僕たちの踊りで、
元気と静岡の魅力を届けたい。
静岡大学よさこいサークル「お茶ノ子祭々」

お茶ノ子祭々

新型コロナウイルスの影響で大会出場の目標も閉ざされた中、動画投稿でよさこいを届ける活動にシフトすることを決意。人々を元気にしたいという一心で、心を込めた演舞をする静岡大学よさこいサークル「お茶ノ子祭々」さんにお話を伺いました。

静岡大学よさこいサークル「お茶ノ子祭々」
12代目代表 中村航己(なかむらこうき)さん、
13代目代表 西山大貴(にしやまたいき)さん

「お茶ノ子祭々(おちゃのこさいさい)」
とは

静岡大学の1〜3年生の部員100名ほどで活動しているよさこいサークル「お茶ノ子祭々」。全国大会で優勝経験もある強豪チームです。毎年、静岡県を題材にしたよさこいを考案しており、12代目はお茶をテーマにした「茶幸歌(さこうか)」、13代目は河津桜をテーマにした「繋桜(かけら)」という演舞を制作。静岡県のお祭りで披露しています。

僕たちの踊りで、
困っているお茶農家を元気にしたい

12代目の僕たちは全国大会に向けて準備をしていたのですが、本番の直前に緊急事態宣言が発出され、大会が中止になってしまったんです。突然目標を失い、とても落ち込みました。ですが、コロナのせいで「お茶ノ子祭々」を絶えさせたくない、10年後、20年後も受け継がれてほしいという想いがあったため、活動の届け方を変えるべく動画を制作し、YouTubeに投稿することにしました。

よさこいは地域を題材にして、作品を作っていくものなんです。12代目のテーマはお茶で、「茶幸歌」というよさこいを制作していたため、お茶畑で踊ることでテーマが伝わる動画になるのではないか。お茶畑をはじめ静岡県内の観光名所で撮ることで、より地元を応援することができるし、多くの方に静岡の魅力を伝えられるのではないかと考えました。企画を構想している時に、僕たちの活動を応援してくださっている企業の方との出会いがあって。そのご縁でお茶農園や観光名所、ドローン撮影の会社、編集会社の方に繋げていただき、動画を制作し始めることができました。

撮影を進めていく中で、お茶農家の方々がコロナの影響で厳しい状況に置かれていることを目の当たりにしました。僕たちも全国大会という夢を失って辛かったけれど、みなさんはそれ以上に辛い思いをしていて…。#元気いただきますプロジェクトの「#元気エール」のように、困っている方々を僕たちの踊りで元気にしたいという想いが大きくなりましたね。また、生産現場の声を多くの方に届けるために、お茶農家の方へのインタビュー動画の制作もしました。

みんなの想いが詰まった作品に

実際動画をアップすると、思った以上に反響がとても大きくて驚きました。新聞やラジオなどにも取り上げていただけたおかげで、多くの方に僕たちの活動を観ていただけたり、生産者さんの想いを届けられたりして、とてもうれしく思いました。また、撮影にご協力いただいた方々に「コロナ禍でも頑張っている姿を見てパワーをもらえました。ありがとう」などたくさんの温かい言葉をかけていただけました。

ですが、感謝を伝えたいのは僕たちの方です。大変な状況の中、お茶ノ子祭々を受け入れて応援してくださる撮影地や企業のみなさんには感謝してもしきれません。この動画は、自分たちだけではできませんでした。静岡のみなさんのご協力があったからこそ完成できた。みんなの想いが詰まっているからこそ、たくさんの方に観ていただける作品になったのだと思います。

みなさまへメッセージ

今回僕たちは、自分たちにできることは何かを考え行動することの大切さや、人々の心の繋がりが大きなパワーとなる素晴らしさを学びました。まだまだ厳しい状況は続きますが、元通りになる日が来るまで、みんなで一緒に頑張っていきましょう。どうしても辛いときは、僕たちの動画を見て、少しでも元気になっていただけたらうれしいです。コロナが終息したら、ぜひ静岡県に遊びにきてください!

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