーマネントは禁止になってしまいました。

それでもやりたい安子は神社でお願いします。はやくパーマネントできますように。

その帰り道懐かしい人に出会います。勇でした。あんこ!!

彼には夢があり甲子園を目指しています。

ある日、いつものように店番をしてるとある青年がやってきました。

帰省お土産を買いたいということでおススメを聞かれました。

安子は迷わずおはぎを伝え、うちのあんこは絶品です!と伝えます。

安子は自分の名前の意味も伝えます。ニコニコしてくれる青年に安子も顔がにやけてしまいました。

そんな中ラジオでは甲子園が放送され皆熱中。

そして今日は大きな家に配達です。

中から出てきたのはあの好青年!!!

さらに出てきたのは勇。兄ちゃん!

実は勇の兄だったのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第1週

安子の和菓子愛!微笑ましい

大きくなっても安子の和菓子愛がさく裂しているところが微笑ましいです。また相変わらず笑顔が素敵で、朝から元気を貰えています。今回、勇のお兄さんが登場して、その端正なたたずまいと英語もペラペラな事に、いっきにファンになりました。彼が安子にどう影響を与えていくのか、もしかして今後安子の恋の相手となるのか、とても気になっています。もしそうなったら、安子の事が好きな様子だった勇は悲しい気持ちになってしまうのかと、妄想が止まりません。

主人公の安子がラジオ英語講座に出会うきっかけとなった回

主人公の安子がラジオ英語講座に出会うきっかけとなった回だったが、お店のお客として知り合った稔の英語を聞いてから知る流れがとても自然に感じた。さらに、細かく時期の表現がなくても、季節の和菓子と家族の会話で今が何年頃で季節はいつなのかを見ている側がすぐわかるのも表現が上手いと感じた。特に今日はかしわ餅からわらび餅、パーマメント禁止で実感できた。上白石萌音が演じる安子も子役から変化しても違和感はなく、和菓子が大好きで笑顔いっぱいな女の子であることをちゃんと受け継いでいてよかった。

安子の女心パーマネント!戦争の影響で禁止

近所の友達がパーマネントを当てたことで、自分もやりたいと思うところが今も昔も女性がおしゃれになりたいと思う気持ちは変わらないんだなって思いました。でも、戦争の影響でパーマネントが禁止された事に時代を感じました。稔が和菓子屋にやってきた時、安子が賢明に和菓子への思いを話していたけど、餡に自信があるんだなと思いました。おはぎを20個売っていたから、安子には営業力があるのかなと感じました。町内会が整列して、朝のラジオ体操をしている場面が何だか笑えましたが、町内会の団結力が伝わってきました。

上白石萌音さんのおっとりが主人公にピッタリ

主人公は特に夢がある訳でもなく、今の幸せで大好きな生活が続けばいいと思っている普通の女の子、これを演じている上白石萌音さんのおっとり、ふんわりした雰囲気が非常にマッチしていると思った。今回は運命的な出会いを2つ(稔との出会い+英語講座との出会い)することになり、この出会いがどう発展していくのか注目したい。また稔の弟で安子の同級生・勇が2人の間にどう割り込んでくるのかも同様だ。戦争が始まりパーマネントが禁止になると「はよパーマネントがかけられる日が来ますように」と願掛けをする彼女は微笑ましかった。

安子がキュート!

14歳になって子役から上白石萌音さんとなった安子ちゃんが凄くキュートで微笑ましかったです。相も変わらず和菓子を愛しているところや、お店の手伝いを進んでやっている姿は何とも健気であり、感心させられました。そして、初めてラジオで英会話を聴いて、全くもって理解していないにもかかわらず惹かれている表情が印象深かったです。ここからいよいよカムカムの物語が本格的に始まっていくのだと実感が出てくる良いシーンだなと思いました。

14歳になった安子を演じた上白石萌音ちゃん違和感なし!可愛い

14歳になった安子が登場するのですが、上白石萌音ちゃんが全然違和感なくて、とても可愛かった。店番をしているときにお客さんで来た青年(のちに幼馴染のお兄さんとわかる)とのやりとりがほんわかしていて、今後何かあるのではと期待してしまった。あと安子が14歳になってもお兄ちゃんが家にいなかったので、まだ大阪で頑張っているのだと安心したが、お話の中では何も触れていなかったので、こちらも今後期待してしまう。これから戦争に入っていく時代になるので、物語がどのように展開するかとても楽しみだ。

上白石萌音ちゃんがあんこやの娘役にぴったり

上白石萌音ちゃんがあんこやの娘役にぴったりはまっていますね。家族の温かい雰囲気や商店街の活気のある様子がいいですね。商店街で朝、みんなで体操する姿もほのぼのしていてよかったです。まだラジオが出始めの頃のことで、ラジオから流れてくる放送にくぎ付けになっている姿が時代を感じさせます。あのころからラジオ英語講座があったのかと思うと驚きました。私も学生の頃はよく聞いていたのですごく懐かしい気持ちで見ています。安子と英語講座がどのように展開していくのか楽しみです。

おしゃれに目覚めた主人公が愛らしい

数年経ちました。安子は望み通り、和菓子屋の手伝いをしていました。少しおしゃれに目覚めたのが可愛いです。算太の姿が見えなかったのが気になりました。家業を継がずに家を出たのかもしれません。幼馴染の勇は、思った通り野球に夢中で、夢は甲子園だと張り切っています。稔がとても立派になっていました。英会話ができて、物静かで爽やかで、甘いものも好きで、安子と気が合いそうです。ラジオから日中戦争のニュースが流れ、パーマネントも禁止になり、少しずつ戦争が本格化しそうです。みんなの笑顔をずっと見ていたいです。

イケメン登場!実はあの子の兄だった

ようやくイケメンが登場!いつも安子を「あんこあんこ」とからかってた勇のお兄ちゃんの存在を、安子は知らなかったのね。勇も同級生におごっちゃうほど好きだったたちばなのおはぎなのに、家族は初めて食べたとは。まぁ雉真家はめちゃくちゃ大きなお屋敷だもんね。それにしてもみんなラジオが大好きだよね、聞くだけなのにラジオを見つめてる。でもパーマネントは禁止になるのに、ラジオ英語講座は放送されてるのか。この頃のパーマネントは怖くてあてたくないけどね!

美味しそうで和菓子を食べたくなった

今回もわらび餅や最中などのお菓子が美味しそうで食べたくなりました。安子はおはぎをすごく勧めていたので、どのくらい美味しいのか食べてみたくなりました。今でいう甲子園、実況中はその場から離れたくないのはわかります。そんな時安子は、家の手伝いで配達もやっていたので偉いと思いました。稔が勇の兄だったことがわかり、運命を感じてしまいました。これから先2人の間に何かないのかなと思いました。ラジオで英語の勉強難しそうだと思いました。

4話ネタバレ

雉真稔(松村北斗)から教えてもらったラジオ英語講座を安子は毎日聴くようになります。聞いたこともない言語で安子は聞き取ることができません。

そんな中、雉真家から和菓子の注文を受けます。安子は早速雉真家に和菓子を届けに行きます。

その日、玄関前に出てきたのは稔ではなく女中でした。稔を期待していた安子は落ち込み、その帰り本屋に行くとそこに稔がいました。

その後安子は稔に自転車の乗り方を教えてくれました。そして自転車の練習をした2人はそのまま喫茶店に行きました。

その喫茶店で稔は自分の夢を語りました。その夢は雉真繊維を拡大すること。

安子も夢を聞かれ、安子は自転車に乗れるようになることだと伝えました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第1週

安子がさっぱり分からない英語とふれあいながらも、今までとは違う新しい世界に対してきらきら楽しそうに表情を輝かせてかわいかったです。そしてそんな安子と偶然出会った稔が、英語を教えてくれたり自転車の乗り方を教えてくれたり、知的な面もあるんだけど気さくで爽やかで明るい一面もあるところにときめきっぱなしでした。稔、かっこよすぎます。そしてふたりで過ごしてるうちに安子が稔に惹かれていて、恋ってこんなふうに始まるんだな、眩しいなとみていてなんだか照れるような恥ずかしい気持ちになりました。(20代女性)

上白石萌音ちゃんの安子がレトロな雰囲気に合っていて自然な感じでいいです。稔に抱く淡い恋心がそこかしこに垣間見えて、見ている側も安子の恋を応援したくなります。稔の家に配達に行ったときに、また稔が出てきてくれるのではと緊張しながら待っていたものの、違う人が出てきて会えずじまいだったときの残念な様子が伝わってきました。でも、その後、まさかの本屋での出会いに運命を感じますね。英語を聞き始めたのも稔がきっかけになったような気がします。(40代女性)

安子の幸せそうな雰囲気が朝から気分良くさせてくれる。商品の配達先が雉真家だと言われるとコロッと態度を変えて率先して行く安子、喫茶店で稔に「君の夢は何か」と訊かれ「今は自転車に乗れるようになることです」と答える少々ズレた回答などはクスッと笑いが漏れた。雉真家に配達に行くと今回は女中さんが出て来たので残念そうだったが、その後に書店で偶然にも稔に会える安子にはほんのりと幸せを感じた。また自転車が乗れない安子が稔の手ほどきを受ける名目で彼と2人で会えることになると嬉しさのあまり微笑む彼女も好印象だった。(50代男性)

みのるさんへの安子の恋心が芽生え始めた初々しい様子がたくさん描かれていました。英語を話せて、初めての喫茶店にも連れて行ってくれる、そんな大人の魅力たっぷりなみのるさんと、まだまだあどけなさいっぱいの安子とのやりとりが、とても微笑ましく、朝からほっこりした気持ちになりました。今までの朝ドラと違い、ちょこちょこと英語が耳に入ってきて、新しさを感じます。みのるさんとの交流を通して、これから成長していくであろう、安子の姿が楽しみです。(40代女性)

稔から教えてもらったラジオを聞いて、益々、稔と英語に興味が湧いている様子が凄く伝わってきました。稔の家への配達を進んで引き受ける安子が一目会いたいのかなって感じで可愛いなと思いました。でも、いつも配達で使っている自転車に実は乗れなかったというのが驚きでしたが、稔が乗り方を教えてくれるといったときは、乗れなくてラッキーだったなって思いました。安子にとって稔の存在は自分が知らないことを教えてくれる大人な男性で、とても魅力があるんだろうなと思いました。(50代女性)

稔ささんの一挙手一投足にドキドキしまくりの15分でした。特に本屋さんで安子と稔さんが軍全出会うシーンは、とてもロマンチックでした。
自転車を教えてあげる稔さんのやさしさにまた心が温かくなりました。そして喫茶店での二人の初デートは、もう二人の表情が恋しているという感じで、終始恋心爆発でした。とにかく稔さんの声と横顔がとても印象的です。マスターが流してくれた曲がまたとても雰囲気があって良いです。明日は二人の仲が更に近づきそうで楽しみです。(40代女性)

最初のシーンで、ヒロイン安子(上白石萌音)が、朝を早く起きて、リビングにあるラジオをつけて、英会話を必死に聞いている所が真面目に見えました。
安子が稔(松村北斗)に和菓子の配達に行く時、安子が慌てて、立とうした時、布と安子のワンピースを一緒に縫った所が、可愛かったです。安子が稔の家に和菓子を届けに行った時、現れたのが、女中だった時、安子のリアクションが、残念そうでした。稔と出会った時、安子は、稔と一緒に自転車の乗る練習をする所が立派でした(20代女性)

5話ネタバレ

安子(上白石萌音)は朝のラジオで英語講座を聴くのがすっかり日課になっていました。

午後には稔と自転車の練習をし充実した毎日を過ごしていました。

そしてそんな2人を勇は見つけました。

安子は稔にほのかな恋心を抱いていました。

そんな中毎年きぬと一緒に行っていた夏祭りにきぬが行けなくなってしまいます。

すると稔が一緒に行こうか?と声をかけてくれ、驚く安子。

まもなく夏も終わりに近づき・・・・

安子は覚えた自転車を一生懸命乗りながら稔のことを思い出しました。

そんな中稔を見つけた安子は叫び、その拍子で転びそうになってしまいました。

稔はすぐに抱き留め、安子は英語で手紙をあなたに書いてもいい?と伝えます。

すると稔は僕も返事を書きますと英語で伝えるのでした。

安子は14歳、甘い恋の始まりでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第1週

自転車シーンが胸キュン

自転車を通して距離が縮まる安子と稔、若い日のあーゆー時間って幸せだなぁと胸キュンしました。しかし、複雑な顔で見つめていた弟・勇、やってくれましたね〜。ずっと安子のことが好きだった勇としては、突然現れた兄に安子のことを持っていかれたのが納得できないのでしょうね。しかし、後日、ちゃんと安子に謝り、稔が帰ってしまうことを伝えるあたりが、やっぱり勇も良い奴なんだなと思いました。ラストシーン、一生懸命自転車に乗り、一生懸命英語を話す安子がとってもキュートでした!

松村北斗さんが爽やかで朝から癒された

松村北斗さんが爽やかで朝から癒されます。安子と稔の距離が縮まって、夏祭りで楽しく過ごしていたのに、勇にきつい言葉をかけられてそのまま走って帰ってしまったところはとても切なかったです。稔は安子のことをどう思っているのかはまだわかりませんが、安子が稔に会うために乗れないはずの自転車を一生懸命こいで行く姿から安子の稔への想いが伝わってきました。夏休みが終わり、離ればなれになってしまう二人がこの先どのような関係に発展していくのか楽しみです。

2人の恋!当時は大丈夫だったの?

稔が安子に自転車の乗り方を教えていたり二人で夜にお祭りに出かけたりと、ドラマの時代設定の時代にそんなことをして周りにとがめられないのかと不思議に思いました。現代でさえ、中学生や高校生の男女が空き地にいたり夜祭に外出していたらうるさく注意する大人がいそうですから。勇に「兄とお前は釣り合わない」と注意され安子が稔に会うのをやめてしまい、「お前の気持ちはそんな程度か」とちょっと安子に怒りを感じていたら、文通をすることになりましたね。安子に男性から手紙が来たことに、家族がどう反応するのか気になります。

5話の見どころはラスト!稔への気持ちが爆発

5話の中で一番気持ちが沸き立ったシーンは、なんと言ってもラストの安子がまだ不慣れな自転車に乗って、転びそうになりながらも一生懸命こいで、稔が旅立つ駅に必死に向かうシーンだと思います。抑えようとしていた自分の気持ちが、抑えきれずに爆発したシーンで、見ていて応援したくなりました。ヤキモチを焼いた勇の意地悪な言動と、それを後日「言いすぎた」と詫びて、お兄さんの旅立つタイミングを教えてあげるシーンも切なくてジーンとしました。

6話ネタバレ

夏休みが終わり、稔は大学のある大阪に帰りました。そしてここから安子と稔の文通が始まります。日に日に2人の距離は近くなっていきました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第2週

安子と稔の文通が素敵!この恋を実らせてほしい

安子と稔のお互いの想いが文通を通して溢れていました。手紙が届いたときのウキウキした嬉しい気持ちも伝わってきました。お母さんも安子の想いに何となく気づいているのではないかと思いました。見守っていて欲しいです。お正月に稔が帰ってきて映画を観に行くことを楽しみにしていたのに、帰ってこれなくなってしまって残念だったと思います。会いたかっただろうなと思いました。遠距離恋愛、応援したくなりました。この恋を絶対に実らせて欲しいです。

手紙のみで紡がれていく愛の尊さに感動

手紙のみで紡がれていく愛の尊さに感動しました。しかしながら、時代であったり家柄的な面で抗えないものがあり、もどかしく思う気持ちでいっぱいです。また、日本がドイツ加盟国とあって英語に規制がかかっているのが、如何にも生きづらさを表しているように思えて苦しくなりました。幸い、基礎英語講座は放送終了せずにいたから良かったなとほっとしました。そして、喫茶店で聴いたルイ・アームストロングの歌詞が英文で記載されているのが何とも洒落ていて素晴らしかったです。

手紙が届くのを心待ちにしてる様子が初々しい

手紙を書く約束をして、大阪に戻った稔と安子は文通を始めていてお互いに手紙が届くのを楽しみにしている様子がとても初々しく見ていて穏やかな気持ちになりました。稔からの手紙にヨーロッパで戦争がおきたと言う内容があり、ほのぼのとした今までの安子の毎日に戦争が近づいているのかなぁと思いました。稔の弟の勇は、安子の事が気になるのかいつもちょっかいをかけたり、何かと話かけて来て安子の事が気になるのかなぁと思いました。野球で甲子園を目指していましたが、準優勝になり悔しがってる姿が印象的でした。

これまでの朝ドラにはなかったスピード感

1週目から随分早い展開の朝ドラだというイメージはあったのですが、6話では僅かこの15分の間に1年ほど進んでしまい、これまでの朝ドラにはなかったスピード感にはとても驚いています。この時代の遠く離れて住んでいる者同士の遠距離のやり取りと言えば手紙ですが昭和後半生まれの私でも若い頃はそうでしたので親近感が湧いたりその頃の事を思い出し懐かしさがこみ上げてきました。2人のお互いを思う気持ちや手紙のやり取りのシーンが大変美しく僅か15分というのにまるで本格的な映画を見ているかのような気持ちにもなりました。

安子と稔、季節が変わっても文通!ゆっくりはぐくむ恋

稔が岡山を離れたことで文通が始まった安子と稔ですが、季節が変わっても変わらずに文通が続いている様子にゆっくりと育んでいる恋心を感じました。しかし、戦争という時代が近づいてきたことが分かる展開に不安が募りました。戦争によって時代がどう変化し、また二人の関係やこれまでの生活がどう変化してしまうのか目が離せないと感じます。また、敵国の言葉ということでラジオの英語放送がなくなってましましたが、英語の勉強を重ねていた安子にとってそのことが英語への意欲にどう影響を及ぼしていくのかも目が離せません。

安子と稔が文通を始めたとても初々しい回

主人公の安子と稔が文通を始めたとても初々しい回でした。2人ともお互いのことを想い、それを手紙にする。現代と違って、メールや電話でない少し時間差があるやりとりが、羨ましくも感じました。ただ、少しずつ戦争に近づいている雰囲気も描写されていて、その時代を生きたわけじゃないけど、こんな風に世の中が変わっていったのかと、怖くなりました。あと、甲子園はこの時代からすでに野球をしている人にとっての憧れだったんだと歴史の深さを感じました。

安子と稔が文通を始め何通もの手紙!長い間温めている気持ちにほんわか

安子と稔が文通を始め何通もの手紙の内容が語られると季節の移り変わりが分かり、2人が長い間に渡りお互いの気持ちを育てているように思えて心がほんわりとするようだった。一方、勇の方は安子に対して密かに想いを寄せているようだが、なかなか自分の想いを伝えられずにいるのでもどかしさを感じた。父の会社のあいさつ回りで約束していた正月に稔が帰郷できないと分かると寂しそうな顔をする安子を演じる上白石萌音さんの演技は上手いと思った。戦争が始まり世の中が変わってしまったと感じる安子だが、英語だけは止めない姿は健気だ。

7話ネタバレ

ある日ダンサーになるために修行に行った算太が突然帰ってきました。

どうやら今まで働いてたダンスホールが閉鎖となり仕方なく実家に戻ってきたのです。

算太が帰り、家族もにぎやかになりました。安子も笑みがこぼれます。しかし菓子職人になるわけでもなく算太はダラダラと過ごしてしまいます。

そんな中橘家に事件が勃発します。なんと借金取りがやってきたのです。目的は算太でした。

そしてそのことで算太が多額の借金を抱えていたことがみんなにバレてしまいました。

そして算太はその日以降、再び姿を消してしまいました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第2週

家族団らんは良いこと!でも兄が借金?!

お兄さんが帰ってきて、一家団らんの食卓は楽しそうでいいものだと思いました。でも、まさかお兄さんが人に迷惑をかけていたなんて、親の気持ちを考えると残念です。何かの間違いだといいなと思いました。時代の流れで今まで作っていた最中も作ることができなくなってしまって大変だと思いました。安子と稔はまだ会えていないので、会えるといいなと思います。次のお正月は帰ってくるといいなと思います。引き続き2人の恋を応援したいと思います。

久しぶりの算太の登場だったけど訳あり

久しぶりの算太の登場でしたが、訳ありでしたね。家でも仕事に身を入れずに働いていた様子を見るとやはり外へ出てもだらしなく過ごしていたようです。長男でありながら家業を継がずに気ままに暮らす兄を安子はどう見ているのでしょうか。以前は自分が婿を取ると言っていましたが、稔という存在が現れて気持ちに変化がないはずはありません。自分が継がなければ家が途絶えてしまうかもしれない重責と恋との間で悩む安子の姿が目に浮かびます。稔との恋が一筋縄ではいかなそうな展開です。

怪しい予感が的中!

安子が実さんと、順調に文通でやりとりをしている中、ダンスの修行をするために、家を出ていた三太が突然たちばなに戻ってきて、なんだか見ていて怪しい予感がしました。
その嫌な予感は的中して、見知らぬ男がたちばなにやってきて、三太のこれまでの悪行を、三太の父と母にすべて話します。三太のことを、やはり大事な跡取り息子だと考えていた父にとっては、大きな裏切りで、ひどくショックを受けただろうな、と思いました。放浪三太は、一体どうなるのでしょう。

やっぱりトラブルだった!また姿消す!どうなる?

濱田岳演じるお兄ちゃんが突然戻ってきた理由には必ず何かあると思っていましたが、やっぱりトラブルを起こしていたのが面白かったです。しかも再び姿を消しており、みんなが探す中お兄ちゃんが次回には見つかるのか注目しています。そして、自転車が乗れなかった安子がすっかり自転車を乗りこなしている姿を見てホッコリしました。先週では乗れずに何度も転んでいたりと大変だったので、成長を見守っている感があってよかったです。

ダンスホール閉鎖の理由は表向き!本当は借金から逃げてきた

算太が久々に実家に帰る。帰ってきた理由がダンスホール閉鎖のため一時帰宅とのことでしたが、実は借金をして首が回らなくなり逃げて帰ってきたことが判明。この話はよくある話で、自分としてはやっぱり実家に迷惑をかけたなと言う気持ちでした(長男として何不自由なく育てられ、苦労を知らない長男坊にありがちな話)。算太は親父が勘当と言っていますが?この後の、安子の動向と算太の立ち直るまでの物語になるのが楽しみになってきました。

8話ネタバレ

戦争が激しくなり、生活にも変化が起こります。砂糖が配給制になり菓子「たちばな」は菓子作りが思うようにいかなくなってきました。

そんな中安子にお見合いの話が持ち上がります。相手は砂糖を製造する会社の息子です。

金田は安子をその嫁にし、砂糖を安定的に手に入れようと考えたのです。しかし安子はいまいち気持ちが乗りません。

お見合いの話をされた安子はそのまま電車に乗って稔のいる大阪に行きました。稔は温かく迎えてくれ一緒に映画など見に行きます。

日が暮れ、稔は安子を駅まで送ります。安子は帰りの電車に乗ったとたん、涙が溢れてしまいました。

汽車は岡山駅に到着します。なかなか立ち上がれない安子の前にある人物が現れました。それは稔でした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第2週

9話ネタバレ

金太と小しずが心配する中、安子がやっと家に帰ってきました。

帰宅した安子は稔と一緒でした。

稔は安子の気持ちがわかり、安子との交際をしたいと橘家にやってきます。

稔は金太に砂糖製造会社と取引ができても和菓子屋の経営がうまくいくかわからないと。

しかし金太と小しずはなかなか稔のお願いを受け入れようとはしません。

稔の方も簡単には折れませんでした。

稔は真剣な想いを伝えますが金太は受け入れませんでした。

一方稔の突然の帰省を家族は喜んでいました。

稔と勇が兄弟でキャッチボールをしてると、そこで勇は稔に安子のことが好きなんだと告白しました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第2週

10話ネタバレ

岡山に帰った稔に対し、勇は安子が好きだと伝えます。

稔が安子と関係を続けてもいつしか安子を苦しませるのではないかと言います。

稔も勇に伝えました。昨晩安子の家に訪れ交際したいと伝えたが受け入れてもらえなかった。

美都里も許してくれないだろうから説得しようと思うと。

しかしそれに対し勇は「甲子園も安子も諦めない」そう言うのでした。

そんな中ソ連とドイツの戦争が始まったというニュースが流れます。

その数日後、勇の野球部員たちにあることが報告されました。

甲子園は中止になってしまいました。

甲子園が中止になり落ち込む勇はたまたま安子に遭遇。

思わず勇は安子を抱きしめました。

その後日本とアメリカ、イギリスの戦争も始まり、ラジオ英語講座も中止になってしまいました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第2週

11話ネタバレ

アメリカとの戦争が始まりまり、その結果ラジオの英語講座は放送されなくなってしましました。

その代わり日本軍の戦争の歌が放送されるようになりました。

一方衣料品などの流通は制限される中、軍服、国民服などは需要が拡大しました。

軍との取引があった雉真繊維は軍服、国民服を増やすため、工場を拡大します。

そんな中春休みを利用して稔が帰省しました。

安子は岡山で稔と会えることを楽しみにしていました。

しかしそんな稔に縁談の話が持ち上がります・・・・

千吉は銀行の頭取の令嬢と稔の縁談を進めていたのです。

稔は安子となりたいという願いを伝えますが千吉などは一切聞き入れてくれませんでした。

その頃稔からの連絡が途絶え落ち込む安子でしたが雉真家から和菓子の注文を受け喜んで準備、そして稔と会えると期待して訪問します。

しかしそこで待っていたのは稔ではなく美都里でした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第3週

12話ネタバレ

和菓子を届けに雉真家に行った安子。しかし出迎えてくれたのは稔ではなく美都里でした。

美都里は安子に対し、二度と稔に近づかないようにと注意します。

その後美都里は代金だけ渡して、品物は受け取らず家の中に入っていってしまいました。

そんなある日、安子が美都里から受けた仕打ちを稔は知り、美都里へ怒りを爆発させました。

そして稔はしっかりと自分の本当の気持ちを両親に伝えます。縁談に乗るつもりはないこと。安子と一緒になるということ。

千吉はそんな稔に言います。「勝手にしろ」。しかしそうなら雉真家の名を捨てろというの条件でした。

さらに千吉は稔に対し安子を養っていけるのか?問いただします。

ある日稔は安子に会いに行きます。戦争が終わり、大学を卒業したら一緒になりたいと伝えます。

しかし安子は稔から身を引こうと思っていたのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第3週

13話ネタバレ

安子の兄や算太に召集令状が届きます。

そして算太は出征しました。

安子の家の菓子職人も召集され、和菓子の材料の入手も難しくなりました。

それに伴い橘家も少しずつ商売の規模を小さくしました。

一方稔の実家の雉真家は軍からの需要があり、工場を拡大しました。

そんな中、工場の拡大資金を得るため、稔と銀行頭取の娘の縁談も進んでいきました。

稔の縁談の目的を知った勇は激怒し、安子を傷つけたとして稔を殴りました。

その後戦争は悪化しました。金属を調達するため、甲子園球場は解体しました。

そんな中兵士が不足し、学生も徴収されることになりました。

それは稔も徴収されることを意味していたのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第3週

14話ネタバレ

昭和18年9月、戦争は悪化し、20歳以上の徴兵猶予がなくなりました。

稔も戦地に行かなくてはならなくなりました。

稔の出征が決まり安子は毎日神社に無事を祈ります。

その頃、杵太郎は肺の病気になり寝込んでいました。そしてその後息を引き取りました。

一方、千吉は稔の出征までになんとか縁談をまとめようと奔走。そこに勇がそれを阻止しようと必死に説得します。

銀行の頭取の娘とは自分が結婚するから兄と安子の結婚を認めてあげてほしいと。

千吉は勇の気持ちは受け入れないものの、稔が戦地に行くことに対し複雑な思いがありました。

そんな中千吉はたちばなを訪問、安子は心を込めて汁粉でもてなします。

一方金太は千吉に伝えました。自分は息子を送り出してあげられなかった。だから後悔がないようにしてほしいと。

その頃、稔は祝言をあげるため岡山に向かっていました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第3週

15話ネタバレ

千吉は岡山まで稔を迎えに行くとその足で稔を神社に連れていきます。

神社に行くとそこには安子の姿がありました。安子は毎日稔の為に出征の無事を祈っていたのです。

千吉は稔に祝言の相手は安子さんだと・・・

さらに千吉は銀行頭取の娘の縁談は断ったと伝えます。

千吉は堅実な商売をしてきたたちばなの家で育った安子こそ稔の相手にふさわしいと気づいたのです。

千吉は稔を安子と結婚させるために稔を神社に連れてきたのでした。

稔は安子にプロポーズ、安子は雉真家に挨拶をしにいくことになりました。

美都里は安子に背を向け安子を受け入れようとはしませんでした。

しかし稔が心残りのまま戦地に行くのは嫌だと思い、結局2人の結婚を受け入れます。

その後稔は橘家を訪問し結婚の許しを請います。

そして安子と稔は、稔が出征するまでの1か月幸せな時間を過ごすのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第3週

16話ネタバレ

稔が出征する前の前夜、安子に自分が使った英和辞典を渡しました。

そして出征の日。稔は安子に見送られ戦地に行きます。

その後安子には稔の子をお腹に宿していました。2か月でした。

一方その後ラジオ放送からは戦争が本格的に始まったことが放送され、稔に続いて勇も徴収されることになりました。

安子や安子の周囲の人々の生活が苦しくなる中、安子は稔の子を出産します。

安子はその後、稔の子供を出産、名前をるいにしました。るいという名前の由来は何なのか?誰も知りませんでした。

しかし安子だけはその名前の意味をわかっていました。そして安子はルイ・アームストロングの子守唄を聞かせるのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第4週

17話ネタバレ

昭和20年。安子はるいが生まれて間もなく、久しぶりに橘家に帰りました。

ひさと小しずはるいにお汁粉を食べさせました。

そして小しずは安子が生まれた日のことを安子に話しました。

金太も工場の休み時間に駈けつけました。その後、安子はみんなに見送られ自宅に帰ります。

一方戦争は次第に激しくなっていきました。東京や大阪は空襲に見舞われ、ついに岡山も空襲に。

安子はるいを抱き抱え、必死に戦火の中逃げました。

翌朝、安子は美都里にるいを預け、岡山の商店街に行きます。そこには金太が呆然と座り込んでいました。

そしてひさと小しずは逃げ込んだ防空壕で亡くなったのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第4週

18話ネタバレ

岡山市内の商店街は米軍の攻撃で焼かれてしまい、ひさと小しずは命を落としました。

ひさと小しずがなくなってから、金太は何もやる気が起きず床に伏せがちな毎日を送るようになりました。

そして終戦。昭和20年、8月15日。やっと戦争が終わりました。しかし金太も安子も現実を受け入れられずにいました。

そんなある日、焼け跡でできた市で安子は小豆を手に入れます。その小豆を使っておはぎを作り小しずなどにお供えしようと考えました。

そして金太にあんこの作り方を教えてほしいと伝えます。

しかし金太は動いてはくれません。安子はどうしても作りたく、一人で試行錯誤しながらおはぎを作ります。しかしその中身は砂糖が入っていません。

その様子を見てか、金太はたちばなの焼け跡から砂糖を探し出すのでした。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第4週

19話ネタバレ

岡山市内が焦土と化す中ひさと小しずに供えるため安子はおはぎを作り始めました。

金太におはぎの作り方を懇願。

安子に頼まれておはぎを作る金太。少しずつ菓子作りの情熱を取り戻し始めました。

10月、岡山市内の百貨店が営業を再開し、岡山で暮らす人々も復興に向けて動き出し始めました。

そんな中金太は安子にこう伝えました。たちばなを立て直すぞと。安子は菓子材料を手に入れようと走ります。

金太と安子は焼け跡の中で商売を始めました。そして飛ぶようにお菓子は売れ始めました。

そしてそれまで雉真家で寝泊まりしていた金太は掘っ立て小屋で寝ることになりました。

その夜金太はある夢を見ました、算太が帰ってくる夢でした。

そしてその後金太は家族に囲まれる夢を見ながら息を引き取りました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第4週

20話ネタバレ

焼け跡の中で「たちばな」を甦らそうとしていた矢先に金太が亡くなりました。

金太をみとったのはおはぎを盗み取ろうとした少年でした。

その少年は売上金を持って金太のところに戻ってきました。

その少年は金太の最期を安子に話しました。少年が金太のもとに訪れた時、金太がその少年を「算太」と呼び、その場で倒れました。

その後月日は流れ、終戦から3か月半経過し、ラジオの基礎英語講座が復活しました。4年ぶりの復活でした。

安子はその復活をきっかけにまた英語を学び始めました。

ラジオの前で目を輝かせた安子は夫稔が帰ってくることを楽しみに勉強しました。

そんなある日復員兵が安子を訪ねてきました。

「ごめんください安子さんはいますか?」復員兵は稔の訃報を告げるのでした。

夫の訃報を聞き、安子はその場に崩れ落ちてしまいました。

公式サイト:カムカムエヴリバディ第4週

21話ネタバレ

稔の死から半年が経ちましたが、安子は稔への思いが消えず泣き続けていました。

それは美都里も同じでした。

朝ごはんのとき美都里は安子に対して「稔が死んだのは安子のせいだ、家から出ていけ」と言います。

しかし安子は「自分は稔の妻だ、出ていかない」と答えます。

そんな安子の心の支えはるいでした。その様子をみて勇も安子のことを心配していました。

千吉は安子に落ち着いたら再婚するように勧めます。そしてるいは雉真の子だからは再婚には邪魔になると伝えます。

その様子をみていた勇は安子にお金を差し出し、るいと2人で家を出るように言いました。

22話ネタバレ

勇はお金を渡した後、るいと家を出るように勧めます。

「この家に居ても幸せになれない、るいと幸せになるには家を出るしかない」と勇は言うのです。

ためらう安子でしたが、家のことはどうにかすると勇が言います。

そうして安子は次の日の朝るいと2人で雉真家を出るのでした。

そのとき勇は「何かあったら戻ってくればいい、そのときはわしがもらってやる」と明るく伝えました。

雉真家では勇が両親に事情を説明しました。もう探さないでやってくれと頼みます。

美都里は「孫がさらわれたとして警察に届ける」と言い出しますが、勇は「もうやめてくれ」と止めます。

安子は大阪でるいと2人で暮らすことになりました。お菓子をつくって生計を立てることにしたのです。

「いもあめ」を作って町で売りますが、思うように売れませんでした。それでも夜なべして作るしかなく、不安ばかりが募っていきました。

そしてるいに強く当たってしまうこともありました。

そんな中近所の家から聞きなれた音楽が流れてきました。それが「カムカム英語」との出会いでした。

23話ネタバレ

ある日、安子の耳に『証城寺の狸囃子』が聞こえてきました。しかも英語で歌われているものでした。

ラジオから聞こえてきたその歌は、「英語会話」、通称「カムカム英語」という番組の主題歌でした。

疲れきっていた安子は、講師の平川唯一の優しい声に引き込まれました。

その日から、安子はラジオが聞こえる民家の前にやってきて、「カムカム英語」を聞くことを繰り返すようになりました。

そんなある日、主婦が安子の芋飴を買い求めました。その時、食べ物もあまり食べずに働いていた安子はその場で倒れてしまいました。

その主婦は、安子を自宅で休ませてくれました。そして、安子を心配したその主婦は繕い物の仕事を紹介してくれました。

安子は、芋飴をもっと美味しくしようと工夫をしました。そのため、芋飴は少しづつ売れるようになりました。

そしてついに、いもあめの注文だけで生計を立てられるようになるのでした。

24話ネタバレ

終戦から3年が経過しました。るいは3歳になりました。

砂糖や小豆、お米などが手に入るようになり、和菓子の材料にすることができました。それを使っておはぎやまんじゅうなども作るようになりました。

安子は倹約しラジオを購入しました。そしてそのラジオで「カムカム英語」を聞くことが毎日の日課になりました。

安子はようやく大口の注文を受けることができました。安子にとって初の大きな仕事になりました。それは200個のおはぎを毎朝届けることでした。

安子は自転車とリアカーを購入し、その注文を届けることにしました。

るいとの二人暮らしでは稔のことばかりを思い出します。そして安子はるいに稔がるいという名前をつけたこと、その思いをるいに伝えました。

そんなある日、千吉が2人の前に姿を現しました。あまりに突然の出来事に安子は言葉を失ってしまいました。

25話ネタバレ

ある日突然千吉が安子とるいのもとを訪ねてきました。

るいは千吉のことを覚えておらず、きょとんとしています。そんなるいに千吉は「るいのおじいちゃんだよ」と話します。

るいは千吉におはぎを差し出しました。千吉は美味しいと言って食べています。

安子はるいに外で遊んでくるように言い、千吉と2人で話すことにします。千吉は2人で帰ってくるように話します。しかし安子は断ります。

すると千吉は声を荒げ「何をむきになっているのか」と言います。るいは安子の子だが同時に雉真家の子供でもある、そしてるいにそれに見合った教育を受けさせたいと話します。たしかに今の暮らしではるいに十分な教育をする余裕はありませんでした。

そこで言い合いになっているとるいが外から戻ってきて、お母さんをいじめないでと止めます。すると千吉はまた来るといって帰っていきました。

安子は大口の注文を増やすため自転車での営業を増やしました。

そんなある日、自動車とぶつかりそうになってしまい、転倒してしまいます。るいを病院に連れて行こうとして気を失ってしまいました。

目を覚ますと勇がいました。千吉が2人が倒れているところを目撃し助けてくれたようです。勇も岡山に戻ってくるように話します。

安子はこれまで頑張ってきた、甘えるわけにはいかないと言います。

するとるいが帰ってきました。頭に傷を負ってしまい一生跡が残ってしまうとのことでした。それをみて安子はごめんなさいと涙を流しました。そして岡山に戻ることにしました。

雉真家にもどると美都里がいました。

26話12月6日ネタバレ

安子とるいは雉真家に戻ってきました。美都里は玄関に正座して待っていました。美都里はるいと再び会えたことに心から喜んでいます。そして安子とるいを笑顔で受け入れてくれました。

雉真家では千吉、美都里、勇と女中の雪衣との生活でした。大阪での苦しい生活とは一変し、不自由のない暮らしが始まりました。

しかしるいは不安を感じているようです。安子はるいをしっかりと抱きしめ安心させるようにしました。

安子は生まれ育った商店街に足を運びました。そこできぬときぬの両親と再会します。きぬ疎開先の農家の三男と結婚していました。

そこで安子はきぬに今の暮らしについて相談しました。今の雉真家での暮らしは不自由のない暮らしでしたが、大阪での暮らしが恋しいのです。きぬは岡山でもるいと一緒におはぎを作って暮らすことができると答えました。しかし、安子はるいといつまでも一緒にいれるのか不安になっていました。

そのころるいは勇とボール遊びをして楽しんでいました。

27話12月7日ネタバレ

車との衝突事故から3か月が経ちました。安子の腕は完治し自由に動かせるようになりましたが、るいの額の傷は残ったままです。

るいの治療費を稼ぐためにも安子はもう一度おはぎを売ることを決意します。そこできぬの豆腐屋のスペースを借りることになりました。

安子は水田屋とうふに毎日のように通うようになり、るいも一緒についてきました。

そのころ勇と千吉は話していました。千吉は勇に「雉真家を戦前のように戻すにはどうしたらいいと思うか」と尋ねます。しかし勇は野球の話ばかりをして話をそらしています。

ある朝安子がいつもにように小豆をたいていると勇が話しかけてきました。そこで安子はきぬのところでおはぎを売っていることを話しました。勇は「止めても続けるんだろう」と納得してくれた様子でした。そして勇はあんこをつまみ食いしようとしますが、安子はそれを止めます。2人はとても仲睦まじい様子です。

しかし、そこに千吉がやってきておはぎを売っていることを注意されてしまいました。千吉が、おはぎを売ることはいいが、るいを一緒に連れていくことは雉真家のメンツにかかわると言います。

安子は仕方なくるいを雪衣に預けて1人でおはぎを売ることになりました。安子は1人リアカーで「たちばなのおはぎです」と売り歩きました。

たちばなのことを覚えてくれえている人もたくさんいて、おはぎはたくさん売れました。

そんななか安子は街中で英語が通じず困っている人を目にしました。安子は思わず「May I help you?」と声を掛けました。

28話12月8日ネタバレ

安子が商店街にいるとき英語が通じず困っているアメリカ人を見つけました。安子は思い切って話しかけてみました。

アメリカ人はお花を買いたかっただけのようです。安子はお花屋のおばあちゃんとアメリカ人の通訳をしました。アメリカ人は無事お花を買うことができ、お礼を言って去っていきました。

そのころるいは家で一人寂しそうにしていました。どうして安子とおはぎを売りに行ってはいけないのか悩んでいるようでした。そこに雪衣が来て話しかけます。雪衣は私もわからないけど、安子は雉真家に帰すことを決めたんだと思うと話しました。

そこに安子が帰ってきました。一緒にカムカム英語を聞きに行こうとるいを連れていきます。

るいが寝たあと安子は稔に話しかけるように今日あったことの報告をしました。

安子はある日商店街でおはぎを売っていると定一と再会しました。定一は進駐軍のクラブに楽器の演奏者をあっせんする仕事をしているようです。

安子は定一のバーに行きました。そこで初めてコーラを飲みます。定一にはおはぎをおすそわけしました。そこで定一はアメリカと日本の差について嘆いていました。

そこで安子はるいの話をしました。るいについて稔はどの国でも自由に行き来できる、日向の道を歩いてほしいと話していたと定一に伝えると、定一は稔が考えそうだと答えました。

雉真家では美都里がるいとあやとりをしていました。るいはカムカム英語をかけると美都里は稔を殺した国の歌は聞きたくないとラジオを切ってしまいました。

29話12月9日ネタバレ

12月24日になり街もクリスマス一色となりました。安子とるいはラジオを聞いています。るいは安子になぜ「カムカム英語」を聞くのかと尋ねました。るいは美都里がラジオを聞くのを嫌がったことが心に残っているようです。安子はるいの質問に答えることができませんでした。

街では進駐軍がお菓子を配っており、それを受け取った親子はとても喜んでいます。安子はこの日もおはぎを売っていましたが当然売れません。落ち込んでいると先日のアメリカ人と再会します。

そのアメリカ人はロバートというようです。ロバートは日本語で話し始め、安子は驚きます。ロバートはおはぎが売れないことを聞くと「いい解決策があります」と言って、おはぎをすべて購入しました。

そしてロバートは安子を連れてオフィスに向かいました。そこでロバートは安子のおはぎを食べます。とても美味しいようでした。

ロバートはこの前安子が英語を話せたことを不思議に思い尋ねてきました。ロバートはカレッジに通って日本語を勉強していたようですが、慌てるとうまく話せないようです。それに対して、安子が英語をすらすら話すので不思議だったようです。

安子はラジオで「カムカム英語」を聞いていることを話しました。ロバートも「カムカム英語」のことを知っていました。しかしロバートはそれだけではあんなに上達しないといいます。それに対して安子は稔だと答えます。安子が英語を勉強することは稔のことを想うことなのです。そして戦中のつらいできごと、るいを1人で育てたことを話します。

ロバートは「On the sunny side of the street?」と聞くと安子はうなずきます。そして稔が帰ってこないのにどうして自分は英語を勉強しつづけるのか安子自身もわかっていないようでした。

そこでロバート安子を連れていきたいところがあるとアメリカのクラブに連れていきました。

30話12月10日ネタバレ

安子はロバートに連れられてアメリカ人のたくさんいるクラブに行きました。アメリカ人の豊かさを目の当たりにした安子は怒りをあらわにして、帰ろうとします。稔が戦争で亡くなったこと、その戦争で勝ったアメリカがとても裕福な暮らしをしていることを受け入れられないようです。しかしロバートは引き止めます。

すると「静かな夜」を英語で歌うのが聴こえてきました。ロバートはアメリカ人も戦争でたくさん亡くなり、大切な人を失った人がたくさんいること、そして自分の妻も亡くなったことを話してくれました。そしてクリスマスはそんな人を想う日だと教えてくれました。素敵な歌とロバートの話を聞いているうちに安子は涙を流していました。

安子とロバートは席ついて話をしました。ロバートは妻の話をしました。2人は高校の同級生だったようです。私の行く大学に合格したらデートをしてあげると言われたロバートは必死に勉強して合格したようです。それをきっかけに2人は結婚しました。

しかしロバートの妻の弟が戦死したことをきっかけに、持病が悪化したそうです。それでロバートの妻は亡くなったのでした。ロバートは妻を失ったなか大学で日本語の勉強をしたことを明かしました。学ぶ目的はとくになかったようですが、妻がロバートに日本語を勉強させたと言います。そして今日本で働いているのも、妻がそうさせたのだと話しました。

2人が話していると、定一が舞台にでてきました。とても酔っぱらっているようです。そして定一は英語で歌を披露しました。それを見た安子はまた涙を流しました。

ロバートは自分と安子は同じではないかと言います。同じように大切な人を失ったこと、大切な人の影響で語学を勉強していることが2人の共通点です。そしてロバートは稔はるいだけでなく安子にもひなたの道を歩いてほしいと思っていると言います。安子は稔に「一緒に日向の道を歩きたい」と言った時のことを思い出しました。

31話12月13日ネタバレ

安子はロバートからクリスマスプレゼントをもらいました。それを家に持ち帰ってるいに渡します。そこで安子はるいに稔が英語を勉強していたことを伝えました。そんなときある人物が安子を訪ねてやってきました。

算太が戦争から帰ってきて安子に会いに来たのです。安子は戦争中にあったことを算太に話しました。小しず、ひさ、金太が亡くなったことも話しました。そしてるいのことも紹介しました。算太は本当に安子が生んだのかと冗談交じりにとても喜びました。

そして雉真家に算太が帰ってきたことを報告します。千吉は算太を迎え入れてくれました。しばらくは雉真家で寝泊まりしていいと言ってくれました。

算太はなぜか失礼な態度ばかりをとります。安子はうまいこと雉真家に残っている、策士だと言ったり、女中の雪衣さんに結婚しないかと無理やり迫ったりしたりします。

その様子に安子は両親が心配していたことを伝えますが、算太は死んだ人のことはもういいと言いその場から立ち去ろうとします。

そこに美都里がやってきて算太を抱きしめました。突然の行為にみんなはとても驚きます。

算太は本当は寂しかったのです。自分が戦争に行っている間に大切な人がたくさん亡くなったことをしって疲弊していましたが、それを態度に出さないようにしていました。美都里はそれをわかっていて算太を抱きしめてくれました。そして生きていてくれるだけでいいと話しました。

そこで算太も本当の自分の気持ちに気づき、お母さんのことを思い出しながら悲しみました。

32話12月14日ネタバレ

算太が起きると安子とるいはおはぎを作っていました。算太はそのおはぎを食べました。算太は安子がたちばなの味を受け継いでいることに感動していました。そして自分もなにか協力したいと言いました。算太はお菓子をつくることはできないけれど自分のできることをやりたいと話したのです。安子はとても喜びました。そこでふたりでたちばなを再建することを約束しました。

そのころ勇は雉真繊維に野球部を作りたいと言い出しました。千吉は反対しますが、勇は自分のやりかたで雉真を作っていきたいと考えているようです。今でも勇と自分を比べてしまうのでしょう。

るいは美都里と一緒に外でおはぎを食べることにしました。美都里はるいに稔がどういう人だったのかという話をしました。稔もおはぎが好きでたちばなで買ってきていたことを話しました。

美都里は稔のことを思い出して思わず涙を流しますが、それをみたるいはおいしゅうなれと美都里の頭を何度も撫でてくれました。

勇は強引に野球部をつくりました。その結果会社の業績もよくなりました。野球の試合をみにきていた千吉と美都里は話します。勇が後継ぎになってよかったと言います。美都里は稔も勇も自慢の息子だと話します。

月日が経ちまたクリスマスを迎える季節になりました。そのころ美都里は稔のいる天国に旅立ちました。

安子が商店街でおはぎを売っているとロバートがおはぎを買いにきました。そして岡山かた撤退することを話してくれました。もう会えなくなることを伝え、これからも英語の勉強を続ければ思いもよらない場所に連れて行ってくれると言ってくれました。

安子はそのとき長かった戦争はもう終わったのだと思いました。

33話12月15日ネタバレ

いつものように安子とるいは「カムカム英語」を聞いていました。そこでカムカム英語が終了することを知ります。2人はとても寂しくなりました。

るいも大きくなりいよいよ小学生になる年齢になりました。るいは雉真繊維でつくられた制服をもらいとても嬉しそうです。雉真繊維は朝鮮特需の影響もありとてもいい業績をあげていました。野球部をつくった効果もあったようです。

勇は毎日仕事や野球にとても忙しくしています。そんなとき千吉が部屋にやってきました。そして勇もそろそろ結婚するべきだと言います。

千吉は安子との結婚を提案しました。安子が未亡人になっていることを気にかけて、るいが小学生になるタイミングでの結婚がいいと話しました。しかし勇は断ります。安子さんは稔の妻だからそんなことはできないと。

しかし千吉は勇にとっての安子はただの幼馴染ではないことに気づいていました。そしてきっと稔も安子を任せるのは勇しかいないと言うと話しました。勇はとても驚きましたが、安子を好きだと言う気持ちはまだあるようで、とても悩んでいる様子です。そんな様子を部屋の外では女中の雪衣が聞いていました。

そんなとき安子はるいと一緒に定一の喫茶店に来ていました。安子はそこでサニーサイドをリクエストします。そしてるいに安子と稔の大事な歌だと紹介します。

そんなときロバートが現れました。今は大阪で仕事をしていて時々岡山にも来ていたようです。

そのころ雉真繊維に1本の電話はありました。大阪の進駐軍からで雉真繊維野球部と試合がしたいとの話でした。

34話12月16日ネタバレ

安子とるいが毎日楽しみにしていた「カムカム英語」が終了を迎えました。大阪での生活以来ずっと楽しみにしていたため安子はとても寂しい気持ちになっていました。

4月るいが小学校に入学することになりました。るいは雉真繊維で作られた制服をきて千吉と一緒に大阪に行くことになりました。安子はるいに高いものをねだってはいけないよと忠告しますが、千吉は入学祝いだからとほしいものを買ってもいいと話しました。

安子は英語の歌を歌いながら神社を歩いていました。するとロバートに会います。ロバートは安子に英語を教える仕事を紹介しました。ロバートはテキストを自分で作成する必要があり、どうしようか悩んでいたようです。ロバートは安子に手伝ってもらえると心強いと言います。

安子は「カムカム英語」が終わってから英語の学習をどう続けていくか悩んでいたようです。そんなときにロバートからこの話をもらってとても喜びました。英語の道はこうやって続いていくのだと話しました。

そのころ雪衣は勇への想いを算太に話しました。すると算太は映画館に行かないかと言います。一緒に「チャップリン」を見に行かないかと提案したのです。これに対して雪衣は仕事があるのでと断ります。そして雪衣は話を続けます。

雪衣は算太と安子に嫌悪感を抱いているようでした。安子はなくなった稔の奥さんなのだから大人しく家のことだけしているべきなのにおはぎを売り歩いていること、安子ではなく雪衣が算太の服を縫っていること、このようなことに納得いっていないのです。

そして雉真家を早く出ていった方がいいのではないのかとも言いました。千吉の財産を狙っていると思われてもおかしくないと言います。

そのときたまたま勇にその話が聞こえてしまい、勇は雪衣に怒ります。そして安子の気持ちもわからないのに余計な口を出すなといいました。雪衣は必死に謝ります。

るいと千吉は大阪で病院にいきました。おでこの傷はまだ残ったままでした。大阪から戻ったるいは千吉からランドセルをプレゼントされました。安子もお礼を伝えます。

そのあと安子はるいを英語教室に行かないかと誘いました。るいはとても喜びます。そして安子とるいはロバートのところに向かいます。

35話12月17日ネタバレ

ロバートが始める英語教室の教材づくりをすることになった安子。作り始める前にロバートは1つ日本に不満があると言い出しました。それは日本の奥ゆかしさはいいところだが、そっけないように感じるというものでした。そして安子にロバートと呼んでほしいと言いました。それに戸惑う安子でしたが了承し、ロバート、安子と呼び合うようになりました。

そのころ勇は雪衣に謝罪をしました。自分は野球しかやっていなかったからと話す勇に雪衣はそれが勇のいいところだと伝えました。そして小さいころから安子のお菓子屋に通っていてそのころから好きだったこと、あきらめたつもりだったけどといった話をしました。

それを聞いた雪衣はあきらめる必要はない、安子もるいも勇のことを頼りにしていると言いました。こうして2人は和解しました。

安子とロバートは英語教室の教材つくりに励んでいました。週に1回ぐらいの頻度で教材つくりを行いました。安子が一休みしようとおはぎをプレゼントします。ロバートは安子におはぎがおいしい理由を尋ねました。安子はあんこにおまじないをかけていると答えました。祖父の代から受け継がれているもので、あずきを炊きながらおいしゅうなれと唱えると教えました。

ロバートはそのおまじないを英語にしてくれました。安子はロバートと一緒に英語の教材をつくることにとても喜びを感じており、自然と笑顔がこぼれています。

一方勇は進駐軍との試合に向かいました。そして勝利します。このとき勇は安子にプロポーズすることを決めていました。

安子があずきを炊いているとき勇はプロポーズをします。安子はあまりに突然のことに驚くを隠せません。

36話12月20日ネタバレ

勇は安子にプロポーズをしました。

進駐軍に勝てたら、アメリカにかてたら兄さんも認めてくれるだろう。これからは、自分が安子もるいも守りたいと伝えました。

プロポーズから数日たちましたが、安子はまだ勇に返事ができずにいました。

その頃算太はたちばなを復活させようと取り組んでいました。ようやくいい物件がみつかり、あとは信用金庫からお金を借りるだけとなりました。

そんな算太に千吉は信用金庫に行くなら身なりをきちんとする必要があると言って、背広を貸してくれました。

安子はきぬに勇からプロポーズされたことを相談していました。そこにロバートがやってきます。

安子とロバートは喫茶店に向かいました。その帰りにロバートはお花を購入しました。そしてロバートは安子にあなたは素晴らしい人だと言ってその花をプレゼントしてくれました。

その2人の姿を偶然勇が見てしまいます。勇は安子がロバートのことを好きだと勘違いしてしまいました。必死に話をする安子でしたが、それは勇には伝わりません。

安子は雉間家を出て行くことを決意します。貯めていたお金を使ってるいと家を出ることにしたのです。そしてそれを千吉に相談しました。

千吉は安子の考えを否定する気はないがるいとは一緒に暮らせないと言います。るいを安子に任せた結果るいが頭に傷を負ってしまったことを後悔しているのです。

千吉は傷を目立たなくする治療はあるが、それは雉間繊維の力がなければ治療費が高額すぎて治してやれないといいます。るいのためには雉間家の子どもとして育てていくことが1番いいと話しました。

37話12月21日ネタバレ

安子は千吉にるいに治療を受けさせるには雉間家にいるしかないと言われ、なにも答えることができませんでした。安子自身も自分の力ではどうすることもできないことがわかっていたのです。

安子はるいの部屋に行き、るいを強く抱きしめました。

一方で勇が帰ってきました。お酒をたくさん飲み、かなり酔っ払っているようです。

そんな勇に雪衣は話を聞きます。勇は安子が稔を殺したアメリカ人に惚れていると話しました。それを聞いた雪衣は無様だと言います。そんなことがあっても安子のことが好きなんだろうと言いました。

安子は算太が信用金庫に行くところを見送ってから、るいと話をすることにしました。安子と算太は家を出て行くけどるいはこのまま雉間家で暮らすこと、でも会えなくなるわけではないと伝えます。そしてお弁当を毎日持ってくると伝えました。

しかしるいはずっと一緒にいると言ったのに、嫌だと怒ります。安子はるいが幸せになるために必要なことだと説得しますが、るいは泣きじゃくるばかりです。安子はるいのことを抱きしめました。

一方算太がたちばなのために貯めておいたお金を持って居なくなってしまったことが判明します。安子は町中を探し回りますが、一向に見つかりません。そんなとき算太が大阪行きの切符を買っていたことがわかりました。

安子は急いで準備をして大阪に向かうことにしました。そこにるいがやってきました。安子はたちばなのことで大事な用事ができたから、大阪に行くと話しました。るいはもう家を出て行くのかと心配そうです。るいは早く帰ってきてと安子に伝えました。

大阪に到着した安子はロバートに頼んで一緒に探してもらうことにしました。安子がロバートに事情を説明すると、快く協力してくれました。

そしてロバートが情報を集め、それをもとに安子が算太を探すことになりました。しかし、安子は過労で倒れてしまいます。

38話12月22日ネタバレ

るいの入学式の日になりました。その日は雨が降っていました。せっかくだというのに雨かと言いながら千吉がるいの部屋に入りましたが、そこにるいの姿はありませんでした。どうやらるいは大阪に向かったようです。

そのころ倒れてしまった安子が目を覚ますとそこにはロバートがいました。ロバートが安子の看病をしてくれたのです。安子は昨日からずっと眠ったままだったようです。そして安子は今日がるいの入学式であることを思い出しました。

急いで向かおうとする安子でしたがもう間に合わないとロバートが言います。安子はるいと当たり前の生活がしたいだけなのにうまくいかないこの現状を嘆きます。それに対してロバートはもう十分苦しんだと言います。そして一緒にアメリカで暮らさないかと提案してきました。一緒に来てほしいと言うのです。そう言って2人は抱き合いましたその様子をるいはみてしまい、そのまま去っていきました。

安子はロバートの誘いを断ります。るいを一緒に連れていくことができないからです。るいの幸せが安子の幸せだからです。一緒に暮らせなくてもいいから近くにいたいのです。

るいは雨の中泣きながら立ち尽くしていました。そのころ安子は雉真家に電話をいれます。千吉にるいはいるかと尋ねますが、るいがいなくなったと千吉は言います。るいは警察によって無事に見つかりました。安子も雉真家に帰りました。

安子はるいに入学式に行けなかったことを謝りますが、るいは額の傷を見せながらもう安子とは2度と会いたくない、大嫌いと言います。安子は呆然としてしまいました。るいを生んだ時のことを思い出しました。そしてロバートに私をアメリカに連れて行ってと伝えます。

それから時が経ちました。勇がるいの名前を呼んでいます。

39話12月23日ネタバレ

勇は千吉のお見舞いのために病院に来ていました。千吉は勇に最後の頼みだと言って、足袋は作り続けてほしいと伝えました。勇も足袋は1番バッターだからいずれまた打順が回ってくると言って約束しました。

千吉はこれでもう思い残すことはないと言いました。ただるいのことは気になっているようです。千吉は自分のせいで安子とるいを引き離してしまったのではないかと思っているようでした。るいが声を出して笑うこともなくなっていました。勇は安子がアメリカに行ったのは余程のことがあったのだろうと言いました。

間もなく千吉は息を引き取りました。

勇はるいを葬式に呼びに行きました。勇はるいとキャッチボールをしながら話をすることにしました。そこでるいは家を出ると言いました。岡山を出て新しい暮らしを始めるそうです。

どうやらるいはこっそりとバイトをしてお金を貯めていたようです。るいは読書部に入ってると嘘をついて、小さい古本屋で働いていたのです。

これには勇もるいにはかなわないと言いました。そして1962年るいは雉真家をでました。

るい(深津絵里)は大阪の道頓堀でひとり暮らしを始めることにしました。そこで都会に圧倒されながら歩いていると自転車にぶつかりそうになります。なんとかよけましたが、ワンピースが汚れてしまいました。

自転車に乗っていた平助(村田雄浩)は洗濯だと言ってるいを連れて行きます。しかしるいはこれから面接でした。そこで和子(濱田マリ)に服を借りて面接にいきました。

そのホテルの面接では前髪をあげるように言われてしまい、るいは逃げ出してしまいました。実はるいは額の手術をしていなかったのです。雉真家に縛られたくなかったのです。

そしてるいは平助と和子のいるクリーニング店に戻ってきました。2人はテレビで漫才をみて大笑いしています。るいはなぜか涙が止まりませんでした。

40話12月24日ネタバレ

るいは面接を終え竹村クリーニング店に戻ってきました。面接は額の傷で不合格でした。平助と和子はなんでこんなに可愛らしい子が落とされるのかと疑問を持っているようです。

そして2人はうちで働いてくれないかとるいに話しました。るいは2人に履歴書をみせました。2人は岡山の雉真というところから、雉真繊維の?と聞いてきました。るいは親戚だと答えました。両親はなんと言っているのかと2人が尋ねたので、るいは両親はもういないと答えました。

2人はるいがクリーニング店で働いてくれたら嬉しいと言いました。こうしてるいは平助と和子が営む竹村クリーニング店で働くことになりました。

るいは和子に働くときに髪を上げる必要があるかを聞きました。平助と和子は驚きましたが、事情を察してくれました。そしてるいを大事にしてあげようと話しました。

翌朝3人で朝ごはんを食べました。食べ終わると早速仕事の時間です。そこに近所の映画館の館長である西山(笑福亭笑瓶)がやってきました。そして割引券をあげようかと優しくしてくれました。

和子はるいに丁寧に仕事を教えました。クリーニング店は服をお預かりして綺麗にして返す必要がある。そして服に名前を縫うそうです。そうすることで常連さんになるそうです。

るいが店番をしていると変わった人が現れました。服に血がついていると思って不安になっていましたがそれはケチャップでした。

しかしそのお客さんはるいが名前と住所を書く前にいなくなってしまいました。そのためるいはその人の服に宇宙人と縫いました。

41話12月27日ネタバレ

るいはクリーニングを好きになりました。

汚れた衣服が綺麗になる様子はまるで自分の忘れたい過去がきれいになっていくような感じがしました。

そしてるいは少しずつですが未来に向けることができました。

ある日あの宇宙人がやってきました。大量の洗濯物を引き取り、大量の洗濯物を置いていきました。

しかし宇宙人の正体はわからないままでした。

その後あるお客がるいの心を揺らしました。名前は片桐。次第にるいは気になっていきました。

片桐がお店に来る祭は、るいはおしゃれをして華やかなブラウスを着ました。

そんな中、田中という男が店にやってきました。その男はクレームをつけに来たのです。

しかし片桐がるいを守ってくれました。実は彼は弁護士の卵でした。片桐が追い払ってくれました。

42話12月28日ネタバレ

るいは片桐に恋をしました。彼はたまにクリーニング店にやってくる弁護士の卵でした。

そんなある日、るいにとって嬉しい日がありました。

それは片桐の出したズボンのポケットにあった映画の割引券。そこにるいを誘うというメモ書きも入っていました。

そして2人は映画デートに行きました。映画が終わった後は二人で食事をしに行きました。

その時、突風がるいの前髪を揺らしました。すると額の傷が露わになってしまいました。

るいは咄嗟にその場を離れてしまいました。るいは落ち込みながらある喫茶店に入りました。

するとそこにはトランペット奏者がいたのですがその人物はあの宇宙人だったのです。

43話1月3日月ネタバレ

片桐とのデート中に傷がある額を見られてしまったるいは、喫茶店「ナイト&デイ」に行きます。

そしてそこのトランペット奏者があの宇宙人でした。宇宙人と呼んでいた男はみんなに「ジョー」と呼ばれていました。

楽器仲間のトミーと観客の女性ベリーはジョーと呼んでいました。

るいは慣れない言葉で呼びかけるこの雰囲気にどこか違和感がありました。

すると演奏を終えたジョーがるいに話しかけにきました。

「やっぱりジャズが好きなんだね。るいって名前だしね」というジョー。

しかしるいは「違います。ジャズが好きなわけではないです」と。

どうやらジョーはるいという名前を“ルイ・アームストロング”と連想したのです。

そこにベリーがやってきます。ジョーとどういう関係なのかと聞いてくるベリー。

早速るいは自分がクリーニング店に勤めてることを伝えます。

すると仲間たちがクリーニング店で女の子を口説いたと盛り上がります。

しかしるいは否定。そして店を出ようとすると、ジョーはるいに洗濯物を渡しました。

すると今度はマスター小暮も洗濯物をるいに渡します。

るいは大きな洗濯物をもって竹村家に帰ります。

笑顔のるいに、平助、和子は「初めてちゃうか、るいちゃんが笑顔になったの」というのでした。

44話1月4日火ネタバレ

偶然立ち寄った喫茶店でるいは宇宙人の正体を知りました。

そしてマスターから制服のクリーニングを受けるるい。

その日からるいは定期的にその喫茶店「ナイト&デイ」に通うようになりました。

さらにジョーがその喫茶店の上の階に住んでいることを知ります。

るいは早速洗濯物をジョーの部屋に持って行きました。

するとジョーはトランペットを演奏してくれました。

ジョーが演奏した曲は、るいがどこかで聞いたことのある曲でした。

しかしどこで聴いたのか思い出せないるい。

るいが店に戻ると片桐が洗濯物をとりに来ました。

しかし何も言わない片桐・・・るいはあのチケットは・・・と思いましたが何も言いませんでした。初恋が終わった瞬間でした。

一方でるいはジョーの生活を想像していました。

45話1月5日水ネタバレ

るいは初めてお給料の日を迎えました。

平助からお金を渡されるるい。そして平助はそのお金の使い道を尋ねました。

しかし買いたいものが思いつかないるいは貯金すると伝えます。

和子はそんなるいに何か買ったりしなさいとアドバイス。

アドバイスされたるいはお金を持って商店街に向かいます。

そして商店街を歩いているとジョーに出会いました。

するとジョーはサマーフェスティバルにるいを誘います。

そしてるいは平助と和子に8月第二土曜日に早退できないか聞きます。

46話1月6日木ネタバレ

何かあったのか聞く平助達、るいは「ナイト&デイ」のサマーフェスティバルに行きたいと伝えます。

和子はいいじゃないと、るいに伝えます。

しかし一方で和子は「そんなジャズなんて好きだったっけ?」とるいに質問。

るいもなんでだろうと伝えます。

そんなこんなで、和子とるいはサマーフェスティバルのドレスを選びに出かけます。

ちょっと派手なドレスですが、和子は「いいじゃない!これにしとき」と言いますが、派手じゃない?とるい。

結局そのドレスを買うことにしました。

そしてサマーフェスティバル当日になりました。

るいが座っている席をトミーが見かけ、ジョーに伝えます。

トミーはるいについて地味だけど気品がある子やなと伝えます。

トミーは雉真繊維のお嬢さんであることに気づいていたのでした。

そしてジョーの出番になりました。あの聴いたことのある曲を弾きました。

るいはその曲を聴きながら母のことを思い出したのでした。

47話1月7日金ネタバレ

サマーフェス当日の日。

錠一郎が弾いた曲はあの曲でした。

その曲を聴いたるいは思わず外に飛び出してしまいました。

岡山での母との記憶がよみがえってきたのです。

錠一郎はるいを案じて店の外に出ました。そしてあの曲はるいにとって特別な曲なのではないかと言います。

しかしるいは言いました。

錠一郎のせいで辛い過去を思い出してしまったと・・・

しかしそういったものの、るいはその日から、錠一郎を怒らせてしまったのではないかと気に病みます。

一方錠一郎もるいを怒らせてしまったのではないかと気に病んでいました。

そんな中縁日の日、二人は再会しました。

そしてお互いに思い違いであったことに気づいたのでした。

48話1月10日月ネタバレ

地蔵菩薩の縁日の日。るいはたこ焼きで汚してしまった、錠一郎の服を選択しに竹村家にいきます。

錠一郎はるいに言いました。あの曲は特別な曲なんだと。

錠一郎の話を聴いたるいは母との思い出を思い出しました。

ずっと忘れていた母との思い出を錠一郎の演奏で思い出したのです。

母は進駐軍との軍人と恋愛していました。

そして母は自分を捨ててアメリカに行ったのです。

だからるいにとっては辛い記憶、思い出したくなかったのです。

しかしるいは前を向いて歩こうと決めます。

そしてそのレコードを買うのでした。

49話1月11日月ネタバレ

るいは忘れていた母との思い出を受け入れ、レコードを買うことを決めます。

しかしレコードプレイヤーがあまりに高くて買うことができませんでした。

るいが困ってるとそこに錠一郎がやってきました。

錠一郎はるいをジャズ喫茶に連れて行ってくれました。

そこでるいは自分のレコードを聴くことが出来ました。

幼い頃母と聞いたアームストロングの曲、るいは聞いて涙を浮かべました。

そして仕事で錠一郎の家に行きます。

錠一郎から渡されたのはジャズの本でした。

一方ベリーは錠一郎を映画に誘いました。しかし錠一郎は大学生の青春を描く内容にあまり興味を抱けませんでした。

そしてベリーは錠一郎に振り向いてもらえず、敵意をるいに向けます。

「絶対に負けへん」そういってベリーはいなくなりました。

るいは二階にいる錠一郎の部屋に行きました。

錠一郎は渡したジャズの本はどうだったか?聞きました。

その後トランペット吹いてみる?と顔を近づいて・・

るいは配達にいかないと、と言い出ていきました。

るいは錠一郎と距離が近くなるにつれ、気になることがありました。

それはあの額の傷でした。

50話1月12日ネタバレ

るい(深津絵里)はだんだんと錠一郎(オダギリジョー)に惹かれていくことに恐れを抱いていました。

洗濯ものの配達も今日は平助(村田雄浩)に代わってもらいます。

その錠一郎はジャズ喫茶「Night and Day」でトミー(早乙女太一)にるいとのことを聞かれます。

いずれはアメリカへという夢を抱くトミーは、今は女にうつつをぬかすなと言います。

そこへジャズトランぺッターのコンテスト開催の知らせが届けられました。

優勝者の副賞は銀座でのデビューとレコードデビューということを聞きトミーはメジャーになるチャンスだと浮足立ちます。

ベリー(市川実日子)は錠一郎の優勝を信じていました。

しかし、コンテストには興味がないという錠一郎の言葉にトミーは自分を見下しているのかと激怒してしまいます。

ジャズ喫茶のマスター木暮洋輔(近藤芳正)は「傷つきたくないんや。あいつにはトランペットしかないから。」とトミーを諭します。

喫茶店を出て一人ぶらぶらと歩き始めた錠一郎は、少年野球に交じりボールを投げるるいの姿を見かけます。

自分と同じように過去を抱いて生きているるいの姿。

少年たちにアベックだとからかわれて楽しそうにしている二人の様子をベリーが見ていました。

ジャズ喫茶に戻ったベリーは、自分の前では見せない表情を錠一郎にさせるるいに対し、悔しさを露にしていました。

そんなベリーにトミーは「ジョーとデートさしたろか」とささやくのでした。

51話1月13日ネタバレ

ドライブデートに出かけることになったるい(深津絵里)錠一郎(オダギリジョー)トミー(早乙女太一)ベリー(市川実日子)の四人。

クリーニング屋ではダブルデートに至った様子を和子(濱田マリ)が再演しています。

和子の推しもあってるいはデートに出かけて行ったのでした。

海に付いたところ錠一郎は車酔いでダウン中です。

トミーはコンテストの話をるいにします。

そこで錠一郎が出場しようとしないこと、錠一郎が戦災孤児だと聞かされたるいは複雑な顔をしました。

トミーは錠一郎が出場しないコンテストには意味がないと言い切ります。

そして、トミーはベリーを連れて先に帰ってしまいました。

トミー「あの二人は共鳴し合ってんねん。求めあう。惹かれ合う。同じ夢を見るんや。」

そう言われたベリーは、言葉を返すことができません。

「ジョーが世界に認められるトランぺッターになったら私の勝ちや。」というベリー。

海辺に取り残されたるいと錠一郎。

海を眺めていたるいを見つけた錠一郎は、広大な海を前にアメリカへと思いを馳せていました。

錠一郎「吹いてみたいなぁ。アメリカで。『On the Sunny Side of the Street』を吹いてみたい。」

二人は『On the Sunny Side of the Street』を歌い合うのでした。

るいを送ってきた錠一郎はコンテストに出場する決意をしたと告げます。

錠一郎「もし、僕が優勝したら一緒に東京に行ってくれる?」

52話1月14日ネタバレ

錠一郎(オダギリジョー)「僕はサッチモちゃん(るい)のことが好きなんや。」

錠一郎に優勝したら東京についてきてほしいと言われたるい(深津絵里)は、嬉しさを感じますが同時に額の傷のことを心配していました。

るいからの返事がないままコンテストの日は近づいてきました。

ジャズ喫茶ではベリー(市川実日子)が調子の上がらない錠一郎の姿を見つけていました。

るいのことが原因だと気が付いたベリーは、るいになぜ返事をしないのか詰め寄ります。

ベリー「あんた、ジョーのこと好きなん?」

前髪に隠された額の傷に手を当てたるい「…。」

ベリー「やっぱり好きなんやんか。」

頷くるい。

錠一郎にコンテストに勝ってほしいベリーは、きちんと返事をしてあげてほしいとるいにお願いしました。

喫茶店のマスター木暮洋輔(近藤芳正)の一言でコンテストの衣装を選ぶことになったるいは、「サニーサイド」を吹くという錠一郎のために洋服店にやってきました。

一方的に思い出話をするるい。「楽しかったです、大月さんと出会って。きっと優勝します。私自慢します、大月錠一郎の衣装洗濯したことがあるんやでって。」

遠回しに錠一郎の申し出を断ろうとするるいに、錠一郎も食い下がります。

錠一郎「なんで、僕じゃあかんの?僕のシャツも洗ってほしい。」

そして、試着室の中に逃げ込んだるいを追いかけてきた錠一郎。

鏡の前で前髪を揚げ額の傷を見せたるいを錠一郎は優しく抱きしめ、試着室のカーテンを閉めたのでした。

53話1月17日ネタバレ

コンテストの衣装を大月錠一郎(オダギリジョー)に届けに来たるい(深津絵里)。

錠一郎「コンテストに出えへんつもりやったんや。でも、夢ができたから。いつかアメリカに行く。サッチモちゃんと二人で。」

るいはかみしめるようにその言葉を聞いていました。

笹川プロダクションの開催する関西一のトランぺッターを決めるコンテスト。

優勝候補はトミー(早乙女太一)だとラジオから流れ、さらにライバルは錠一郎だと言います。

「太陽のトミーと月の錠一郎。優勝はトミーでしょう。」

ラジオのパーソナリティの磯村吟(浜村淳)にそう言われた錠一郎は自信を無くしてしまいました。

錠一郎を励ますために映画デートに出かけたるい。

「暗闇でしか聞こえぬ音がある。暗闇でしか聞こえぬ歌がある。」

という主人公のセリフに胸を打たれる錠一郎。

錠一郎「勝つよ。サッチモちゃんのために戦うよ。」

るいはお粗末な出来だとラジオで酷評されていたこの映画の何が錠一郎にそう言わせたのかわからないままでしたが、錠一郎の心強い言葉を信じたのでした。

コンテスト当日。

るいもコンテストの応援に出かけようと準備していると、コンテストの衣装のシャツにケチャップを付けた錠一郎が飛び込んできました。

間に合わなかったら別の衣装を着てほしいと頼みますが、錠一郎はるいが選んでくれた衣装で出たいのだと言って本番へと向かい、るいも急いで染み抜きを始めたのでした。

54話1月18日ネタバレ

コンテストの日。

大月錠一郎(オダギリジョー)は未だに届かぬ衣装を待っていました。

その様子に「楽勝やな。」と言うトミー(早乙女太一)。

コンテストに間に合うようにと一生懸命洗濯をするるい(深津絵里)。

一方、駄作だと言われた映画『妖怪七変化』を見に来た竹村平助(村田雄浩と竹村和子(濱田マリ)。

コンテストが開かれるジャズ喫茶「Night and Day」ではベリー(市川実日子)がウエイターとして手伝っています。

「Night and Day」には審査員長である笹川プロダクションの社長と娘の笹川奈々(佐々木希)がやってきていました。

笹川の席でさりげなく錠一郎のことを囁くベリー。

数々の出場者が演奏を披露し、トミーの出番がやってきます。

その堂々とした演奏に目を開く笹川達。

そこへ衣装を持ってやってきたるい、結局和子たちが用意してくれたワンピースに着替えることができませんでしたが錠一郎の演奏を聴くことができました。

演奏する『On the Sunny Side of the Street』を聞き、錠一郎の行く先が日向に包まれていくように感じます。

審査の結果は錠一郎とトミーの票が真っ二つに分かれました。

そして最終決戦。

二人でセッションすることになります。

演奏後、しっかと握手を交わす二人に惜しみない拍手が送られました。

55話1月19日ネタバレ

コンテストの最終演奏を終えたトミー(早乙女太一)と大月錠一郎(オダギリジョー)。

優勝は錠一郎の手に渡りました。

悔しがるかとベリー(市川実日子)は思っていましたが、トミーは「最高やった。」と答えます。

ベリー「あんたも悪くなかった。」

審査委員長の笹川から一曲ではなくLPを出そうと提案される錠一郎の姿を見て、るい(深津絵里)は自分の出る幕はないとそっとその場を去ろうとします。

るいを追いかけてきた錠一郎は、「結婚しよう」とるいを抱きしめました。

翌日、クリーニング店で錠一郎の優勝を伝えるラジオを聞きながらるいは、錠一郎と結婚するということは東京に行くということで、今までお世話になった平助(村田雄浩)や和子(濱田マリ)に申し訳ないと考え、言い出せずにいました。

そこへやってきた錠一郎は平助と和子に結婚の許しを請います。

突然、挨拶を始める錠一郎をるいは止めますが、和子は「いつまでもいられても困る。」と言葉をかけてくれました。

さらに、一代限りでいいのだ。るいちゃんみたいなええ子が一時助けてくれたなぁといつか話ができたら幸せなのだと言います。

平助「大月くん、娘をよろしゅうたのみます。」

二人の優しい言葉に、涙を浮かべて手をつき挨拶をするるいでした。

しかし、るいがいなくなることが寂しいわけではない平助は泣きながら晩御飯を囲みます。

そして錠一郎がレコーディングのため東京に先に向かうことになりました。

るいが錠一郎の部屋で準備を手伝っていると、二人がそれぞれに大切にしている『On the Sunny Side of the Street』に出会ったきっかけが同じ柳沢定一(世良公則)だったことを初めて知りました。

56話1月20日ネタバレ

大月錠一郎(オダギリジョー)は戦災孤児だったころに出会った柳沢定一(世良公則)のことを思い出していました。

一緒に見た満月の大きかったこと。

錠一郎の大月という苗字も、錠一郎の名前の漢字も定一が付けてくれたものでした。

錠一郎「自分の名前の中に定一さんがいつでもいてくれる。」

そんな話を聞きながら上京の準備を手伝っていたるい(深津絵里)。

3か月先のクリスマスライブには東京に来てほしいと言われます。

お互いの呼び名をこの機会に変えようと提案する錠一郎。

るいは初めて「るい」と呼ばれ照れてしまいます。

東京で3か月の間、笹川社長(佐川満男)の家に居候をすることになった錠一郎ですが、その家には娘の奈々(佐々木希)がいました。

到着早々、奈々のピアノとセッションをする錠一郎。

東京で着々と進むレコーディングには、世話を焼く奈々の姿がありました。

ひと月が経ち、連絡を取り合えていないるいと錠一郎のことを聞いたベリー(市川実日子)は、「錠一郎を狙う女は山ほどいる。特に社長の娘はあぶない!」と注意します。

るい「大丈夫です。信じています。」

るいは錠一郎に振舞うために和子(濱田マリ)に料理を教えてもらっていました。

その頃、東京では順調に準備を進めていたはずの錠一郎がうまく音を出せなくなっていました。

自分の顔の筋肉に引きつりを覚える錠一郎。

クリスマスを間近に控え、るいの元にやってきたトミー(早乙女太一)が錠一郎のデビューコンサートが延期になったという知らせを持ってきました。

57話1月21日ネタバレ

大月錠一郎(オダギリジョー)のデビューコンサートが延期になったと伝えに来たトミー(早乙女太一)。

レコーディングが遅れているということで4月までレコードデビューも延期になったということでした。

思い切って錠一郎に手紙を出したるい(深津絵里)ですが、何通出しても返事が来ることはありませんでした。

その頃、笹川社長(佐川満男)の家で練習を続ける錠一郎の姿がありましたが、その音色は今までの音ではありません。

トランペットを吹くときにだけ体が動かなくなる原因は、慣れない東京での生活によるストレスとハードスケジュールによるものだろうと診断されていました。

なかなか状態の良くならない錠一郎に向けて、デビューの話も他のトランぺッターにすると激怒する笹川。

それを止めてくれたのは笹川の娘の奈々(佐々木希)でした。

るいに手紙の返事を書けない錠一郎は大阪の和子(濱田マリ)に電話を掛けますが、電話口に遠くから聞こえてくるるいの声を聞いて何も言えずに切ってしまいます。

ジャズ喫茶「Night and Day」ではトミーが錠一郎についてのよからぬ噂を話していました。

「社長の機嫌を損ねたせいでデビューできない。娘と交際しているみたいだ。」

それを聞いてしまったるいですが、トミーは錠一郎は浮気のできる男ではないと励ましてくれます。

一方、デビューをあきらめた錠一郎は大阪に帰る決意をしていました。

秘かに大阪に帰ってきた錠一郎。

るいに会わせる顔がないと思っていましたが、再会した二人。

るいが声をかけると、東京から錠一郎を追いかけてきた奈々がやってきました。

るい「変なうわさ、聞きました。」

奈々との関係を聞いたが、錠一郎を信じているというるいに錠一郎は「ホンマや。奈々のことが好きになった。お前とは終わりや。」と答えたのでした。

58話1月24日ネタバレ

るい(深津絵里)を思って辛い嘘をついた大月錠一郎(オダギリジョー)の言葉を聞き、るいはショックを受け頼まれていたお使いの豆腐も買えずに帰ってきてしまいました。

クリーニング店では竹村平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)が様子のおかしいるいのことを心配しています。

ジャズ喫茶「Night and Day」のマスター・木暮洋輔(近藤芳正)「ジョー、あきらめるな。」

このことを誰にも知られたくないという錠一郎は、宿をとって今後のことを考えたいと言いトランペットを木暮に預けます。

街中で笹川奈々(佐々木希)と一緒にいる錠一郎を見かけたトミーは驚きます。

怒りと共に宿へやってきたトミーは錠一郎に詰め寄ります。

錠一郎はすがるような目をトミーに返しました。

「Night and Day」には錠一郎の代わりになる人材を捜しにやってきたのだという奈々の姿がありました。

トミーに声をかけ、東京へと誘います。

しかし、トミーは病気になった錠一郎のことをゴミのように捨てるなと言って、その申し出を断りました。

そのことを聞いてしまった平助は真相をるいに伝えます。

錠一郎のいる宿へと走っていったるいは「一緒に、泣きたかった。私にできること、何でもしたかった。」と伝えますが、わかっていたからこそ言えなかったと錠一郎は答えました。

錠一郎「僕とおったらあかん、不幸にしたくない。」

その言葉を承服できないるいを追い出す錠一郎。

その後、卒業式に着るスーツを預けにベリー(市川実日子)がクリーニング店にやってきてるいのことを心配します。

るい「あきらめへんて決めたんです。ジョーさんと幸せになるということを。」

59話1月25日ネタバレ

るい(深津絵里)の元にやってきたベリーこと野田一子(市川実日子)は、今回の出来事で彼女が強い女性になっていることを感じていました。

京都の家の番号も書いておくと言ってスーツを預けて帰っていきました。

一方、滞在する宿に通うるいのことを受け入れることができない大月錠一郎(オダギリジョー)ですが、トランペットを吹くことだけができない彼のために仲間たちが様々な手を伸ばしてくれていました。

トミー(早乙女太一)はいい医者を見つけたと言い、今度そこまで車で送ってやると言ってくれました。

何度も何度も宿に通うるいに対して、「俺の苦しみなんてわかるわけない。」と声を荒げる錠一郎。

るいはショックを受けてクリーニング店に戻ります。

竹村和子(濱田マリ)「大丈夫か?」

その言葉に、ほっとしていると答えるるいは、家庭を持つということに対し恐怖を感じていたからこれでよかったのだと返事をしました。

そこへ聞こえてきた『On the Sunny Side of the Street』

海辺で交わした二人の会話を波の音と共に思い出するいと錠一郎。

アメリカへの夢を語ったあの日。

そして走り出したるいが宿へと着くと、部屋にはトミーがいました。

今日は病院に行くはずの日だったのです。

るいはトミーにあの日の海に連れて行ってほしいとお願いしました。

そして、海に入っていく錠一郎を見つけたるいはその後姿を追いかけ抱き留めます。

錠一郎「暗闇なんや。歩いても歩いても。サニーサイドが見えへん。」

るい「怖がらんでいい。私が守る。あなたと二人で日向の道を歩いていきたい。」

るいの言葉に錠一郎は救われたのでした。

60話1月26日ネタバレ

荷造りの用意をするるい(深津絵里)は、心機一転、大月錠一郎(オダギリジョー)と共に京都に住むことになりました。

いつかまたトランペットが吹ける日を待っている。そう言って送り出してくれる竹村平助(村田雄浩)や木暮洋輔(近藤芳正)たち。

上京する前に二人は婚姻届けを出し、るいは大月るいになり、錠一郎の戸籍に初めて家族ができました。

ベリーこと野田一子(市川実日子)の実家を訪ねた二人は一子がお茶の先生の娘だったことを知り驚きます。

一子は京都ではベリーとは呼ばないでほしいと言いました。

まだ住むところも仕事も決まっていないというるいの度胸の強さを再確認する一子。

帰り道、北野天満宮の縁日に出会ったるいは、回転焼きのお店を出さないかと錠一郎に提案します。

昔、母・雉真安子(上白石萌音)と二人でおはぎを売っていたことを伝え、その時に額の傷ができたことも話しました。

そんな傷の思い出のあるお菓子作りをすることを心配する錠一郎ですが、るいはなぜ母が自分を捨てたのかわかるかもしれないと考えていました。

早速、回転焼きの用具をそろえ試作品を作るるいは、母と共にあんこを作っていた時と同じように小豆に語り掛けます。

満月のようにきれいに焼きあがった試作品第一号の出来は上々、お店の屋号は「大月」に決まりました。

錠一郎の作る芸術的なちらしのよこで、自分もチラシ作りを始めるるいは甘いだけではない母との思い出をよみがえらせていました。

61話1月27日ネタバレ

京都で回転焼き屋『大月』を始めたるい(深津絵里)と大月錠一郎(オダギリジョー)。

森岡新平(おいでやす小田)は、この辺の人間はあまり食べたがらないだろうと教えてくれます。

チラシ配りの途中、桃山剣之介が倒れたというニュースに足を止める錠一郎は金物屋の赤螺吉兵衛(堀部圭亮)に声をかけられます。

赤螺も回転焼きは売れないだろうとつぶやきます。

その読み通り、一向に売れない回転焼き。そこへ野田一子(市川実日子)が様子を見にやってきてくれました。

的確なアドバイスをくれる一子に、自慢のあんこの入った回転焼きを味見をしてもらうことになりました。

またチラシ配りに出かけた錠一郎は、剣之介死去のニュースを見て、赤螺となぜかチャンバラを始めます。

それに呼応するようにるいは一子のために思いを込めて回転焼きを焼きます。

一子が焼きたてを食べようとした瞬間、森岡が錠一郎とチャンバラをしていた赤螺が腰を痛めたと言って飛び込んできました。

るいが回転焼きをもって謝罪に来ると、赤螺の母・清子(松原智恵子)はそれを受け取ってくれました。

二人が『大月』に帰ると、店の前には行列が。

「認めたるわ。どないな老舗のお茶菓子よりもおいしかった。」と一子が店番を務めてくれていたのでした。

一子が美味しいと触れ込んでくれたおかげで、多くの人が『大月』の前に足を止めてくれるようになりました。

62話1月28日ネタバレ

最近の大月錠一郎(オダギリジョー)は金物屋の店先のテレビに夢中です。

るい(深津絵里)はちょっとしたお使いを頼みますが、金銭感覚の違いを感じずにはいられません。

野田一子(市川実日子)の立てたお茶をいただくるいは、錠一郎の不器用さを嘆きます。

一子は自分の結婚式のデザートに回転焼きを200個頼んでくれました。

そして、錠一郎に配達をさせてはどうかと助言してくれます。

いつかトランペットが吹ける日が来ると信じているるいですが、錠一郎にもできる仕事をと考え自転車を買おうとしますが、実は錠一郎は自転車に乗れませんでした。

お蕎麦屋からお古の自転車をもらい、河原で練習を始めます。

近所の人たちも、働く気配のない夫に苦労しているのではないかとるいのことを心配していました。

そんな折、るいが倒れたと知らせが河原で自転車の練習をしている錠一郎の元に届けられました。

必死に自転車を乗りこなす錠一郎は自宅へと帰ると、るいは睡眠不足で倒れたのだとわかります。

そして、二人の子供が授かったことを告げられます。

錠一郎「僕、お父さんになれるかな。」

るい「なってあげて。この子の大切なお父さんに。」

そして、無事に生まれてきた女の子を愛おしそうに見つめるるいがいました。

63話1月31日ネタバレ

無事に生まれてきた女の子は「ひなた」と名付けられました。

二人にとって大切な曲から取られたものでした。

時は流れ。小学4年生のひなた(新津ちせ)はすっかり時代劇好きの少女に育ちました。

テレビに写された二代目・桃山剣之介(尾上菊之助)に魅せられ、家でもチャンバラ三昧で勉強もままなりません。

夏休みの川原では朝のラジオ体操が行われています。

ひなたは一子(市川実日子)の娘・一恵と夏休みの宿題の話をしていますが、まったく進んでいないようです。

一恵と縁日に出かけた日向は夕立にあってずぶ濡れになって帰ってきます。

帰る途中、雨宿りをしている友人・小夜子を見つけた日なたは傘を持って行ってあげました。

また、ある日。高校野球を見て、黙とうをささげる大月錠一郎(オダギリジョー)たち。

そして迎える夏休み終盤。まったく宿題が進んでいないひなたは、現実に打ちひしがれるのでした。

64話2月1日ネタバレ

とうとう長かった夏休みが終わってしまいます。

ラジオ体操最終日には宿題を終えていないひなた(新津ちせ)の姿はありません。

あと少しで皆勤だったというのですが、宿題に追われて参加することができませんでした。

大月錠一郎(オダギリジョー)は宿題を手伝ってやるといい、かなり娘には甘いお父さんになっていました。

しかし、るい(深津絵里)は甘えることを覚えたひなたを厳しく叱るのでした。

勉強をしなかった自分にはるいのようなお嫁さんが来てくれたと話す錠一郎。

そんな話をしていると藤井小夜子(竹野谷咲)が傘を返しにやってきました。

傘のお礼と言って宿題を手伝ってくれると言いますが、武士道に反すると言って日なたは断ります。

なぜ侍が好きなのかと聞かれ、自分の家族は少しよそとは違うとからかわれたときに父のひざで見た高潔の侍に心を奪われたのだと目を輝かせて話します。

そこへ野田一恵(清水美玲)がラジオ体操の景品を届けに来てくれました。

一恵も宿題を手伝ってくれることになり、友達に恵まれたことにるいは安心したのです。

錠一郎「ひなたは友達に恵まれてるんやな。ひなたにとってそれより大事な宿題はないよ。」

その言葉に、自分の心の狭さを感じてしまうるいに、父として、母として一緒に育っていけばいいと錠一郎は言う。

ひなたの日記には父と母の作る回転焼きのことが大好きだと書かれていました。

65話2月2日ネタバレ

二学期が始まり回転焼き屋『大月』はいつもの調子が戻ってきました。

大月るい(深津絵里)は近所の人たちから子供によくしてくれている錠一郎(オダギリジョー)の存在がありがたいと感謝を伝えられます。

一方、学校に向かうひなた(新津ちせ)は太秦に映画村ができるというニュースを耳にします。

そのことで頭がいっぱいのひなたは、錠一郎と共に出かけることにしました。

大好きな時代劇の中に入り込んだひなたは大はしゃぎです。

そこには赤螺吉右衛門(堀部圭亮)たち親子も来ていました。

その頃、るいには心配事がありました。

『大月』に赤螺清子(松原智恵子)がやってきて、るいたちがお店をちゃんと継続させていることに安心していると話してくれます。

大興奮で帰宅したひなたは来年の桃山剣之介(尾上菊之助)のサイン会のための入場料1500円が欲しいと言いますが、るいは自分で貯めなさいと諫めます。

るい「ひなたにしっかりしてほしかった。もうすぐお姉ちゃんになるんやから。」

自分がお姉さんになることを喜ぶひなた。

錠一郎もそのことを喜んでくれて、笑顔を取り戻するいがいました。

66話2月3日ネタバレ

ひなた(新津ちせ)は酒屋に持っていくためにジュースの空き瓶を捜しています。

桃山剣之介(尾上菊之助)のサイン会に行くために少しでも自分でお小遣いを貯めようと頑張っていました。

一方、るい(深津絵里)は回転焼きの売り上げが12月に入ってから下がってきていることに頭を悩ませていました。

そこへ聞こえてきた「およげ!たいやきくん」

この歌のせいで回転焼きのお客がたい焼きに流れていることに気が付きます。

野田一子(市川実日子)がやってきてくれて、たいやきと回転焼きは違うもの。あんこに自身があるのならば和菓子にも手を伸ばせばいいのにと助言してくれます。

しかし、るいは慎ましく幸せが続いていればいいと考えていました。

そして、迎えたお正月。

ひなたの待ちに待ったお年玉。しかし、サイン会には手が届きません。

まだまだお手伝いをやめるわけにはいきません。

一生懸命貯めた十円玉を数え、ようやく入場料に届きよろこぶひなた。

藤井小夜子(竹野谷咲)と野田一恵(清水美玲)と共に自慢の回転焼きを手にしてサイン会に向かいます。

サイン会の舞台へ上がるひなたは剣之介に「私、侍になりたいです。」と伝えます。

緊張のサイン会が終わり、映画村の中ですれ違った少年にひなたの目は奪われてしまったのでした。

67話2月4日ネタバレ

映画村で出会った外国の少年(幸本澄樹)に心を奪われてしまったひなた(新津ちせ)。

少年は英語で語り掛けてきますがひなたは英語がわかりませんでした。

帰宅したひなたは藤井小夜子(竹野谷咲)と同じように英語教室に通いたいと大月錠一郎(オダギリジョー)に相談しました。

錠一郎に連れられてやってきたのは福引の会場。

一等の熱海旅行を当ててお金に換えて英語教室のお金にしようというのです。しかし当の補助券が一枚足りません。

再び空き瓶探しの日々が始まります。

そんな時、吉之丞(中川聖一朗)と取り合いになったガラスの瓶が割れてひなたがケガをしたと伝えられたるい(深津絵里)は自分の顔のケガのことを思い出し、生きた心地がしませんでした。

しかし、幸いひざの軽いケガで済んだひなたを見て安堵します。

そんなひなたはるいの傷跡をかっこいいと言います。

赤螺吉右衛門(堀部圭亮)が息子がけがをさせたのだと言ってお詫びとして100枚のくじの補助券を持ってきました。

くじで当たったのは昔ながらのラジオ。

そして、るいは今でもラジオで英語講座が開かれていることを知ったのでした。

68話2月7日ネタバレ

商店街のくじ引きで当たったラジオ。

大月るい(深津絵里)はラジオの英会話講座を母・安子(上白石萌音)の思い出と共に懐かしく思い出していました。

放送時間は早朝でしたがひなた(新津ちせ)は頑張ることに決めます。

錠一郎(オダギリジョー)にも手助けしてもらいながら、レッスンを聞きますがまだまだ何を言っているのか分かりません。

しかし、必死に聞こえてくる会話に聞き入るひなた。

るいもそんなひなたのためにテキストを捜します。

ひなたは映画村で出会った外国の少年(幸本澄樹)のことを思い浮かべながら、毎朝、必死で英語講座に聞き入っていました。

そんな日々の中、藤井小夜子(竹野谷咲)がその少年を連れて『大月』にやってきました。

小夜子がお祭りで偶然会ったという少年の名前はビリー。

和菓子を食べてみたいというビリーに回転焼きを食べさせてあげたいと連れてきたというのです。

その様子を見たるいたちは、ひなたが突然英語を勉強したいと言い出した理由を知ったのでした。

69話2月8日ネタバレ

アメリカから来たというビリー(幸本澄樹)との流ちょうな会話を夢見ながら英語の勉強を続けていたひなた(新津ちせ)をるい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)も優しい眼差しで見守っていました。

ひなたとアメリカの話をしている錠一郎は、あの日海で交わしたるいとの会話を思い出していました。

錠一郎「いつかアメリカでトランペットを吹いてみたい。」

そして、一週間ラジオの英会話講座を続けられたひなた。

日曜日は講座がないため、ゆっくり寝てザリガニ取りをしてテレビを見てマンガを読んで楽しく過ぎていきます。

翌日、月曜の英語会話の時間に起きることができませんでした。

学校でテキストを見ようとしますが寝てしまい、夜は夜でテレビに夢中になってしまいます。

少しづつ英語の勉強がおろそかになり、とうとう毎朝ラジオ講座を聞くという習慣が定着することはありませんでした。

仕方なくラジオをつけるるいは、一人英会話講座を聞きながら朝食を作ります。

そんなある日、るいと錠一郎が赤ちゃんの検診に出かけている間に『大月』にビリーがやってきます。

回転焼きを食べに来たと英語で伝えますが、ひなたは全く聞き取ることができません。

ラジオで覚えたフレーズを必死で思い出そうとしますが、一言も口から出てくることはありませんでした。

そして、「飛行機の時間だ」と迎えに来たビリーの伯父とともに帰ってしまったのでした。

70話2月9日ネタバレ

せっかくお店に来てくれたビリー(幸本澄樹)と全く会話ができなかったひなた(新津ちせ)は、自分が英語講座をちゃんと続けていれば、もっと話ができたのではと激しく後悔していました。

机の上に無造作に置かれていたテキストには、錠一郎(オダギリジョー)の作った出席カードが挟まれていましたが、たった一週間分しか出席のハンコは押されていませんでした。

赤ちゃんの健診から帰ってきたるい(深津絵里)と錠一郎は、おやつにも手をつけていないひなたを心配します。

大好きだった回転焼きも「いらないゆうてるやん!」と投げ飛ばしてしまいます。

そんなひなたをきつく叱る錠一郎。

家を飛び出し川原で佇むひなたの後ろから声をかけるるい。

そして、ひなたはなぜ自分がるいたちにひどい態度を取ってしまったのかを伝えました。

せっかく母や父が自分のためにしてくれたのに、無駄にしてしまったことを必死で謝るひなたにるいは、「いつか、きっと光が差してくる」と慰めます。

店の前で、二人の帰りを心配そうに待つ錠一郎。

二人の姿を見つけた錠一郎はラジオを付けて何事もなかったように部屋で待ちます。

錠一郎はきちんと謝ったひなたのことを笑顔で迎え入れたのでした。

そしてお店には大事件が起きました。お店にあのモモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助)が回転焼きを100個注文しにやってきたのです。

喜ぶひなたと錠一郎の横で産気づくるいをモモケンが病院まで送ってくれることになります。

そして、その夜。大月家に男の子が生まれたのでした。

71話2月10日ネタバレ

時は流れ、相変わらず時代劇が好きなひなた(川栄李奈)は高校3年生、18歳になっていました。

元気に育つ弟・桃太郎(野崎春)は野球少年に育っていました。

久しぶりに一子(市川実日子)の元に行くるい(深津絵里)とひなたは、同級生の一恵(清水美玲)のいれたお茶をいただきます。

一恵はお茶の先生になるのではなく短大に通うことを、そして同級生の藤井小夜子(新川優愛)も教師になるために大学への進学を目指していることをひなたは知ります。

かつてガキ大将だった吉之丞(徳永ゆうき)も、家業の電気屋を手伝って将来のことを考えていると知りました。

そのことにショックを受けてやってきたのは時代村。

侍のように生きていきたいと思っているひなたですが、まだ命がけでやりたいと思える夢や目標がないことに焦りを覚えます。

そんな中、店番を任されたひなたの前に不愛想なお客(本郷奏多)がやってきました。

「いつものおばさんいないの?」とるいのことを捜す男は、るいがいないことを知ると舌打ちをし、ひなたを見て「娘?」と話しかけてきました。

72話2月11日ネタバレ

不愛想な客(本郷奏多)はるい(深津絵里)がいないことを知ると、ひなた(川栄李奈)に回転焼きを焼いてほしいと言います。

しかし、ひなたが回転焼きを焼けないとわかると回転焼きも焼けないのかとさらに小ばかにしてきました。あまりの横暴な振る舞いに怒り心頭のひなた。

高校3年生になっても、変わらずテレビにくぎ付けのひなたは、『おしん』を見ています。

7歳で奉公に出されたおしんと自分を重ねて、「やっぱり就職かな。」と何となく実家が裕福でないことを感じていたひなたはそう思っていました。

うすうす両親が小学生になった桃太郎(野崎春)には大学に行ってほしいと思っているのではとも感じていました。

藤井小夜子(新川優愛)に回転焼き屋を継いだら?と言われますが、あの不愛想な男の顔がよぎり自信を無くします。

しかし、一念発起したひなたはるいに回転焼きの焼き方を教わって見ることにしますが、その難しさを目の当たりにしました。

自分が何もできないと落ち込み映画村に向かったひなたが目にしたのは、映画村のミスコンテストのポスターでした。

優勝者は黍乃介シリーズに出演できるというのです。

ひなたは目標を見つけたようでした。

73話2月14日ネタバレ

映画村で『条映のお姫様を探せ!』というポスターを見つけたひなた(川栄李奈)は、自分が何を目指しているのかわからない現状を打破するためにこのコンテストに応募することを決意します。

るい(深津絵里)と大月錠一郎(オダギリジョー)にも相談しますが、乗り気の錠一郎に対し現実的なるい。

「侍のように心に決めたことをやり遂げたい。」そう願うひなたにるいの言葉が刺さるのでした。

錠一郎は自分の時は応援してくれたのにと、るいに話します。

錠一郎「挑戦することはワクワクすることやで。」

もう一度回転焼きに挑戦したいというひなたは、上手に焼けたらコンテストに挑戦させてほしいと言います。

そしてるいは、本気で優勝を目指しなさいとコンテスト出場を認めたのでした。

コンテストに出す写真を撮影したり、書類を書いたりと準備が始まります。

その後、書類審査を通過したひなた。

そこへ通りがかった野田一子(市川実日子)に声をかけられ、着物の所作を教わることになります。

コンテスト当日。その会場には伴虚無蔵(松重豊)の姿もありました。

候補者たちの堂々としたスピーチに圧倒され緊張のピークに達した時、ひなたの番が回ってきました。

74話2月15日ネタバレ

ミスコンテストでひなた(川栄李奈)の番が回ってきました。

他の出場者のように上手にスピーチをすることはできませんでしたが、なぜコンテストに応募したのかと聞かれ「大好きやからです、時代劇も映画村も。」と熱意だけは伝えることができました。

そしてはじまった演技審査。恋に落ちる演技の相手役に出てきたのはあの不愛想な男(本郷奏多)でした。

数々の出場者の演技相手をする男を前にして、ひなたは回転焼き屋での出来事が頭をよぎり、自分の番が回ってきますが演技に集中できません。

ひなたに向かい顔色を変えず愛の告白をする演技を続ける男ですが、ひなたは「誰がお前なんかについていくか!」と切り付けてしまいます。

予定外の展開に会場は大爆笑に包まれてしまいました。

結果、グランプリに選ばれることはありませんでした。帰りがけに男を見つけ声を掛けますが、ここでも失礼な言葉を返されてしまいました。

コンテストに落選したことに、たいしてショックを受けていない自分に落ち込むひなた。

そして、回転焼きの『大月』にやってきたのはあの伴虚無蔵(松重豊)でした。

伴「ひなた殿はご在宅か。」

そして、明日の朝、映画村の橋へやってくるようにと伝えて去っていったのでした。

75話2月16日ネタバレ

妙な男がひなた(川栄李奈)を訪ねてきた翌朝、言われたとおりに映画村に行こうとしますが、るい(深津絵里)は怪しいと止めようとします。

しかし、お店の奥に張ってあった時代劇のポスターを見てその男が映画俳優の伴虚無蔵(松重豊)であることを思い出します。

約束の橋で待っていた時代劇口調の虚無蔵は、ひなたに映画村の仕事を紹介してあげるというのです。

先日のコンテストの様子を見て、ひなたの時代劇への熱意を受け取った虚無蔵は時代劇の救世主としてひなたを選んだのでした。

荷が重すぎると誘いを断ったひなたは、映画村内の道で寝ていたあの男(本郷奏多)と再会します。そこでこの男が大部屋俳優の五十嵐文四郎であることを知りました。

コンテストでの演技はわざとウケを狙ったのかと聞かれてしまいます。顔を合わせると言い争いになってしまう二人は時代劇への熱い想いを戦わせ、互いにこう思ったのでした。

ひなたと五十嵐の心の声「こいつ底なしのあほや(ばかだ)。」

自分の思いを確認し、急いで虚無蔵のいた部屋へと帰っていったひなたは、虚無蔵の言う仕事を受けることにします。しかし、何をすればいいのかわからず待っていると、部屋には映画村の関係者が入ってくることに気が付きました。

そこは映画村の休憩所に当たる場所で、ミスコンテストの企画スタッフだった榊原誠(平埜生成)とも出会います。

中には多くの大部屋俳優たちもいて、撮影のために忙しく出ていく姿を見つけたのでした。

76話2月17日ネタバレ

映画村の休憩所で出会った榊原誠(平埜生成)が大人気時代劇『破天荒将軍』の撮影現場にひなた(川栄李奈)を連れて行ってくれます。

ひなたは、この感動をかみしめながら撮影を食い入るように見ていると、その現場にあの五十嵐文四郎(本郷奏多)の姿を見つけます。まだ彼は養成所を出たばかりで斬られ役にもなれていないことを知りました。

一方その頃、るいたちは自分たちの思い出の映画『妖術七変化!隠れ里の決闘』のポスター見ながら、もう20年も経ったのだと感慨深げに語り合っていました。

ひなたがアルバイトを始めて一週間。徐々に休憩所に集まる人たちと馴染んでいました。その中に大好きだった黍乃丞シリーズの看板女優だった美咲すみれ(安達祐実)がやってきました。

映画村のイベントショーに出演するために、久しぶりに映画村に帰ってきていたのですが、すみれはその出演を渋っています。イベントは東京でなかなか仕事が見つからないすみれのために榊原が企画したものでした。

すみれにショーに出てもらうために榊原は『破天荒将軍』への出演を監督に頼み込み、急遽、役を手に入れることができました。

すみれの人柄を見て少なからずショックを受けたひなたが帰宅すると、五十嵐が回転焼きを買いに来ていました。そして、いつも偉そうにしている五十嵐にまだ撮影に出ることができない下っ端ではないかと食って掛かりますが、「明日第一スタジオに来い。」と言われます。

ひなたは翌日、言われたとおりにスタジオに向かうと、そこには立派なお侍の衣装を着た五十嵐の姿を見つけました。

77話2月18日ネタバレ

五十嵐文四郎(本郷奏多)に呼ばれやってきた『破天荒将軍』の撮影現場で見学をするひなた(川栄李奈)は、美咲すみれ(安達祐実)の棒読みのお芝居に驚愕します。

すみれはそんなことは気にせず設定を変えてほしいと無理難題を押し付けています。生け花のシーンをお茶をたてるシーンに変えたり、恋愛の要素を勝手に入れてみたりわがまま放題のように見えました。

演技はほめられたものではなかったが、作品をいいものにしようとする姿勢を見てひなたは感動し気になったことを言ってしまうのです。

お茶のたて方に対してすみれに意見をしてしまうひなたの言葉を聞いて、他の人たちは驚いてしまいます。気分を害したすみれに謝罪するひなた。

謝りつつも言葉を止められないひなたを止めに入った五十嵐は、「これがテレビ向けに作られる時代劇だ。毎回同じような展開を見て楽しむ人のためだけに作られた作品で、いい作品にしようなんて思わなくていいんだ。」と言ってしまいます。

「それでも、自分は時代劇の世界に夢中になって見ていた。バカでよかった。」とひなたは言い返します。

そして、なぜか言い争っていた二人は黍之丞シリーズの世界に入り込んでしまい一説をみんなの前で再現してしまいます。

その様子を見ていたすみれはその当時の気持ちを思い出して笑うのでした。

78話2月21日ネタバレ

思い出の黍乃丞の話をしている最中も床に寝転んで寝てしまう五十嵐文四郎(本郷奏多)は、再び『破天荒将軍』の撮影現場に呼び戻されます。

ひなた(川栄李奈)はそこで死体役に完璧に徹する五十嵐が、この役のためにすぐに床や地面に寝転んでいるのだと気が付くのでした。

そして、撮影が終わった美咲すみれ(安達祐実)に改めて謝罪するひなたに、すみれは「変わってるのね。」と答えます。完璧に黍乃丞のセリフを覚えていたことを話していました。

自分の通ってきた道を忘れてしまっていたというすみれは、若かったことにあぐらを搔いていた自分を顧みる気持ちになったと言います。そしてサインをした台本をプレゼントしてくれました。その台本にはたくさんの書き込みがしてありました。

その後、『破天荒将軍』の撮影が終了し監督に呼び出された五十嵐は、「テレビ時代劇はマンネリだ」と言ってしまった自分の言葉を捕まえてお叱りを受けますが、伴虚無蔵(松重豊)の元で修行するように言われます。しかし虚無蔵は何も言わずに帰っていきました。

そして回転焼きの『大月』にやってきた五十嵐と顔を合わせ気まずい雰囲気のひなた。

そんな中、五十嵐は死体役の大変さを教えてくれました。そして真冬の土座衛門役の時にるい(深津絵里)の焼きたての回転焼きを食べて生きる力をもらったといいます。

くじけそうになったとき、何度もるいの焼く回転焼きに助けられてきた五十嵐。

五十嵐のことを素直ないい子だというるいに対し、ひなたはまだ信じられないという気持ちを抱くのでした。

79話2月22日ネタバレ

高校3年生の夏休みが終わろうとしています。小学生の時と同じように一恵(三浦透子)や小夜子(新川優愛)にも宿題を手伝ってもらうひなた(川栄李奈)。

そこへ、伴虚無蔵(松重豊)がひなたの家に訪ねてきます。宿題に追われ最終日にアルバイトに行くことができませんでしたが、小銭ばかりでお給料を届けに来てくれたのです。

ようやくひなたは自分の進むべき道を見つけたと言います。

高校を卒業したひなたは映画村に就職を決め、榊原誠(平埜生成)の下で業務部に配属されました。そこでは観客の誘導をしたり、美咲すみれ(安達祐実)のお世話をしたり様々な仕事がありました。

五十嵐文四郎(本郷奏多)とも相変わらずの言い合いを繰り広げます。その五十嵐は虚無蔵の元で修行の日々を送っていました。

そこへ、大好きなモモケンこと桃山剣之介(尾上菊之助)が映画村のCMの仕事をするためにやってきました。モモケンは弟の生まれた日のことを覚えていてくれていました。

素晴らしい殺陣を繰り広げるCM撮影をしているとダンゴちゃん(=モモケン)の親友だという男(濱田岳)がやってきて、激しいダメ出しをしてきます。

その頃、虚無蔵に稽古をつけてもらっていた五十嵐は、モモケンが映画村に来ていることが気になり稽古に集中できません。虚無蔵と五十嵐もCM撮影を見学しに行きます。

そこでは、先ほどとは異なり華やかな振り付けで撮影が行われていました。そして、ひなたは実家の柱に貼ってあるポスター『妖術七変化!隠れ里の決闘』がリメイクされることを知りました。

80話2月23日ネタバレ

『妖術七変化!隠れ里の決闘』の再映画化の知らせを聞いたひなた(川栄李奈)は帰宅すると、店の柱になってあるポスターを確認します。

その映画の中で共演していた初代・桃山剣之介(尾上菊之助)と伴虚無蔵(松重豊)。そこには因縁が渦巻いていました。

虚無蔵と稽古の日々を送る五十嵐文四郎(本郷奏多)が扮装のバイトをしているところを見つけたひなたは、ともに撮影所の休憩室に戻ると記者会見の様子が映し出されていました。

『妖術七変化!隠れ里の決闘』の再映画化にあたり、適役の小野寺左近という役のオーディションが開かれることが発表されます。そこで五十嵐は左近の殺陣を教えてほしいと虚無蔵に頼みますが、断られてしまいました。

野田一恵(三浦透子)に映画村でのバイトを斡旋してほしいと言われ休憩室で面接を行っていると、美咲すみれ(安達祐実)が撮影を終えて帰ってきました。
女優のオーディションが行われないことを不満に思うすみれはひなたを飲みにつれていきます。そこで、ひなたはもともと親子共演だったはずの前作で虚無蔵が相手役に抜擢されたいきさつを聞かされます。

さらにそこで出会った赤螺吉右衛門(堀部圭亮)一家が披露する思い出話。ひなたはその話が、自分にもつながっているとは思ってもいませんでした。

映画村では一人、殺陣の稽古をする虚無蔵の姿がありました。そこへやってきた二代目モモケンに対し、左近役のオーディションに自分も応募すると宣言する虚無蔵なのでした。

81話2月24日ネタバレ

『妖術七変化!隠れ里の決闘』の左近役のオーディションを受けるという虚無蔵に対し、「恥をかくだけですよ」と答える桃山剣之介(尾上菊之助)。モモケンは前作が大コケしたのは虚無蔵のせいだと考えていたのです。

ひなた(川栄李奈)は休憩所で出来上がったコマーシャルを見ていると、あの謎の振付師(濱田岳)がやってきて「サンタ黒須」と名乗ります。サンタは二代目モモケンとは旧知の仲だと言います。そして、初代モモケンの『妖術七変化!隠れ里の決闘』リバイバル上映のチケットを二枚くれたのでした。

そのチケットを見た五十嵐はオーディションのために映画を見たいと土下座までしてお願いします。そして一緒に映画を見に行くことになった二人。
錠一郎(オダギリジョー)は二人が『妖術七変化!隠れ里の決闘』を見に行ったと知り、この映画に縁があることに驚きます。

スクリーンに写される虚無蔵の殺陣を見て、感動した二人は言葉を失うのでした。ひなたを送り届けてくれた五十嵐はお腹を抑え、うめきだします。彼は腹痛ではなく空腹で倒れたのでした。

ひなたのうちで夕食をごちそうになった五十嵐は、東京から一人で時代劇俳優になるために京都にやってきたのだと語ります。

五十嵐「世界一かっこいい大立ち回りをしたい。」

しかし、五十嵐は虚無蔵の殺陣を見て自信を無くしていました。そんな五十嵐をひなたは優しく励ましました。

82話2月25日ネタバレ

何度も伴虚無蔵(松重豊)に殺陣を教えてほしいと雑巾がけをしながらお願いをする五十嵐文四郎(本郷奏多)とひなた(川栄李奈)。そして、虚無蔵も同じ左近役のオーディションを受けることを知りました。

虚無蔵が語る『妖術七変化!隠れ里の決闘』は、美咲すみれ(安達祐実)から聞いた親子共演を二代目モモケン(尾上菊之助)が拒否したというのとは少しいきさつが違っていました。

親子共演を拒否したのは二代目ではなく初代だというのです。映画を見限ってテレビに流れていった二代目を許すことができなかった初代が、虚無蔵に直々に声をかけ敵役に大抜擢されたといいます。
自分の代わりに抜擢されたのが無名の大部屋俳優だったことで親子の確執が大きくなってしまったのでした。

しかし、いざ撮影が始まると虚無蔵の演技が全く使い物にならず大幅にカットされてしまいました。そのことをずっと後悔してきた虚無蔵は普段から時代劇口調で話すようになったのです。

左近役の最終選考には50人が残っていました。その中には虚無蔵と共に五十嵐の名前もありました。

最終選考を翌日に控えた五十嵐は焼きたての回転焼きを買いにやってきますが、るい(深津絵里)がいないからと帰っていこうとします。
店番をしていたひなたはもじもじ。実は秘かに五十嵐のために熱々の回転焼きを焼いてあげようと毎日練習をしていたのでした。

最終選考の日。
虚無蔵と五十嵐の殺陣が始まろうとしていました。

83話2月28日ネタバレ

『妖術七変化!隠れ里の決闘』の左近役のオーディション。いよいよ伴虚無蔵(松重豊)と五十嵐文四郎(本郷奏多)の殺陣が始まりました。

虚無蔵の黍乃丞役の演技に息をのむ監督と桃山剣之介(尾上菊之助)。その様子をひなた(川栄李奈)は謎の振付師・サンタ(濱田岳)と共に見守っていました。
その途中、今度は虚無蔵が左近役をする番になった時、モモケンが自分が殺陣の相手をすると立ち上がりました。

二人の激しい殺陣を前にして、サンタは前作の上映当時を思い出していました。まだ団五郎と名乗っていた二代目モモケンとの出会いはその時でした。
サンタ「父とは許しとるようで許しとらん。許しとらんようで許しとる。左近役ではなく黍乃丞役をやってほしかったのではないか。」

オーディションの殺陣の中で父の見た景色を目の当たりにしたモモケン。

素晴らしい殺陣の後、モモケンは父が虚無蔵を見つけたように、自分の左近を捜しに来たのだと、虚無蔵に伝えました。

そして先代が虚無蔵のことを団五郎よりもずっといい役者だと認めていたと教えてくれました。

ずっと自分が当てつけのために左近役に抜擢されたと思っていた虚無蔵は、すがすがしい顔をして戻っていきました。

オーディションが終わり、会場の片づけをするひなたは、モモケンに声をかけられました。

84話3月1日ネタバレ

モモケン(尾上菊之助)に呼び止められたひなた(川栄李奈)。

二代目を襲名したモモケンはテレビシリーズで人気を博していましたが、映画版の黍乃丞を汚しているのではないかと悩んでいたと言います。
ひなたが回転焼きを持って出かけて行ったあのサイン会。その後お店に行って回転焼きを食べたモモケンは、過去にサンタ(濱田岳)に言われた「おいしいあんこのおまじないや。」という言葉を思い出したと言います。

「小豆の声を聞け、時計に頼るな。食べる人の幸せそうな顔を思い浮かべ、おいしゅうなれ。」

その言葉のように、ずっと父は自分を見守ってくれていたんだと納得できたのだと言います。

知らない間に時代劇俳優の人生に大きく関わっていたことを誇らしく思うひなた。

ある日、ひなたはモモケンが懇意にしているという『大月』を捜しにやってきたサンタに出会います。「ひなたちゃん見てると、妹を思い出すわ。」というサンタ。

しかし、るいという名を耳にしたサンタは姿をくらませてしまいました。

そして、テレビで発表される左近役は…。

五十嵐ではありませんでした。が、モモケンの鶴の一声で役名のある役をもらえることになりました。

ひなたもバイトの一恵(三浦透子)と共に榊原誠(平埜生成)に呼び出され、美咲すみれ(安達祐実)のお茶指導を依頼されました。

85話3月2日ネタバレ

美咲すみれ(安達祐実)は茶道家の役を演じるにあたり、一恵(三浦透子)の元でお作法の勉強を始めました。ずけずけとものを言う一子(市川実日子)はすみれの機嫌を損ねてしまいます。

一恵による厳しい稽古のためにますます機嫌を損ねるすみれはひなた(川栄李奈)を相手に延々とくだを巻きます。

一方、五十嵐は虚無蔵の元で修行の毎日を送っていました。五十嵐は稽古の後セリフ合わせにやってくるというひなたを何日も待っていました。

しかし、すみれにつかまっているため、ひなたはやってくることはありませんでした。

毎日、すみれの茶道の練習に付き合うひなたも、いつも仕事の後に練習場に向かいますが五十嵐に会うことができません。

いよいよすみれの不満が爆発し、茶道の練習を投げ出そうとしますが榊原誠(平埜生成)がやってきて、ここがすみれの正念場だと激励します。

そこへ一子がやってきて皆にお手前を披露します。

お茶は作法の正確さや仕事の成功の道具ではなく、相手のことを思う気持ちで淹れるものだと話します。その話を聞いて涙するひなたは急いで練習場へと向かいますが、そこにはやはり五十嵐の姿はありませんでした。

意気消沈したひなたが家に戻ると五十嵐が待っていました。

そして、「ちゃんと毎日顔見せろ。寂しいだろ。」とひなたを抱きしめたのでした。

86話3月3日ネタバレ

夏を迎え、高校野球を見ていた桃太郎(野崎春)はひなた(川栄李奈)を訪ねて来た小夜子(新川優愛)に声をかけられドキドキしていました。

そのひなたは五十嵐文四郎(本郷奏多)と一緒に『妖術七変化!隠れ里の決闘』のリメイクを見に来ていました。役名をもらった五十嵐の演技をスクリーンで見たひなたはどこか誇らしげでした。

夏祭りの日。あの日の錠一郎(オダギリジョー)のように風鈴をプレゼントする五十嵐は、ひなたに時代劇のセリフを用いて愛の告白をします。

時が流れ高校に入学した桃太郎(青木柚)。

ひなたも27歳となり五十嵐との夢のような優雅な生活を思い描いていましたが、実際は相変わらずの毎日を送っていました。

榊原誠(平埜生成)に呼び出されたひなたは映画村の入場者が激減していることを知らされます。

時代に取り残されたように映画村だけでなく撮影所自体も存続が難しくなっていたのです。

五十嵐も大部屋俳優からの脱却は難しく29歳になった今も無名の俳優として時代劇に斬られ役で出演を続けていました。

ひなたは五十嵐に、他のスタジオで行われているサスペンス作品の撮影で出演者を募集していたので伝えてみますが、時代劇以外はやらないと断られてしまいました。

87話3月4日ネタバレ

1999年のノストラダムスの予言が話題になっています。それを信じたひなた(川栄李奈)は残りの7年を五十嵐文四郎(本郷奏多)とどう生きるか想像します。

そして、映画村では来場者数を上げるための企画を考えますが、ノストラダムスの予言が頭をよぎり集中できません。

榊原誠(平埜生成)はそれでも最後まで映画村のためにできることをしたいと考えていました。今でも無名の大部屋俳優を続けている五十嵐のことを思い、ひなたは改めて五十嵐たちのために企画を考え始めます。

ひなたが思いついたのはお化け屋敷でした。『妖術七変化!隠れ里の決闘』の轟監督が演出を手掛けてくれることになりました。

一方、高校生の桃太郎(青木柚)は先生になった小夜子(新川優愛)への気持ちを持ち続けています。

甲子園に出場することができなかった桃太郎が小夜子に励まされて元気になっていたその頃、ひなたたちはお化け屋敷の準備に大忙しです。

五十嵐も落ち武者役で客を怖がらせますが、俳優としてのプライドを傷つけられ不機嫌になってしまいました。

そして、ノストラダムスを信じているひなたは五十嵐と一秒でも長く一緒にいたいと願っていたのでした。

88話3月7日ネタバレ

ひなた(川栄李奈)が計画したお化け屋敷は大盛況でしたが、落ち武者役の五十嵐文四郎(本郷奏多)は喜ぶどころか大部屋のままでは結婚できないと考えていました。
お金や仕事が無くてもいいというひなたですが、五十嵐はどこまでも侍の道を歩むことを切望していました。

大月家ではテレビの調子が良くありません。
実家に就職していた赤螺吉之丞(徳永ゆうき)が直しに来てくれ、さらに、おはぎを作るためのあんこを買いに藤井小夜子(新川優愛)もやってきました。

テレビでは甲子園の有名な5打席連続敬遠が繰り広げられ、自分も五十嵐に敬遠されているような気持ちになってしまうひなた。

そして、映画村では元気のない榊原がいました。休憩所のテレビには破天荒将軍の星川凛太朗(徳重聡)と美咲すみれ(安達祐実)の結婚記者会見が映し出されていました。すみれの結婚を知り、打ちひしがれる榊原。

一方、お化け屋敷で五十嵐は伴虚無蔵(松重豊)に稽古にも来るように声をかけられます。

これから先の話をする虚無蔵に、自分たちの仕事に疑問を投げかける五十嵐。

さらに虚無蔵から「おひなを泣かすな。」と伝えられます。

しかし、7年前に左近役を得た武藤蘭丸(青木崇高)は着々と出世し主演を張る俳優になっていたことも五十嵐を焦らせました。

そして、桃太郎(青木柚)の誕生日。

一緒にお祝いをするはずだった五十嵐の姿が消えたのでした。

89話3月8日ネタバレ

桃太郎(青木柚)のお誕生日に五十嵐文四郎(本郷奏多)ともお祝いをするはずでしたが、大月家に姿を見せない五十嵐は居酒屋で一人で酒を煽っていました。
そこに偶然いた星川凛太朗(徳重聡)に向かい五十嵐は代わり映えしない星川の演技を罵倒してしまいました。

心配するひなた(川栄李奈)はそのことを知りません。
凛太朗は懐の大きなところを見せ許してくれましたが、会社としてはそのことが問題となり、五十嵐はしばらくの間出演を見合わせざるを得なくなってしまいました。

一方、美咲すみれ(安達祐実)が結婚したことで落ち込む榊原誠(平埜生成)を一恵(三浦透子)が励ましていました。傷つけられたり、傷ついたりしながら人は恋をするという一恵。

自分が目指す俳優としての仕事ができなくなった五十嵐は結婚するために役者を辞めて実家に戻ることを考え、呼び出したひなたについてきてほしいと伝えます。

しかし、ひなたは「夢から逃げる言い訳に自分を使わないでほしい。」と五十嵐の提案を受け入れることはしませんでした。

そして、二人はお互いの気持ちを確かめ合いますが、五十嵐から「もう傷つけたくない。傷つきたくない。」と別れを切り出されてしまいました。

意気消沈して帰るひなたを赤螺から事情を聞いていた錠一郎(オダギリジョー)は複雑な表情で見つめました。

90話3月9日ネタバレ

五十嵐文四郎(本郷奏多)から別れを告げられ落ち込むひなた(川栄李奈)。家族もみな、ひなたのことを心配していました。

五十嵐の元へやってきたのは伴虚無蔵(松重豊)です。役者辞める決意をしたと聞かされた虚無蔵は大切な刀をはなむけに渡します。

そしてもう一人、五十嵐の元へやってきます。それは錠一郎(オダギリジョー)でした。
トミー(早乙女太一)のCDを手渡す錠一郎。トランペット一本でアメリカにまで進出したトミー。自分も同じ夢を見て一度は手が届きかけたけれど失ってしまったこと。

今の五十嵐が過去の自分と重なると話してくれました。

夢に破れ暗闇の中でるいの手をつないでひなたの道を捜して頑張ったこと。そして光の塊のようなひなたが生まれたこと。

一方、自分の気持ちが五十嵐を苦しめていたと後悔するひなたにるい(深津絵里)は『On the Sunny Side of the Street(ひなたの道を)』を歌って聞かせました。

るいからひなたは自分の名前がこの曲からつけられたのだと教えられます。

ひなたの道を歩けばきっと人生は輝く。

そして、ひなたは再びおもちゃの刀を持ち、邪念を打ち切るのでした。

91話3月10日ネタバレ

大月家のテレビがとうとう買い替え時。正月ですが、赤螺吉之丞(徳永ゆうき)が新しいテレビを持ってやってきました。

そこへ藤井小夜子(新川優愛)もやってきて、高校球児の桃太郎(青木柚)は浮かれます。

そして、夏がやってきました。今年も映画村の来場者数は右肩下がりです。また一つシリーズが打ち切りになり、時代劇存続の危機は続いていました。

そこでひなた(川栄李奈)は外国のお客さんに目を付けますが、榊原誠(平埜生成)は母体数が少ないことや通訳が新たに必要となると頭を悩ませます。

ひなたは高校生だった頃、時代劇を救えと言った伴虚無蔵(松重豊)の真意を図りかねていました。

帰宅したひなたはるい(深津絵里)が外国の人に通訳なしで接客をするところを見ます。驚くひなたですが、自分が辞めてしまったラジオ英会話をるいはずっと聞き続けていたことにも驚きました。

そして、五十嵐文四郎(本郷奏多)との結婚のために貯めていた資金を使い英会話教室に通うことにします。

3か月のレッスンはあっという間に終わってしまいます。

しかし、お化け屋敷の受付をするひなたは、やってきた外国のお客さんにお化け屋敷のことを上手に説明することができませんでした。

92話3月11日ネタバレ

野球部のレギュラーを獲得できた桃太郎(青木柚)は、急いで小夜子(新川優愛)に報告しに行きます。

小夜子は喜んでくれますが、一緒に商店街に向かうという小夜子が待ち合わせをしていたのは赤螺吉之丞(徳永ゆうき)でした。桃太郎の恋心は砕けてしまいました。

ひなたは英語を手っ取り早く覚えようと聞き流すだけのCD教材を買うかどうか迷っています。桃太郎にもCDプレーヤーを持っていないか聞きますが、返事がありません。

お化け屋敷で外国のお客様に話しかけようと、ひなたは英語教室で習った言葉を思い出しますが突拍子もない言葉を発言してしまいました。

そのことを映画村に来た小夜子に説明され、顔を真っ赤にします。

小夜子はひなたと一恵(三浦透子)に吉之丞との結婚を報告しに来てくれたのでした。

付き合っていたことが桃太郎にすでにバレしまっていたことを知ったひなたは、ここのところずっと桃太郎がふさぎ込んでいる理由を理解しました。

帰宅したひなたにCDプレーヤーを乱暴に手渡す桃太郎。

そこへ、CDプレーヤーが盗まれたと赤螺吉右衛門(堀部圭亮)が飛び込んできました。

るい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)は謝りに向かいます。

幼いころからずっと小夜子に恋焦がれていた気持ちをぶつける桃太郎と7年もまたされてフラれたひなたは大喧嘩を始めてしまいました。

そこへ、錠一郎がトランペットを持って帰ってきました。

93話3月14日ネタバレ

トランペットを持って桃太郎(青木柚)とひなた(川栄李奈)の前に立った錠一郎(オダギリジョー)。

突然のことにるい(深津絵里)をはじめ、みな驚いてしまいます。その音はかすれ、やはり吹くことはできませんでした。

そして、錠一郎は自分の過去を話し始めました。

トランペットでCDデビューすることが決まっていたが謎の病にかかりトランペットを吹くことを諦め、るいとの結婚も諦めかけたこと。

回転焼き屋を始めても、なお治療法を捜し続けていたこと。桃太郎が生まれたころからそれもしなくなったということ。

るいはその中で錠一郎から発せられた「吹っ切れたんかな。もう一生トランペットは吹かへん。」という言葉がひっかかるのでした。

初めは信じなかったひなたと桃太郎ですが、二人がたくさんのことを乗り越えてくれたことに感謝します。

桃太郎は金物屋あかにしに謝罪に行くことにしました。そこで、赤螺吉之丞(徳永ゆうき)に小夜子(新川優愛)との結婚のお祝いを言うことができました。

一方、錠一郎の諦めたという言葉を信じられないるい。最初は頻繁に吹こうと試みてみたが、だんだんとチャレンジする機会が減り、吹こうとすればするほどにトランペットからさようならを言われているような感覚になっていくという錠一郎の言葉に涙しました。

そして、クリスマスの商店街のくじ引きのお手伝いをする錠一郎の前を通り、回転焼き屋に戻るるいの前に現れたのは算太(濱田岳)でした。

94話3月15日ネタバレ

クリスマスにるい(深津絵里)の前に現れたのは算太(濱田岳)でした。映画村で出会った算太が突然姿を消したことを心配していたひなた(川栄李奈)も喜びます。

るい「お母ちゃんの伯父さんや。」

驚くひなたをよそに、るいのつくる回転焼きのあんこを「たちばなのあんこだ」と褒めてくれます。岡山を語る算太の話は、ひなたにも桃太郎(青木柚)にも新鮮なものばかりでした。

翌朝、るいがあずきを焚くまじないの言葉を聞く算太。るいは雉真の家を算太が出て行った理由を聞きますが、算太が答えてくれることはありませんでした。

その日、算太は商店街のくじ引きの手伝いまでしてくれました。ひなたの分のくじを回す算太は、赤螺吉右衛門(堀部圭亮)の顔を見て、その父の吉兵衛(堀部圭亮)のことを思い出します。

そして、幼い安子の分身を見つけ、ダンスを披露します。思い出される岡山の人たち。

その様子を見ておもちゃのピアノを弾き始める錠一郎(オダギリジョー)。

ダンスが終わりその場に倒れてしまった算太は、入院していた病院を抜け出してるいに会いに来ていました。

95話3月16日ネタバレ

クリスマスに商店街を盛り上げたあと倒れてしまった算太(濱田岳)は、病床でるい(深津絵里)に謝罪します。そこへ吉兵衛の妻の赤螺清子(松原智恵子)がやってきて、吉右衛門(堀部圭亮)の生まれた日のことを思い出します。

桃太郎(青木柚)と同じようにラジオを盗んだ日のことでした。

その後、亡くなった算太のお葬式は桃山剣之介(尾上菊之助)が執り行ってくれました。
るいが亡くなる前の算太に手渡されたのは二通の通帳でした。そこから読み取れたのは、自分たち家族の今までとリンクしていたものでした。

錠一郎(オダギリジョー)の提案で岡山に戻ることにしたるい一家。
るいの実家が実業団の野球で有名な雉真繊維だと知った桃太郎(青木柚)は大はしゃぎです。雉真家で出迎えてくれたのは勇(目黒祐樹)でした。

算太の遺骨を前に雪衣(多岐川裕美)は、算太と母・安子(上白石萌音)がたちばなを立て直すためにお金を貯めていたことや、自分が算太を傷つけてしまったことを告白しました。

るいは安子がロバートに会うために出て行ったと思っていましたが、再建のために貯めたお金を持ったまま出て行った算太を追って大阪へ出て行ったのだと聞かされました。

96話3月17日ネタバレ

るい(深津絵里)に過去に持ち逃げした通帳と使ってしまったお金を返しに来た算太(濱田岳)。最後に家族の時間を持てたのだという錠一郎(オダギリジョー)の言葉をるいは聞いていました。

雉真勇(目黒祐樹)は、岡山を出てもう帰ってくることが無いと思っていたるいが、再び顔を見せてくれたことに感激していました。

雉真家で家族の写真を見つけるひなた(川栄李奈)ですが、部屋には祖母の安子(上白石萌音)の写真は飾られていませんでした。そして、ひなたは安子とはるいが幼いころに生き別れたことを聞かされました。

桃太郎(青木柚)がキャッチボールをしながら、勇に失恋話をしていた頃、るいは、昔、母が使っていた部屋に入り、引き出しから稔(松村北斗)の辞書をみつけました。

その後、るいは錠一郎に連れられて思い出の喫茶店「Dippermouth Blues」に向かいます。定一はすでに亡くなっていましたが定一の息子・健一(世良公則)が新たな場所に開店していたのでした。

安子と稔の初デートを見ていた健一は、安子が娘を捨ててアメリカへ行ってしまうような女性ではなかったと話してくれました。

97話3月18日ネタバレ

『On the Sunny Side of the Street』と共に健一(世良公則)のいれるコーヒーを飲むるい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)は終戦の日を迎えました。

るいは共に神社にお参りに来ていた錠一郎に父・稔(松村北斗)の姿を見るのでした。

「どこの国にも自由に行き来できる。どこの国の音楽も自由に聞ける。演奏できる。」

父がそう願った通り、るいはそんな世界を生きていると言われます。

一方、雉真家でひなた(川栄李奈)はラジオ英会話講座・カムカム英語のテキストを見つけます。安子(上白石萌音)とるいが一緒に学んでいた時のものでした。
テキストを読んでいると外から声をかけられます。そこへ玉音放送がラジオから流れてきます。英語通訳をしているのは、先ほど声をかけてきた平川唯一(さだまさし)です。

平川はあのころ、日本を明るくするためにラジオ英会話が必要だったのだとひなたに聞かせます。

そこで再びラジオから聞こえてきたのは平川の話す英語講座でした。

神社で、我に返ったるいは母を捜しにアメリカに行きたいと考え始めたのでした。

98話3月21日ネタバレ

雉真家でるい(深津絵里)は英語で歌うひなた(川栄李奈)を見つけます。
かつて安子(上白石萌音)と共に英語を勉強していたテキストを手渡されたるい。講師の平川唯一(さだまさし)は昨年亡くなったことを思い出しました。

るいは勇(目黒祐樹)に母の居場所の手がかりを求めますが、はっきりとした居場所は得られません。しかし、勇はるいが安子を捜す決意をしたことを嬉しく思っていました。

錠一郎(オダギリジョー)は雪衣(多岐川裕美)と朝ドラの話題で盛り上がっています。るいとひなたは京都に帰ることになりますが、桃太郎(青木柚)と錠一郎はもう一日残ることに。

「Dippermouth Blues」に向かった錠一郎は、東京からトミー(早乙女太一)を呼び出していました。

レコードデビューを果たしていたトミーに、いつかバンドに加入させてほしいと話し始めます。

トランペットはまだ吹けませんでしたが、錠一郎はピアノで音楽を演奏したいと感じていたのでした。

「音楽でるいをアメリカに連れて行ってあげたい。」

妻の奈々(佐々木希)に連絡を入れるトミーもその思いを受け入れてくれました。

99話3月22日ネタバレ

京都に戻ったひなた(川栄李奈)はラジオ講座に再度挑戦することにしました。早朝にあずきを焚くるい(深津絵里)のまじないを聞き、ひなたも同じ時間に起きてあずきを焚いた後に講座を聞くことにします。

結婚した吉之丞(徳永ゆうき)と小夜子(新川優愛)には赤ちゃんが生まれると聞いて、英語で喜びます。

岡山から戻ってきた桃太郎(青木柚)と錠一郎(オダギリジョー)。

錠一郎が連れてきたのはトミー(早乙女太一)です。久しぶりの再会に喜ぶるい。そして、錠一郎から音楽を再び始める決意をしたと報告されます。

ピアノで、いつかるいをアメリカに連れていくと聞かされ、感激してしまいました。

るいと共にあずきを焚くひなたは、祖母が進駐軍の人とアメリカに行ってしまったことを聞かされます。

るいから祖父・稔(松村北斗)の辞書を受け取っていたひなたは、英語講座を録音し繰り返し暗唱し、少しずつ上達していきました。

その後、小夜子たちに男の子が生まれ、桃太郎が岡山の大学に進学し、錠一郎はピアノデビューを飾りました。

100話3月23日ネタバレ

時代劇は衰退の一歩をたどっていました。大きな流れに抗うことができず落ち込むひなた(川栄李奈)ですが英会話で講師を務めてくれていたメアリーと偶然再会し、流ちょうな英語で会話をすることができました。

錠一郎(オダギリジョー)とるい(深津絵里)は、共に安子(上白石萌音)を捜しにアメリカへと旅立ちました。

留守番の間、ひなたは回転焼きを焼きます。ラジオから流れてきたのはノストラダムスの予言です。

『ダンゴ兄弟』が流行り、再び回転焼きは危機を迎え「これがノストラダムスか」とひなたはつぶやきます。

映画村でも、外国からのお客様に通訳をするひなた。そこへ榊原誠(平埜生成)からハリウッドと協力して映画を作る予定があると聞かされます。
それが7月だと聞いたひなたは、またまた「これが恐怖の大王か」と考えてしまいます。

そしてある日、一恵(三浦透子)がやってきて榊原とのことを相談されました。何回もデートを重ねた二人ですが、榊原からはっきりとした言葉をもらっていないことに不満をぶつけられます。

いつまでたってもすみれ(安達祐実)のことを忘れられないのではと不安になっていたのです。

ひなたは榊原に一恵に会うように説得し、いつもの蕎麦屋に向かわせますが、そこには偶然すみれがいました。

すみれは星川凛太朗(徳重聡)と離婚したのでした。寄り添う二人を見てしまった一恵は言葉を失ってしまいました。

101話3月24日ネタバレ

美咲すみれ(安達祐実)と榊原誠(平埜生成)が寄り添う姿を見てしまった一恵(三浦透子)は、泣きながらひなた(川栄李奈)の元にやってきました。

テレビですみれの離婚を知ったひなた。一恵を優しく慰めているとすみれをおぶったままの榊原がやってきて経緯を説明しようとします。お茶の先生としてちゃんとしていく一恵に気後れしていたという榊原。

自分のためにお茶を入れてほしいという言葉を聞き入れた一恵は笑顔を取り戻します。

すみれはハリウッド映画の出演を目指して頑張るとひなたに宣言し帰っていきました。

アメリカから帰ってきたるい(深津絵里)を迎え入れるひなたは、るいがアメリカで歌声を披露してきたという話を聞き驚きます。

祖母に向けて歌ったというるいですが、安子(上白石萌音)の居所はつかめませんでした。

一方、ひなたは稔(松村北斗)の辞書を手に英語の勉強にいそしみます。

そして、やってきた夏。

映画村で、ひなたの前に現れたのは恐怖の大王ではなくハリウッド映画のスタッフたち。ひなたは彼らを案内する大役に任命されていました。

102話3月25日ネタバレ

英語で映画村の案内をするひなた(川栄李奈)は、道場での四方斬りの実演にハリウッドのスタッフたちを連れていきます。
成功に終わった大役にほっとするひなたは、一行の中にいたアニーヒラカワという人が気になっていました。ともに片づけをする榊原誠(平埜生成)からキャスティングの人だと聞かされます。

ハリウッド映画の製作に当たり、たくさんの人がオーディションで選ばれると聞いたひなたは五十嵐文四郎(本郷奏多)のことを思い出していました。

ある日、映画村でアニーを見かけたひなたは思い切って声をかけることにします。スタッフたちはロケハンに山登りに行っていたのでアニーは一人でここに来たのだと言います。

そしてアニーはひなたの英語を褒めてくれました。ラジオ講座で英語を学んだと聞いたアニーは驚きます。
日本には初めて来たというアニーですが、英語講座のことを知っているようでした。

オーディションには、大部屋俳優たちも続々と参加を申し出ていました。伴虚無蔵(松重豊)にもエントリーシートを持ってくるように促しますが、虚無蔵は自分は参加しないと去って行ってしまいます。

そんな中、オーディションのためにアクション監督が来ることになり、道場を開けに行くひなたの前に姿を見せたのは五十嵐でした。

103話3月28日ネタバレ

ハリウッド映画『サムライ・ベースボール』の日本人オーディションのために、会場の準備に向かったひなた(川栄李奈)の前に現れたのは五十嵐文四郎(本郷奏多)でした。

五十嵐はハリウッド映画のアクション監督の助手になっていました。二人の再会は10年ぶりでした。

家業を手伝うはずだった五十嵐でしたが、錠一郎(オダギリジョー)がくれた(早乙女太一)のCDに影響され会社を辞めてアメリカに渡ったと言います。
五十嵐は映画村で培ったことを支えにハリウッドで道を見つけることができたのでした。

榊原誠(平埜生成)はひなたに対し五十嵐のことを気にかけてくれます。

るい(深津絵里)に五十嵐と再会したことを言えないひなた。

オーディションの会場準備をするひなたの前にアニーヒラカワ(森山良子)が甥のジョージ(ハリー杉山)を連れてやってきます。

五十嵐は伴虚無蔵(松重豊)とも再会を果たします。オーディションを受けないという虚無蔵。

始まったオーディションでは五十嵐は殺陣の相手を務めます。

一方、アニーは誰かに連絡を取ろうとしていますが、相手が電話に出ることはありませんでした。

岡山には顔を出さなくて後悔しないのかというジョージに、アニーはこれでいいのだと返しました。

104話3月29日ネタバレ

自分を朝ドラのヒロインと重ねるひなた(川栄李奈)は五十嵐文四郎(本郷奏多)と再会したことを何となくるい(深津絵里)に伝えることができませんでした。

アニー・ヒラカワ(森山良子)はラジオ英語講座の話をしてくれたひなたのことが気になっていました。
ハリウッド映画のオーディションは無事に終わりましたが、ひなたの様子を心配したアニーは、ひなたから五十嵐のことを話してもらいます。

母にも話せなかったことを伝える自分に驚くひなた。

会場となった道場を以前のように拭き掃除をする五十嵐と、お互いに成長したことを確かめ合います。

そして、五十嵐はオーディションに伴虚無蔵(松重豊)が来なかったことを残念がります。映画村にいたころを懐かしむ五十嵐に、あの頃に戻りたいかと尋ねます。

しかし、ひなたは自分の気持ちを口にすることができませんでした。

翌日、衣装合わせが行われる道場でアニーは虚無蔵を見つけます。アニーは以前から何通も虚無蔵に手紙を送り、ハリウッド映画『サムライ・ベースボール』にメインキャストで参加してほしいとお願いをしていたのでした。

虚無蔵は西洋映画には興味はないと断りますが、アニーは監督に殺陣を見せてほしいと食い下がります。

ひなたも必死で訴えかけますが虚無蔵の決意は固いものでした。

そこに五十嵐が虚無蔵の竹刀を持って現れました。

105話3月30日ネタバレ

ひなた(川栄李奈)は、虚無蔵(松重豊)の前に突然現れた五十嵐文四郎(本郷奏多)に驚いてしまいました。

アニー・ヒラカワ(森山良子)が熱心に誘っていたにもかかわらずハリウッド映画『サムライ・ベースボール』に参加する意思のない虚無蔵に対し、時代劇俳優の夢を諦めた時に自らに語り掛けた虚無蔵の言葉を返します。

虚無蔵自身が侍なのだという五十嵐の言葉に虚無蔵は何を思うのか。

アニーも虚無蔵に対し、丁寧に頭を下げます。

そして、監督の前で始まった五十嵐と虚無蔵の気迫あふれる殺陣。完璧な殺陣にスタッフ一同も拍手喝さいでした。

アニーはひなたが差し入れた『大月』の回転焼きを食べ、あんこの味に驚きました。

着々と進む撮影のための準備の中、ひなたは五十嵐から飲みに誘われます。錠一郎(オダギリジョー)がジャズピアニストになったことや、たわいもない話の中でひなたに感謝を述べる五十嵐は衣装担当の女性と結婚をすることを伝えました。

やり直せるのではないかと頭をよぎっていたひなたでしたが、笑顔で五十嵐のことを帰したのでした。

106話3月31日ネタバレ

映画村で道場の場所を尋ねるのはハリウッド映画『サムライ・ベースボール』の主演俳優でした。

桃山剣之介(尾上菊之助)も参加し、いよいよ撮影がスタートします。
ひなた(川栄李奈)も二人の間で通訳をし嬉しそうです。

『サムライ・ベースボール』には伴虚無蔵(松重豊)も重要なポストで参加が決定していました。
幕末にタイムスリップしてきた主人公が野球を教えることで親交を深め、藩主たちも結束を固めていくというSF時代劇です。

ひなたは映画村での撮影にアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿が無いことに気が付いていました。

撮影が進む中、帰宅すると大伯父の雉真勇(目黒祐樹)が訪ねてやってきていました。

今回の映画の衣装の中で問題となっていたのは足袋。たくさんの試作品の中で雉真繊維の足袋が一番しっくりくるということを伝えると勇はうれし泣きをします。足袋を作り続けたことがひなたの役に立っていることに感動したのでした。

そして、錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)のセッションが「Dippermouth Blues」で披露されていました。

二人は健一(世良公則)から地元のクリスマスフェスティバルに参加してもらえないかと持ち掛けられます。
場所は錠一郎の思い出の地、錠一郎がジャズに出会った進駐軍跡にできた場所でした。

るい(深津絵里)から思い出の地で錠一郎にトランペットを吹かせてあげたかったという言葉を聞いたトミーは、何かを心に秘めながら帰っていきました。

107話4月1日ネタバレ

公開された『サムライ・ベースボール』。映画村にとっても救世主となるように神棚に祈るひなた(川栄李奈)。

桃太郎(青木柚)から雪衣(多岐川裕美)が入院したと聞かされたるい(深津絵里)は岡山へと駆け付けていました。

安子の消息がいまだにつかめないことを謝罪する雪衣。

安子が稔が戦死した後、るいと二人で出て行ってしまったのだと思っていた雪衣は再び戻ってきた安子のことを快く思っていませんでした。そして、安子への黒い感情から子供だったるいにひどいことを言ってしまったと謝罪します。

雪衣はずっと、再び安子に会ってきちんと謝りたいと願っていました。

その願いを聞いたるいは優しく手を取ってあげました。
その後、雪衣は勇(目黒祐樹)に見守られながら息を引き取り、るいは自分が母に謝らなければならないのだと感じていました。

一方、映画村では道場の掃除をしていたひなたの前に再来日していたアニー(森山良子)が姿を現しました。
そして、ひなたが差し入れてくれた回転焼きの美味しさの秘密をききます。あんこのおまじないを聞いたアニーは、突然走り出し帰ってしまいました。

京都に戻ったるいは錠一郎(オダギリジョー)から、先日健一(世良公則)から誘われたクリスマスフェスティバルで『On the Sunny Side of the Street』を歌ってはどうかと提案されたのでした。

108話4月4日ネタバレ

時は流れ、岡山の「Dippermouth Blues」のオーナーになっている年老いたるい(深津絵里)と錠一郎(オダギリジョー)。

ひなた(川栄李奈)は海外から仕事を終え帰国しています。

時は戻り、ハリウッド映画『サムライ・ベースボール』の公開が近づいている時代。準備を進めるひなたはジョージ(ハリー杉山)を見つけますが、そこにアニー・ヒラカワ(森山良子)の姿が無いことを残念がりました。
その後、ひなたは有休をとり、岡山に錠一郎たちのコンサートを見に行くことになっていました。ひなたはアニーにもジョージを通じて招待券を渡しました。

岡山の「Dippermouth Blues」で開催されるクリスマスフェスティバルの準備にかかるるい。思った以上に大きな催しだったことに驚くるいはすぐにボイストレーニングに入りました。

緊張するるいの前に、大阪の母ともいえる竹村和子(濱田マリ)が応援に駆けつけてくれました。そして、錠一郎に声をかけるトミー(早乙女太一)が連れてきてくれたのは木暮洋輔(近藤芳正)でした。

コンサート会場で和子たちが席に座っている頃、控室で映画『サムライ・ベースボール』の情報を伝えるラジオ放送に耳を傾けるひなた。

番組にはキャスティングに関わったアニーが出演しています。

アニーは1925年にシアトルで生まれたと聞こえてきました。

109話4月5日ネタバレ

現在、ハリウッド映画のキャスティングを行うようになっていたひなた(川栄李奈)。ひなたを特集する記事の横には五十嵐文四郎(本郷奏多)の記事も載っていました。

二年ぶりに帰国したひなたを新たに始まるラジオ英語講座の講師にと依頼してきたのは小川未来(紺野まひる)でした。

クリスマスライブの日。

ラジオから聞こえてきたアニー・ヒラカワ(森山良子)の生い立ちを聞くひなたは、アニーがアメリカで生まれ大学で演劇を学んでいたと聞きます。

映画が大好きだというアニーは初代・黍乃丞シリーズの映画を観たかと尋ねられ、それまで英語で答えていたアニーは「観ました。」と日本語で話し始めました。

その頃、アメリカで生活しているはずのアニーは実は安子でした。

その話をひなたと共に聞いていたるい(深津絵里)は固まります。追い打ちをかけるようにアニーから「るい」という名前を聞きます。

自分の気持ちしか考えられず、娘の気持ちを考えることができなかったという安子。娘の前から消えることしか選択肢がなかったというのです。

アニーが自分の祖母だと知ったひなたは、今日中に帰国してしまうというアニーとるいを会わせようと奔走します。

110話4月6日ネタバレ

ラジオ英語講座の講師を受けるかどうか悩むひなたが映画村に顔を出すと、伴虚無蔵(松重豊)が声をかけてきました。
自分が鍛錬の末に手にしたものは分かち与えよという言葉に、ひなたは背中を押されたのでした。

時を戻し、クリスマスフェスティバルでは錠一郎(オダギリジョー)とトミー(早乙女太一)のセッションが始まりました。

帰国してしまうアニー(森山良子)を追いかけて空港にやってきたひなた(川栄李奈)は、その姿を見つけることができませんでした。

るい(深津絵里)は、ひなたのことをねぎらい、これ以上探さなくていいと言います。すべてを話した母がすべてを捨ててこのまま姿を消してしまうのではないかと考えていたのでした。

ライブ会場に戻ってきたひなたは、会場前で一人佇むアニーの姿を見つけ声を掛けますが、アニーは走り去ってしまいます。
後を追いかけるひなた。

るいの出番が近づく中、一子(市川実日子)が控室に来てくれました。自分に会うことを諦めている母に向けて歌うことに意味があるのか迷っているるいに、一子は意味が見いだせなくても誰かのことを思ってすることには意義があると答えてくれました。

111話4月7日ネタバレ

虚無蔵(松重豊)に背中を押され、ウィリアム(城田優)と共にラジオ英語講座の講師を務めるひなた(川栄李奈)。

岡山で行われていたクリスマスフェスティバル。
アニー(森山良子)をおぶるひなたは、るい(深津絵里)の歌声をアニーに聞かせることができました。るいの歌う『On the Sunny Side of the Street』のトランペットは錠一郎(オダギリジョー)が過去に録音した音声でした。

るいはアニー=安子の元に向かいます。離れていた時間を取り戻すように抱きしめ合う母娘。

るい「お母さん。Ilove you.」

ひなたはるいと共にこの奇跡のような夜を喜びました。初めて会うるいの母に挨拶をする錠一郎や桃太郎(青木柚)たち。
錠一郎が幼いころこの場所で初めて聞いた定一(世良公則)の歌う『On the Sunny Side of the Street』を安子も聞いていたことに感動しました。

年が明けて、再び来日したアニーは勇(目黒祐樹)にアメリカでの生活を語ります。アニーは映画『サムライ・ベースボール』で稔(松村北斗)の願いが叶ったと感じていました。

112話4月8日ネタバレ

かつてラジオ放送と共に誕生した女の子から始まった100年の歴史。

岡山の「Dippermouth Blues」で健一(世良公則)の出してくれたおはぎが、自分たちの作っていたたちばなのおはぎがルーツだったことに驚く安子(森山良子)。
そこへ勇(目黒祐樹)は水田きぬの孫の花菜(小野花梨)を連れてきてくれます。安子は入院しているきぬに必ず会いに行くと約束します。

京都にも訪ねた安子は赤螺吉右衛門(堀部圭亮)たちにも60年ぶりに再会します。そして安子はひなた(川栄李奈)にアメリカへ英語と映画の勉強をするために来ないかと誘いました。

小夜子(新川優愛)は電気屋を手伝いながら小さな塾を初め、一恵(三浦透子)は榊原誠(平埜生成)と結婚しお茶のお師匠を継ぎました。

二代目モモケン桃山剣之介(尾上菊之助)は美咲すみれ(安達祐実)と結婚を発表していました。

桃太郎(青木柚)は一目惚れした花菜と結婚し『大月』を継ぎました。さらに、ジョージ(ハリー杉山)と共に野球を教える立場となり、甲子園へと出場を果たしました。

映画村に戻ってきたひなたは、共にラジオ英語講座の講師を務めるウィリアム(城田優)と出会います。

彼はひなたの作る100年の家族の物語が語られるテキストが素晴らしいと褒めてくれます。そして、ウィリアムが落としたキーホルダーをひろったひなたはウィリアムがかつての少年ビリーだと気が付きました。

カムカムエヴリバディキャスト情報

ドラマ「カムカムエヴリバディ」のキャスト情報まとめました。

橘安子(上白石萌音)

1925年3月22日、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で生まれる。御菓子司「たちばな」の看板娘で、あんことおしゃれが大好きな女の子。ラジオ講座をきっかけに英語を学び始める。

上白石萌音

1998年1月27日、鹿児島県出身。妹は女優の上白石萌歌。

2011年の第7回『東宝「シンデレラ」オーディション』にて審査員特別賞を受賞し、グランプリを受賞した2歳下の妹・萌歌とともに東宝芸能へ所属する。2020年のドラマ『恋はつづくよどこまでも』でゴールデン連続ドラマ初主演を果たし、ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演女優賞などを受賞。

だいじょうぶ3組

舞妓はレディ

ちはやふる

溺れるナイフ

羊と鋼の森

L♡DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。

スタートアップ・ガールズ

西郷どん

青天を衝け

SUITS/スーツ シリーズ

陸王

恋はつづくよどこまでも

オー!マイ・ボス!恋は別冊で

雉真るい(深津絵里)

ジャズソングによって道を切り開いていく。

深津絵里

1973年1月11日、大分県出身。母は書家の深津諭美子。

1986年、ミス原宿グランプリで優勝をしたのをきっかけに13歳で芸能界デビュー。JR東海の「HOME-TOWN EXPRESS・クリスマスバージョン」(クリスマス・エクスプレス’88)CMに15歳で起用され、広く知られるようになった。1997年、ドラマ『踊る大捜査線』に恩田すみれ役でレギュラー出演し、認知度も高まった。

出演作品

パラダイスにっぽん

愛という名のもとに

二十歳の約束

最高の片想い

踊る大捜査線シリーズ

大河ドラマ 徳川慶喜

きらきらひかる

彼女たちの時代

カバチタレ!

恋ノチカラ

空から降る一億の星

末っ子長男姉三人

川、いつか海へ 6つの愛の物語

スローダンス

西遊記

CHANGE

ステキな隠し撮り〜完全無欠のコンシェルジュ〜

満月のくちづけ

ザ・マジックアワー

女の子ものがたり

悪人

ステキな金縛り

寄生獣

ひなた(川栄李奈)

時代劇の世界に憧れつつ、ラジオ英語講座に居場所を見出す。

川栄李奈

1995年2月12日、神奈川県出身。夫は俳優の廣瀬智紀。

2010年、AKB48第11期研究生オーディションに合格。2016年、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演。2018年、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018ニューウェーブアワードを受賞。

出演作品

マジすか学園シリーズ

ごめんね青春!

早子先生、結婚するって本当ですか?

とと姉ちゃん

死幣-DEATH CASH-

フランケンシュタインの恋

僕たちがやりました

アシガール

健康で文化的な最低限度の生活

3年A組-今から皆さんは、人質です-

いだてん

青天を衝け

家政夫のミタゾノ 第3シリーズ

劇場版 私立バカレア高校

亜人

デスノート Light up the NEW world

センセイ君主

九月の恋と出会うまで

人魚の眠る家

Diner ダイナー

地獄の花園

橘金太(甲本雅裕)

安子の父。店のあんこの味を大切に守っている、御菓子司「たちばな」の2代目大将。

甲本雅裕

1965年6月26日、岡山県出身。兄はミュージシャンの甲本ヒロト。

中間管理職のサラリーマンや暴力団員など様々な役を等身大に演じ、トップバイプレイヤーとして活躍。三谷作品にも常連出演している。2019年、中国地方先行公開の映画『高津川』で映画初主演を果たす。

出演作品

振り返れば奴がいる

踊る大捜査線シリーズ

はみだし刑事情熱系シリーズ

元禄繚乱

新選組!

ごくせん

こころ

カーネーション

美女か野獣

エースをねらえ!

日曜劇場 砂の器

佐賀のがばいばあちゃん

ガリレオ

ホテリアー

空飛ぶタイヤ

霊能力者 小田霧響子の嘘

37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜

三谷幸喜「大空港2013」

三匹のおっさん〜正義の味方、見参!!〜シリーズ

花咲舞が黙ってない

バイプレイヤーズ

わたしを離さないで

ただ離婚してないだけ

緊急取調室

リンダ リンダ リンダ

嫌われ松子の一生

ザ・マジックアワー

20世紀少年 第2章 最後の希望

謎解きはディナーのあとで

一週間フレンズ。

3月のライオン

高津川

橘小しず(西田尚美)

安子の母。家族の幸せを願う優しい母で、金太と一緒に「たちばな」を切り盛りしている。

西田尚美

1970年2月16日、広島県出身。当初、モデルとして活動していたが、1993年のドラマ『オレたちのオーレ!』への出演をきっかけに女優に転身。

出演作品

ママだって夏休み

大河ドラマ 風林火山

とんび

紙の月

連続テレビ小説マッサン

就活生日記

瑠璃の島

ギネ 産婦人科の女たち

さよならぼくたちのようちえん

ダーティ・ママ!

魔女の条件

GOOD LUCK!!

白夜行

潜入探偵トカゲ

コウノドリ

集団左遷!!

半沢直樹

Age,35 恋しくて

Over Time-オーバー・タイム

ラブコンプレックス

白い巨塔

GTO

帰ってきた時効警察

DOCTORS3 最強の名医

相棒

にじいろカルテ

IS〜男でも女でもない性〜

うきわ -友達以上、不倫未満

ウォーターボーイズ

13階段

スウィングガールズ

サイレン 〜FORBIDDEN SIREN〜

ハチミツとクローバー

未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

ひるなかの流星

あの頃。

青葉家のテーブル

ソロモンの偽証

護られなかった者たちへ(2021年秋公開予定)

橘算太(濱田岳)

安子の兄。御菓子司「たちばな」で修行するも家業に興味がない。

濱田岳

1988年6月28日、東京都出身。

1998年ドラマ『ひとりぼっちの君に』で子役デビュー。2008年、映画『アヒルと鴨のコインロッカー』で第22回高崎映画祭最優秀主演男優賞を受賞した。

出演作品

フルーツ宅配便

終電バイバイ

引っ越し大名

ボクは坊さん

お先にどうぞ

タイヨウのうた

シェフは名探偵

3年B組金八先生スペシャル11

3年B組金八先生第7シリーズ

ノーサイドゲーム

バイプレイヤーズ

シュガー&スパイス 風味絶佳

アヒルと鴨のコインロッカー

今度は愛妻家

ゴールデンスランバー

宇宙兄弟

少年H

舞妓はレディ

偉大なる、しゅららぼん

永遠の0

HERO

予告犯

信長協奏曲

ヒキタさん! ご懐妊ですよ

平成夫婦茶碗

夜回り先生

すみれの花咲く頃

寧々〜おんな太閤記

月の恋人〜Moon Lovers〜

二十四の瞳

視覚探偵 日暮旅人

赤めだか

教場II

じゃない方の彼女

橘杵太郎(大和田伸也)

安子の祖父。御菓子司「たちばな」の初代大将。

大和田伸也

1947年10月25日、福井県出身。弟は俳優の大和田獏。

1977年、『犬神の悪霊』で映画初主演。

出演作品

おんな太閤記

八代将軍吉宗

篤姫

龍馬伝

梅ちゃん先生

踊る大捜査線シリーズ

海猿 UMIZARU EVOLUTION

TRICK 新作スペシャル

クライマーズ・ハイ

華麗なる一族

特命係長 只野仁 3rdシーズン

パパとムスメの7日間

CHANGE

坂の上の雲

踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事と最後の難事件

ゴジラシリーズ

エイプリルフールズ

50回目のファーストキス

フード・ラック!食運

橘ひさ(鷲尾真知子)

安子の祖母。しっかり者で頭の回転が速い。御菓子司「たちばな」のあんこの原点。

鷲尾真知子

1949年6月2日、神奈川県出身。夫は俳優の中嶋しゅう。

2003年からの『大奥』では「大奥スリーアミーゴス(のうちの葛岡役)」が好評で、全シリーズに出演。

出演作品

源義経

八代将軍吉宗

花燃ゆ

春よ、来い

ウォーカーズ〜迷子の大人たち

永遠の仔

家売るオンナ

3年B組金八先生シリーズ

佐々木夫妻の仁義なき戦い

ホテルコンシェルジュ

凪のお暇

新・お水の花道

救命病棟24時

鹿男あをによし

リッチマン、プアウーマン

フリーター、家を買う。

孤独のグルメ Season5

大奥

千年の恋 ひかる源氏物語

ホットロード

雉真千吉(段田安則)

雉真繊維の社長。同社を一代で立ち上げた地元でも知られる実力者。

段田安則

1957年1月24日、京都府出身。1981年、野田秀樹主宰の「夢の遊眠社」へ入団し、1992年の劇団解散まで主力俳優として活動。シリアスもコミカルも巧みにこなす名脇役として活躍している。

出演作品

君の瞳に恋してる!

ママハハ・ブギ

予備校ブギ

スィートホーム

長男の嫁

ぴあの(連続テレビ小説)

ふたりっ子(連続テレビ小説)

オードリー(連続テレビ小説)

私は貝になりたい

正義は勝つ

大人の男

聖者の行進

OUT~妻たちの犯罪

ラブコンプレックス

ムコ殿

GOODLUCK

不毛地帯

セカンドバージン(ドラマ10)

それでも、生きてゆく

ドクターx

半沢直樹

和田家の男たち

雉真美都里(YOU)

千吉の妻。良家のお嬢様育ちで気品があり、いつも華やかである。

YOU

1964年8月29日、東京都出身。原宿でスカウトされて芸能界に入り、18歳の頃からモデルとして活動。2004年、映画『誰も知らない』で柳楽優弥らが演じた4人の子供を捨てた母親役で出演し、カンヌ国際映画祭にも出席した。

出演作品

銀河テレビ小説「はねっかえり純情派」

深夜食堂

ゴーイング マイ ホーム

戦力外捜査官

ヒガンバナ〜女たちの犯罪ファイル

HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜

ボイス 110緊急指令室

じゃない方の彼女

誰も知らない

いま、会いにゆきます

ゲゲゲの鬼太郎

兄に愛されすぎて困ってます

走れ!T校バスケット部

雉真稔(松村北斗)

千吉の長男で雉真家の跡取り。家業である繊維業を海外に展開させることを志す大学生。英語が堪能である。

松村北斗

1995年6月18日、静岡県出身。 SixTONESのメンバー。

2009年、ジャニーズ事務所に入所。2012年、10月13日『劇場版 私立バカレア高校』で映画デビュー。

出演作品

私立バカレア高校

黒の女教師

ぴんとこな

パーフェクトワールド

女王の法医学~屍活師~

バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ

劇場版 「きのう何食べた?」

雉真勇(村上虹郎)

千吉の次男。安子の小学校からの同級生で甲子園を目指している野球少年。

村上虹郎

1997年3月17日 、東京都出身。父は俳優の村上淳、母は歌手のUA。

2014年、映画『2つ目の窓』で映画初出演で主演を務め、第29回高崎映画祭・最優秀新人男優賞を受賞。

2015年、連続ドラマ『天使のナイフ』でテレビドラマ初出演。

出演作品

神さまの言うとおり

2つ目の窓

忘れないと誓ったぼくがいた

ナミヤ雑貨店の奇蹟

二度めの夏、二度と会えない君

楽園

るろうに剣心 最終章 The Beginning

孤狼の血 LEVEL2

燃えよ剣

プリテンダーズ

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

仰げば尊し

この世界の片隅に

MIU404

村野タミ(西川かの子)

雉真家に仕える女中。

西川かの子

1974年7月27日、大阪府出身。西川きよし・西川ヘレン夫妻の長女。

2001年、ドラマ『HERO』にバーテンダー役でレギュラー出演し、注目を集める。

出演作品

カーネーション

夫婦善哉

まんぷく

雪衣(岡田結実)

雉真家の女中。控えめな性格だが働き者。

岡田結実

2000年4月15日、大阪府出身。父はお笑いタレントの岡田圭右。

2010年から4年間、Eテレで放送されている『天才てれびくん』にてれび戦士として出演。2018年、『静おばあちゃんにおまかせ』で、ドラマ初出演にして主演をつとめた。

出演作品

傷だらけの悪魔

ショコラの魔法

静おばあちゃんにおまかせ

ヒモメン

女子高生の無駄づかい

夜がどれほど暗くても

江戸モアゼル〜令和で恋、いたしんす。〜

准教授高槻彰良の推察

水田きぬ(小野花梨)

安子の幼なじみ。しっかり者で安子を応援してくれる親友。

小野花梨

1998年7月6日、東京都出身。2006年、TBS系ドラマ『嫌われ松子の一生』で女優デビュー。

出演作品

嫌われ松子の一生

きらきら研修医

CHANGE

鈴木先生

13歳のハローワーク

イタズラなKiss2 〜Love in TOKYO

もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~

親バカ青春白書

ホメられたい僕の妄想ごはん

チーム・バチスタの栄光

エイプリルフールズ

るろうに剣心 最終章 The Final

Bittersand

水田卯平(浅越ゴエ)

きぬの父。御菓子司「たちばな」と同じ商店街にある豆腐屋「水田屋とうふ」の店主。

浅越ゴエ

1973年12月20日、大阪府出身。お笑いユニットザ・プラン9のメンバーの1人。

出演作品

出演作情報はまだありません。

水田花子(小牧芽美)

卯平の妻。一緒に「水田屋とうふ」を切り盛りしている。

小牧芽美

 

出演作品

出演作情報はまだありません。

赤螺吉兵衛(堀部圭亮)

御菓子司「たちばな」と同じ商店街にある荒物屋「あかにし」店主。町内でいち早くラジオを入手していた。

堀部圭亮

1966年3月25日、東京都出身。

1996年、SABU監督の映画『弾丸ランナー』に出演し、以降映画作品への出演が増えた。

出演作品

新選組!

平清盛

花燃ゆ

汚れた舌

バッテリー

あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜

外事警察

チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋 

チャンス

美しい隣人

妻は、くノ一

七つの会議

ガリレオ 第2シーズン

花子とアン

信長協奏曲

ショカツの女 新宿西署 刑事課強行犯係

共演NG

鮫肌男と桃尻女

ハチミツとクローバー

THE LAST MESSAGE 海猿

アントキノイノチ

関ヶ原

Fukushima 50

赤螺吉右衛門(中川聖一朗)

吉兵衛と清子の息子。「たちばな」の御菓子が大好物。

中川聖一朗

 

出演作品

出演作情報はまだありません。

柳沢定一(世良公則)

喫茶店「Dippermouth Blues」マスター。

世良公則

1955年12月14日、広島県出身。1977年11月のレコードデビュー。TV『太陽にほえろ!』などの刑事ドラマ、『マルモのおきて』、『カンゾー先生』などの映画にも多数出演し、日本アカデミー賞の第10回及び第22回助演男優賞を受賞している。

出演作品

太陽にほえろ!

NHK連続テレビ小説『チョッちゃん』

リバース〜警視庁捜査一課チームZ〜

NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』

下町ロケット 後編

Wの悲劇

極道の妻たち

カンゾー先生

青の瞬間

恋するマドリ

七つの会議

小さな恋のうた

柳沢健一(前野朋哉)

定一の一人息子。定一とともに喫茶店を切り盛りしている。

前野朋哉

1986年1月14日、岡山県出身。監督、脚本、主演した『脚の生えたおたまじゃくし』は、2009年に第4回福井映画祭にて 観客賞と田中光敏監督賞を受賞。

出演作品

グレートブリテン

脚の生えたおたまじゃくし

モテキ

桐島、部活やめるってよ

闇金ウシジマくん

図書館戦争

エミアビのはじまりとはじまり

東京喰種トーキョーグール

チェリーボーイズ

嘘八百 京町ロワイヤル

一度死んでみた

ある用務員

大河ドラマ大作戦

空飛ぶ広報室

わろてんか

金田一少年の事件簿N(neo)

恋仲

おかしの家

ちょいドラ2019「斬る女」

ホームルーム

リモートで殺される

逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類! 新春スペシャル!!

婚姻届に判を捺しただけですが

平川唯一(さだまさし)

ラジオ英語講座「カムカム英語」の講師。

さだまさし

1952年4月10日 、長崎県出身。フォークデュオのグレープでメジャーデビュー。「精霊流し」のヒットにより全国にその名を知られるようになった。

出演作品

日曜劇場『末っ子長男姉三人』

さだまさしドラマスペシャル

小川澄子(紺野まひる)

安子が大阪で出会う主婦。

紺野まひる

1977年4月12日 、大阪府出身。元宝塚歌劇団雪組トップ娘役。テレビ東京の『Film Factory』にて監督業にもチャレンジした。

出演作品

てるてる家族

おひさま

ホームドラマ!

ホットマン2

役者魂!

花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜

プロポーズ大作戦SP

252 生存者あり episode.ZERO

獣医ドリトル

新参者

外交官・黒田康作

ドン★キホーテ

いつかこの雨がやむ日まで

姉ちゃんの恋人

県庁の星

はなちゃんのみそ汁

こわもての田中(徳井優)

ある日突然橘家に押しかけてくる借金取り。

徳井優

1959年9月28日 、大阪府出身。1989年の「引越しのサカイ」のCMキャラクターとして起用され、ブレイク。

出演作品

純情きらり

ちりとてちん

ゲゲゲの女房

梅ちゃん先生

ごちそうさん

エール

功名が辻

西郷どん

青天を衝け

ハゲタカ

未解決事件 File 05「ロッキード事件」

金田一少年の事件簿

貧乏男子 ボンビーメン

ケイゾク

ハンチョウ〜神南署安積班〜

SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜シリーズ

ショムニ

ブスの瞳に恋してる

謎解きはディナーのあとで

37歳で医者になった僕〜研修医純情物語〜

PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜

TRICK2

遺留捜査

ドクターY〜外科医・加地秀樹〜

孤独のグルメ Season4

That’s カンニング! 史上最大の作戦?

Shall we ダンス?

ウォーターボーイズ

それでもボクはやってない

探偵はBARにいる2

海難1890

あなたの番です 劇場版

小椋くま(若井みどり)

大学に通う雉真稔の下宿先「おぐら荘」の大家。

若井みどり

1944年7月29日 、大阪府出身。元女流漫才コンビ。吉本興業大阪本部所属。

出演作品

新・なにわの源蔵事件帳

まんぷく

神田猛(武井壮)

帝国軍人で、海軍主計中佐。

武井壮

1973年5月6日 、東京都出身。元陸上競技選手。日本フェンシング協会会長。2015年1月公開のインド映画『ミルカ』に日本代表選手役で出演し、海外映画デビューを果たす。

出演作品

NHK正月時代劇 桜ほうさら

花子とアン

花燃ゆ

いだてん〜東京オリムピック噺〜

悲熊

タッチ

振り子

8日で死んだ怪獣の12日の物語 -劇場版-

大月錠一郎(オダギリジョー)

るいが働くクリーニング店の客。

オダギリジョー

1976年2月16日 、岡山県出身。妻は女優の香椎由宇。

2000年に放送された、『仮面ライダークウガ』の主人公・五代雄介役で注目を集める。2003年公開の映画『アカルイミライ』は初主演を果たし、カンヌ国際映画祭に正式出品され、日本映画プロフェッショナル大賞で作品賞を受賞。オダギリ自身も主演男優賞を受賞した。

出演作品

プラトニック・セックス

アカルイミライ

あずみ

血と骨

イン・ザ・プール

メゾン・ド・ヒミコ

SHINOBI

スクラップ・ヘブン

THE 有頂天ホテル

HAZARD ハザード

悲夢

マイウェイ 12,000キロの真実

FOUJITA

オーバー・フェンス

続・深夜食堂

花束みたいな恋をした

アジアの天使

仮面ライダークウガ

嫉妬の香り

天体観測 searchin’ for my polestar

サトラレ

ぼくらはみんな生きている

新選組!

八重の桜

不機嫌なジーン

時効警察シリーズ

深夜食堂

ぼくの妹

熱海の捜査官

塀の中の中学校

家族のうた

S -最後の警官-

リバースエッジ 大川端探偵社

おかしの家

連続ドラマW イアリー 見えない顔

オリバーな犬、 (Gosh!!) このヤロウ

ジャズ喫茶に通う女子大生(市川実日子)

錠一郎に片思いしている女子大生。

市川実日子

1978年6月13日、東京都出身。姉はモデル出身で、女優の市川実和子。

『CUTiE』『Zipper』『spoon.』のほか『装苑』『GINZA』などのハイファッション系の雑誌に登場。2000年「タイムレスメロディ」で長編映画に初出演。2003年、初の主演映画『blue』で第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞し、2016年、『シン・ゴジラ』で毎日映画コンクール女優助演賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。

出演作品

とらばいゆ

ラヴァーズ・キス

blue

キューティーハニー

いま、会いにゆきます

嫌われ松子の一生

めがね

レンタネコ

シン・ゴジラ

ReLIFE リライフ

三度目の殺人

ナラタージュ

羊の木

よこがお

罪の声

天花

喰いタン

篤姫

黒の女教師

恋愛ニート〜忘れた恋のはじめ方

八重の桜

Dr.DMAT

わが家

アンナチュラル

小さな巨人

イノセンス 冤罪弁護士

白い巨塔

凪のお暇

BG〜身辺警護人〜

大豆田とわ子と三人の元夫

ミュージシャン(早乙女太一)

木暮の営むジャズ喫茶を拠点に活動するミュージシャン。

早乙女太一

1991年9月24日、東京都出身。大衆演劇の劇団、劇団朱雀の2代目。女形として舞台に立つほか、俳優、タレントとしても活躍。

出演作品

風林火山

あんみつ姫

新参者

黒の女教師

信長協奏曲

HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜

信長燃ゆ

忘却のサチコ

東京独身男子

リモートで殺される

座頭市

クローズEXPLODE

22年目の告白 -私が殺人犯です-

BLEACH 死神代行篇

泣き虫しょったんの奇跡

孤狼の血 LEVEL2

竹村平助(村田雄浩)

大阪・道頓堀の「竹村クリーニング店」のオーナー。

村田雄浩

1960年3月18日、東京都出身。1979年『思えば遠くへ来たもんだ』で映画デビュー。1992年の『ミンボーの女』『おこげ』で、キネマ旬報賞・報知映画賞・日本アカデミー賞など、数々の映画賞を受賞した。

出演作品

けっぱれ!大ちゃん

徳川家康

軍師官兵衛

麒麟がくる

青が散る

走らんか!

ちゅらさん

純情きらり

抱きしめたい!

年末時代劇スペシャル 五稜郭

映画みたいな恋したい「ある愛の詩」

コーチ

こちら本池上署 第3シリーズ

渡る世間は鬼ばかりシリーズ

科捜研の女シリーズ

緊急取調室 SECOND SEASON

アシガール

ノーサイド・ゲーム

警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜 静岡SP

ミンボーの女

おこげ

ゴジラシリーズ

マルタイの女

パッチギ! LOVE&PEACE

HESOMORI -ヘソモリ-

花筐/HANAGATAMI

海辺の映画館―キネマの玉手箱

竹村和子(濱田マリ)

平助の妻。夫の平助と「竹村クリーニング店」を経営している。

濱田マリ

1968年12月27日、兵庫県出身。1991年にモダンチョキチョキズに加入し、翌年メジャーデビュー。NHKを始め、時に関西弁を生かしたバイプレイヤーとして、女優としての活動が目立っている。

出演作品

お願いデーモン!

菊次郎とさき

アンフェア

きらきら研修医

斉藤さん

ヴォイス〜命なき者の声〜

ツレがうつになりまして。

TRICK新作スペシャル2

花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011

連続テレビ小説 カーネーション

dinner

幽かな彼女

戦力外捜査官

重版出来!

3人のパパ

後妻業

臨床犯罪学者 火村英生の推理2019

お耳に合いましたら。

嫌われ松子の一生

LIAR GAME ザ・ファイナルステージ

ヒロイン失格

いぬやしき

アイネクライネナハトムジーク

前田建設ファンタジー営業部

ミュジコフィリア

木暮洋輔(近藤芳正)

ジャズ喫茶のオーナー兼バーテンダー。竹村クリーニング店の得意先。

近藤芳正

1961年8月13日、愛知県出身。15歳時に『中学生日記』にちょうちん屋の息子「近藤芳正」役としてテレビドラマ初出演。2015年、『野良犬はダンスを踊る』で映画初主演し、同作はモントリオール世界映画祭の「フォーカス・オン・ワールド・シネマ」部門に選出された。

出演作品

中学生日記

てるてる家族

おひさま

純と愛

半分、青い。

なつぞら

元禄繚乱

風林火山

軍師官兵衛

真田丸

西郷どん

ギネ 産婦人科の女たち

がっぱ先生!

毒島ゆり子のせきらら日記

沙粧妙子-最後の事件-

コーチ

GTO

ようこそ、わが家へ

監察医 朝顔

大豆田とわ子と三人の元夫

相棒 Season8

遺留捜査

ダブルス〜二人の刑事

バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~

マルタイの女

ウォーターボーイズ

世界の中心で、愛をさけぶ

THE 有頂天ホテル

ザ・マジックアワー

ステキな金縛り

野良犬はダンスを踊る

西山太(笑福亭笑瓶)

竹村クリーニング店の近所にある映画館の館主で、町内会長。

笑福亭笑瓶

1956年11月7日、大阪府出身。落語家・お笑いタレント。フジテレビの番組『ものまね王座決定戦』でものまね芸を披露し、全国区の知名度を獲得する。

出演作品

愛の嵐

火曜サスペンス劇場 たった独りのあなたのために

鞍馬天狗

磯村吟(浜村淳)

ラジオパーソナリティー。

浜村淳

1935年1月10日、京都府出身。1974年からは、『ありがとう浜村淳です』のパーソナリティを担当している。

出演作品

おはようさん

はんなり菊太郎

みなと署落とし物係 秘密捜査官 危険な二人

浜村淳青春物語

ビリケン

大奥

嘘八百

エンタツ(中川剛)

漫才師。

中川剛

1970年12月4日、大阪府出身。コンビを組む中川礼二は実弟。

出演作品

さらば愛しの大統領

グッド★コンビネーション

安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜

ごめんね青春!

孤独のグルメ大晦日スペシャル

京阪沿線物語〜古民家民泊きずな屋へようこそ

アチャコ(中川礼二)

漫才師。

中川礼二

1972年1月19日、大阪府出身。中川剛との兄弟漫才コンビ・中川家のツッコミ担当。大の鉄道ファンで、特に京阪電鉄の全般に詳しい。

出演作品

グッド★コンビネーション

大河ドラマ 龍馬伝

ラブコンプレックス

特急田中3号

デカ 黒川鈴木

ひとつ星の恋〜天才漫才師 横山やすしと妻〜

黄昏流星群

孤独のグルメ大晦日スペシャル 京都・名古屋出張編 生放送でいただきます!

さらば愛しの大統領

RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ

カムカムエヴリバディ動画期待する見どころ

ヒロインが3世代というのは朝ドラでは初めて!

ヒロインが3世代に渡るというのは、朝ドラでは初めての試みです。およそ100年間分のお話を描く点も、今までで最長ではないでしょうか。これまでの朝ドラとは違いヒロインが通しで出演するわけではないので、1人1人の出番は減ってしまいますが、その分三者三様の生きざまが見られるはず。ヒロインには上白石さん、川栄さん、深津さんと豪華な女優が揃いました。演技においては間違いないことでしょう。どんな展開になるのかが非常に楽しみですね。

今までにない3人の女優さんが主演するところに話題性もあり興味が湧きました。三世代の女性達をいろんな時代背景のなかどのように演じていくのかが楽しみなドラマです。100年近くの時代の流れや人々の考え方の変貌、恋愛観、結婚観、仕事に対する考え方なども時代ごとにみてみたいと思いました。「ちりとてちん」の脚本家の藤本有紀さんが書き下ろすラジオ英語講座の題材としたオリジナルストーリーがとても楽しみだし、毎朝きく主題歌も楽しみです。

「カムカムエヴリバディ」では、上白石萌音・深津絵里・川栄李奈さんの3人のヒロインの活躍する姿が見どころであると考えています。未来なんてわからなくたって生きるのだという言葉に、共感することができます。これから何が起こるかわからないことに対して考え込んでいても仕方がないと思いました。今を生きる世界に全力で生きていけば良い未来が訪れるのではないかと考えられました。母から娘へとバトンをつなぐ三世代に注目していくとドラマが面白くなってくると思いました。

安子、るい、ひなたと三世代の女性の話で、それはテレビ小説では初めてのことなので、それぞれどのように話が繋がるのか見どころです。昭和から令和へと生きた3人の女性がどんな試練に立ち向かったのか、恋や仕事や結婚と自分らしく生きた姿が見どころです。また、戦後の苦しく辛いとき、NHKのラジオ英語講座のオープニング曲を聞いた人々はその曲に励まされたことから、未来も明るく切り開けるようにと願いがこもったドラマなので、このドラマを見た人も明るい気持ちになれるのかも見どころの1つです。

英語に元気付けられてたくましく生きていくところ

母、娘、孫娘の三代の物語です。大正14年に生まれた和菓子屋の娘の安子が1人目の主人公です。上白石萌音さんが明るく演じます。戦争で苦労しますが、ラジオ英語講座に出会い人生が開けます。娘のるいを深津絵里さんが演じます。昭和30年代の大阪が舞台で、商売の街で元気に活躍します。娘のひなたを川栄李奈さんが演じます。昭和40年代の京都が舞台でしなやかに生きます。時代も場所も違う3人ですが、共通点はかたわらにラジオ英語講座があることです。英語に元気付けられてたくましく生きていくのかが見どころです。

ラジオがヒロインたちの生き方にどう変化をもたらしていくのか

ずばり、朝ドラ史上初めての試みである3人体制ヒロインだと思います。3つの世代を魅力的なヒロインたちがそれぞれに生きていく様に注目していきたい作品です。そして、ヒロインたちと密に関わり、本作の鍵になってくるであろうラジオからも目が離せません。ラジオがどのような影響を与え、ヒロインたちの生き方に変化をもたらしていくのか非常に気になるところです。そして、個人的には上白石萌音さん演じる安子ちゃんの飾らない素朴な雰囲気が良い味になってくると予測しています。

探求心が人生を変えていく変化に面白みを感じさせる作品

3世代に渡って物語が渡っていくストーリーが見どころな作品です。日本ラジオ放送が始まった大正時代に遡り、ラジオから流れる英語講座に未来を見出した安子、そこから娘・るい、孫・ひなたへとバトンが繋がれていくようで、英語という共通点から生きる時代が違うながらもどんな未来を見出し歩んでいくのが目が離せません。また、それぞれが英語に興味を持ち、それが転機となる瞬間をどう描くのかも見どころであり、探求心が人生を変えていく変化に面白みを感じさせる作品です。

自分に重ね合わせて思いを馳せるのが面白い!

親子三代、約100年の時代の移り変わりと、その間も放送されているラジオ英語講座について描いた作品です。
三人のヒロインたちはそれぞれの立場や時代背景なども異なってきますが、その中で変わらずに存在し続けたラジオ英語講座との関わり方との対比が重要になってくると思います。そして、我々視聴者にとっても自分と対比できる時代の話が出てくると思いますので。その頃自分は何をしていたかを思い出したり、現在ならこのように考えるのではないかなどと自分に重ね合わせて思いを馳せるのが面白いと思います。

大正、昭和、平成、令和と時代が変遷していくところ

ヒロインが地学人間を3人にわたって交代して描くもので、大正、昭和、平成、令和と舞台となる時代は変遷していくのが見どころと言えます。時代の変化を描くのは朝ドラの得意技ですが、100年もあるこれほどの長きにわたる時代を描くのは珍しいことです。NHK製作だけに時代考証、風俗考証はしっかりしていること間違いないので、風物やファッション、家の中のこまごまとしたものまでしっかりと時代を反映したものになるはずです。ラジオ英語講座がテーマにもなっていて庶民の教養欲みたいなものも垣間見ることが出来きます。

「連続テレビ小説」第105作。京都、岡山、大阪を舞台に、昭和から令和の3つの時代をラジオ英語講座と共に生きた祖母、母、娘の3世代のヒロインの一世紀におよぶ家族の物語をハートフルコメディとして描く藤本有紀作の物語。ストーリーは、安子(祖母)、るい(母)、ひなた(娘)の三世代の女性たちが、ヒロインリレー方式で展開し、昭和・平成・令和それぞれの時代の試練にぶちあたりながらも、恋に、仕事に、結婚に、自分らしい生き方を見出していくファミリーストーリー。

京都、岡山、大阪で繰り広げられる物語の展開も見どころ

テーマはNHKのラジオ英語講座。見どころは祖母と母、娘といった3世代に渡るヒロインたちがバトンを渡しながら主演を演じていくという今までにない新しい展開の物語。過去から現代の社会まであらゆる時代を、各々いろんな困難に見舞われながらも生き抜いていくストーリーは斬新で面白い。主題歌に起用されているAIのアルデバランという曲も注目されている。京都、岡山、大阪が舞台となっており、各地で繰り広げられる物語の展開も見どころとなっている。

英会話を通して100年というものを紐解いたところに注目!

ラジオ放送の始まった1925年から主人公安子(上白石萌音)の祖母、母、安子の女三代の青春記。1946年からNHKラジオ第一で放送された「カムカム英語」として親しまれた「英語会話」という番組が舞台である。英会話を通して100年というものを紐解いたという。英語会話の100年について祖母、母、安子の三世代が語られる。安子は、和菓子屋の娘。あんことおしゃれが大好きだ。ラジオで「英語会話」を欠かさず聞く日々を送っていたのだが。女三代という物語をラジオの「英語会話」という番組から語る!

安子の一生を最後まで見守りたい

朝ドラ出始めての3世代のヒロインのストーリーというものがとても面白そうです。和菓子屋の娘として生まれた安子の人生からはじまり、同級生との兄の稔と勇との間に挟まれ安子はどうするのか。それでも幸せな生活を送っていた安子に訪れる戦争の壮絶な様子。その後出会ったカムカム英語がどう安子の人生を変えてくれるのか。安子の娘のるいはどんな人生で、その後に生まれるひなたと安子の絆も見られそうで、先の先まで楽しみです。3世代ヒロインと言っても視点が変わりますが、安子の一生は幸せだったのか、最後まで見守りたいです。

今をときめく上白石萌音さんが初代ヒロイン!

3世代ヒロインということで、今からどんな展開になるのか楽しみです。今をときめく上白石萌音さんが初代ヒロインなのでどんな安子を演じてくれるのかわくわくしています。
そして、川栄李奈 さん、深津絵里さんにどうバトンをつないでいくのか見物です。ラジオ英語講座とともに人生をどう歩んでいくのか。英語好きな私にとっては、当時の英語講座がどんな内容になっているのかとても気になります。3人もヒロインがいるので、毎回新鮮な気持ちで見ることができそうです。

カムカムエヴリバディ動画まとめ

「カムカムエヴリバディ」を見逃し配信しているのはU-NEXTです!

カムカムエヴリバディはNHKオンデマンドの見逃し配信ですが、U-NEXTから申し込むと1000ポイント付与!

そのポイントを使って見放題パックを購入できます!!

初回無料なのでぜひお試しください!

\31日間無料/

ここからの登録で1000pt

無料でお試U-NEXT

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA