思いやりから始まった恩返しのリレー
あたたかい気持ちとともに届く
「とままえメロン」

堀松産商株式会社 代表取締役堀松克之(ほりまつかつゆき)さん

東京ヤクルトスワローズは、今年9月、野球を観戦した東京ヤクルトスワローズファンクラブ会員に、北海道苫前町の特産品「とままえメロン」をプレゼントし、販売促進するキャンペーンを明治神宮野球場をはじめ、全国各地で実施しました。その企画運営に携わっている堀松産商株式会社の堀松克之さんにお話を伺いました。

(上部写真)
(左)ヤクルト球団 小林さん、(右)堀松克之さん

「とままえメロン」
プレゼントキャンペーン

明治神宮野球場でのプレゼント対象試合を観戦した1万名の東京ヤクルトスワローズファンクラブ会員の中から応募された全員に北海道苫前町(とままえちょう)のとままえメロン1玉をプレゼントする大規模なキャンペーンです。この他に、「被災された方々に元気を!」の想いを込めて、熊本県人吉市や広島県福山市などのショッピングモール、そして北海道札幌市などの商業施設でも実施。とままえメロンの販売促進キャンペーンを通して、苫前町を全国的にPRしています。

きっかけはスポーツマスクの寄付

東京ヤクルトスワローズ2軍監督の池山隆寛さん(中央)と、
JA苫前町の前川部長(左)、苫前町役場の宮野課長(右)

東京ヤクルトスワローズ2軍監督の池山隆寛さんと以前から親交があり、私が経営する北海道留萌市(るもいし)周辺の名産品をPRしている表参道のカフェにも、時々お越しいただくんです。いつも地域のことを気にかけていただいていて、新型コロナウイルスが出始めてすぐに「留萌エリアの子どもたちに渡してほしい」と2,400枚ものスポーツマスクを送ってくださいました。その話を聞いた、留萌エリアにあるJA苫前町のみなさんが感激して、「苫前町から何か恩返しをしたい」という話になったんです。そこで、苫前町のおいしい農産物をPRする目的で「#元気いただきますプロジェクト」を活用し、ヤクルトファンの方への、とままえメロンのプレゼント企画を考えました。

JAはメロンの用意と配送料負担を、ヤクルト球団は球場の大型ビジョンやマスコットキャラクターを使い、とままえメロンのPRをしてくださって。みなさん、コロナ禍で大変な状況でしたが、お互いを思いやって協力してくださったからこそ、こんなに大きなプロジェクトを実施することができました。

とままえメロンで広がるご縁

北海道のメロンと言えば、夕張メロンや富良野メロンが全国的に有名ですが、とままえメロンの約95%は関西方面に出荷しているため、関東ではあまり知られておりません。だから、今回神宮球場にいる1万人の方々に、とままえメロンを知ってもらえたことは、苫前町にとってすごく価値があることなんです。

私はこの企画での役割のひとつとして、クレーム対応をすることになっていましたが、クレームの数はほぼ0。その代わりにメロンが届いた方々からたくさんのお礼の電話をいただきました。JAにもお手紙やメールがたくさん来たそうですよ。とままえメロンを通して、苫前町とスワローズファンの方々の縁がつながったことが何よりもうれしいです。単なる販売促進キャンペーンやプレゼント企画ではなく、みんなが相手のことを思いやって行動しているところが、とても素敵ですよね。本当にこの企画をやって良かったです。

みなさまへメッセージ

今回このキャンペーンを通して、相手を想い、行動することで素敵なご縁が広がっていくことを改めて学びました。「#元気いただきますプロジェクト」を通して、全国のみなさんと繋がれたこの縁を、これからも大事にしていきたいですし、もっと広げていきたいですね。苫前町のみんなも、これは続けていかなければならないと考えていますので、来年もとままえメロンを通じて苫前町の魅力が伝わるような活動を行っていきたいです。

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