食材を余らせないために。
国内の生産者を応援し、
消費へとつなげる「イオンリテール」

イオンリテール株式会社 広報部大瀧和孝(おおたきかずたか)さん

新型コロナウイルスの影響により、食材の在庫が消化できず悩む生産者を救いたい。率先して国内の生産者応援を行う、イオンリテール株式会社の広報担当、大瀧さんにお話を伺いました。

イオンリテールでの取り組み

私たちは、コロナ禍が本格化し各地で需要が減っていた食材を余らせることなくしっかりと消費できるよう、「生産者応援」や「フードレスキュー」などの取り組みを始めました。水産物は3〜5割引き、ブラックフライデーに行った国産黒毛和牛フェアでは3〜4割引きなど、主に高級食材をまとまった量仕入れ、期間限定のフェアなどで販売を行いました。消費者のみなさんには、これまで手に届きにくかった食材をお求めやすい価格で楽しんでもらいたい。そしてなにより、生産者のみなさんを応援することができたらと思い、活動しています。

生産者のみなさんを助けたくて

コロナ禍においても、スーパーでの販売量は安定しており、弊社の販路は生きていました。一方、買い手のつかない食材が数多くあることを知り、私たちが率先して取り扱うことで、こうした事態を少しでも改善できるのではと考えました。

3月の市場では、普段ならレストランや料亭などが買い付けるはずの高級海産物の買い手がなかなかつかない状況でした。生産者の方も最初はここまで需要がなくなるとはわからなかったと思うんです。そんな状況が続き、通常では手が届きにくい高級食材が、弊社でも取り扱えるくらいの価格帯になってきていました。そこで、弊社は生産者の応援も兼ねて、山陰地方でズワイガニや松葉ガニの応援セールを行いました。3月はカニのシーズンの終わりに差し掛かるのですが、市場のいけすの中に何百杯と残っているような状況だったと聞いています。山陰の4店舗で3月13日より販売をスタートし、当初はどれくらい売れるのか半信半疑でしたが、お客さまからの支持もいただき、1日百杯程度を販売する予定が、最終的に想定の4~5倍多く売れていきました。

生産者も私たちも、
お客様に支えられていることを実感

弊社では先んじて生産者応援、フードレスキューの取り組みを始めましたが、そのおかげで、お客様の協力を得て、支えられていることを改めて実感しました。現在の状況にストレスを抱えている方がたくさんいる中、各地の名産品などを「一緒にがんばろうね」「おっしゃ買ったるわ」と言って、買っていかれる方もいらっしゃいました。少しでも我々の取り組みに共感していただけたのは、うれしかったですね。

みなさまへメッセージ

日本の生産者のみなさんにとって、私たちは遠い存在ではなく、みなさんの想いをお客様に届ける最後の販売者としての役割を担い、食材の良さがしっかりと伝わるような努力をしていこうと思っています。
また消費者のみなさんには、安心してお買い物にお越しいただけるよう感染拡大防止対策をしっかり行いつつ、常に最新の情報をキャッチアップして、鮮度の良い食材を多くの方に手にとっていただけるように努力してまいります。
「#元気いただきますプロジェクト」を通じて、改めて、生産者、消費者のみなさんとの繋がり、販売者としてそれを繋ぐ役割の大切さを実感しました。引き続き、生産者のみなさんを応援する取り組みを行ってまいりたいと思います。

イオンリテール株式会社

https://www.aeonretail.jp/

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