花嫁未満エスケープ見逃し配信と再放送情報！

彼氏の尚紀（中川大輔）と付き合って7年、未だに結婚できないゆう（岡崎紗絵）は焦りを募らせていた。同僚の坂本美沙（小林涼子）や三田亜衣（松村沙友理）からは別れるようにアドバイスされるが、なかなか別れる気になれない。

誕生日当日、急に尚紀に帰ってきてほしいと言われたゆうはサプライズがあるのかもとウキウキしながら帰宅するが、サプライズはなく尚紀のお願いは飲み会で不在かもしれないから荷物を受け取ってほしい、というだけだった。

キレたゆうは自宅を飛び出し、勢いで帰省してしまう。そこで高校時代の元カレ・深見（浅香航大）と偶然再会する。深見も東京に出ていたが偶然帰省していたのだった。

深見の車に乗って思い出話をする2人。深見は久しぶりに再会したのにゆうの誕生日を覚えてくれていた。自分を女性として扱ってくれる深見に尚紀との違いを感じ、ゆうは自分の心が満たされていくのを感じる。

実家に送ってもらい、別れるときにゆうは深見から深見の東京の家の合鍵を受け取る。辛くなったら俺の家に逃げればいい、といって帰っていく深見を見送りながら深見の行動に驚きを隠せないゆうだった。

彼氏の尚紀（中川大輔）に耐えられなくなったゆう（岡崎紗絵）は勢いで帰省し、そこで元カレ・深見（浅香航大）と再会する。さらに辛くなった時に逃げる場所として家の合鍵を渡され、深見の真意がわからないゆう。職場の同僚に相談すると、尚紀と別れ深見とよりを戻すべきだとアドバイスされる。

一方、ゆうが出て行ったことを同僚に愚痴っていた尚紀だったが、その話を聞いた同僚からゆうと尚紀の関係が母親と息子のようだと言われ、尚紀は自分の幼稚さに気づく。

尚紀と別れられないゆうだったが、絶対に家には帰りたくないと意地を張り行く当てがない。そこに深見から自分を心配する電話が入り、深見の優しい言葉につい合鍵を使ってしまう。

深見の部屋で卒業アルバムを見つけたゆうはそこに挟んであった自分と深見の2ショットの写真を見つけ深見が自分を想う気持ちに甘えてしまう。

一方、風邪をひいた尚紀はゆうに電話し帰ってきてほしいと訴えるが、そこに偶然帰ってきた深見とゆうの会話を聞いてしまう。

ゆう（岡崎紗絵）と尚紀（中川大輔）が電話しているところに深見（浅香航大）が帰ってくる。とっさに電話を切ったゆうは、尚紀に友達の家にいると連絡するが返信がないことが気になってしまう。

翌日、同僚から尚紀と自然消滅してはと勧められてしまうが、ゆうはまだ別れる決心ができない。

一方、ゆうが友達の家に泊まったという言葉を信じられない尚紀のもとに仕事相手として深見がやってくる。お互いのことを知らない2人は知らず知らずのうちにゆうのことを話題に挙げていた。

その夜、ゆうと深見は一緒に夕食を作っていた。ふと尚紀を思い出してしまうゆうに深見は学生時代、ゆうと別れてしまった時のことを語り何も言わずに別れたことを謝罪する。

その夜、ついに家に戻る決意をしたゆうは尚紀にメッセージを送る。翌朝、深見に合鍵を返し尚紀と向き合うと宣言した。

一方、ケーキを買って仕事終わりのゆうを迎えに行った尚紀だったが、忘れ物を届けに来た深見がゆうと話している現場を目撃してしまう。

仕事終わりのゆう（岡崎紗絵）を迎えに来た尚紀（中川大輔）は、ゆうと深見（浅香航大）が話しているのを目撃し、その場を逃げ出してしまう。

久々に家に帰ったゆうだったが、尚紀はもう眠ってしまっていた。

翌朝、朝食を用意し、部屋を掃除して準備万端で待っていた尚紀を見てゆうは家出する前の自分と重ねてしまう。

尚紀の提案でデートに行くことになり、ゆうは今後のことを話そうとするがなかなか聞いてくれない。話し合いはうやむやになってしまい、いい彼氏に戻ったように見える尚紀とこのまま関係を続けることに。

そんな時、ゆうの店に尚紀の会社の後輩で尚紀に好意を寄せるマミ（美山加恋）が現れる。そうと知らないゆうはマミから「あなたの彼氏ならどんな服が好きか」と聞かれ尚紀が好きそうな服をマミに選ぶ。

一方、尚紀は会社にやってきた深見にゆうを自宅に泊めていたのか、と尋ねる。ゆうと尚紀が話し合ったのか気になる深見だったが、尚紀から口で言わなくても伝わる関係だと言われ、2人がまだ関係を改善できていないことに気付く。

ある日、同僚が結婚するのを見て婚約指輪を渡していないままだったことを思い出した尚紀は帰ってきたゆうを抱きしめキスしようとするが、ゆうに拒まれてしまう。

ゆう（岡崎紗絵）は尚紀（中川大輔）からのキスを避けてしまい、それ以来2人はギクシャクしてしまう。同僚からアドバイスもあり、ゆうは関係解消に前向きに取り組むことに。

しかし、帰宅途中にタクシーから泥酔した尚紀と後輩のマミ（美山加恋）が降りてくる現場に居合わせてしまう。さらにマミが尚紀にキスする場面を目撃するが、まったく腹を立てていない自分に驚く。

ある日、尚紀の同僚の結婚式が開かれ、二次会に参加したゆうは深見（浅香航大）とばったり出会う。さらに会場でマミからけん制され、キスの場面を目撃しているにもかかわらず何も感じていないゆうのことを「気持ち悪い」と言われてしまう。

会場の外で深見と休憩していたゆうは尚紀が深見とゆうの関係に気付いていたことを知る。深見から尚紀のもとに戻った理由を再確認させられ、変わっていない自分に反省したゆう。しかし、その場面を目撃していた尚紀は2人がキスしたと勘違いしていた。

帰宅し、ゆうはこれからのことを話し合おうと尚紀に詰め寄るがキスしていたと勘違いしている尚紀から深見との関係を切るように迫られてしまう。

尚紀が深見に嫉妬しているのを見て、マミに嫉妬していない自分に気付いたゆうは、尚紀のことをもう好きではない自分を自覚するのだった。

深見（浅香航大）との事で口論になり、尚紀（中川大輔）のことが好きではないと気づいてしまったゆう（岡崎紗絵）。尚紀に別れを告げて家を出たゆうはカフェで1人時間を堪能していたが、そこに深見がやってくる。尚紀と別れたことを告げてこれからは我慢しないで自由に生きていくと宣言し、深見に甘えて家に泊まらせてもらうことに。

翌日、仕事終わりのゆうを尚紀が待ち構えていた。花束を渡してこれまでのことを謝罪するが「戻りたくない」とゆうはきっぱり断る。

深見の家に戻り、新居の資料を見ていたゆうは深見からずっとここにいてほしい、と抱きしめられてしまう。深見のことが好きかわからないまま押し切られるままに関係を持ってしまう。

一方、落ち込む尚紀もやってきた後輩のマミ（美山加恋）からアプローチされ、やけになってしまう。

尚紀（中川大輔）と別れたゆう（岡崎紗絵）。深見（浅香航大）と結ばれ一緒に暮らす中で満たされている自分を感じるが、本当に深見が好きなのかなど気持ちの整理がついていない自分に気付いてしまう。

深見に本当の気持ちを打ち明けると、デートに誘われる。デート中、深見が真剣に自分のことを想ってくれていると気づき同棲する決意をする。

一方、尚紀はゆうのことが忘れられず、マミ（美山加恋）にも見限られてしまっていた。

同棲を続ける中で深見が自分のことばかり優先してくれることが窮屈に感じていたゆう。そこに尚紀から家に残っている荷物を取りに来てほしいと連絡が入る。

ゆうは休みの日に深見に内緒で尚紀の部屋へ向かってしまう。

尚紀（中川大輔）の家に置いたままの荷物を取りに来たゆう（岡崎紗絵）。これまでのことを思い出しながら荷物を詰めていると見慣れない小箱を見つける。そこには3年前のゆうの誕生日の刻印が入った結婚指輪と手紙が入っていた。3年前に渡すはずだったというメッセージと共にこれまで無神経な自分に付き合って世話を焼いてくれたゆうに感謝を告げる言葉を読み、尚紀の本心に気付いたゆうは「もう遅いよ…」と涙を流す。

同僚に深見（浅香航大）のためにも指輪を捨てるべきだと説得されるが踏み切れず家まで持ち帰ってしまう。

一方、尚紀に会社で出くわした深見は尚紀から全部気持ちを伝えたと聞かされる。ゆうが何かを隠していると気づいた深見は仕事帰りのゆうを待ち伏せする。一緒に帰りながらショーウィンドウの結婚指輪にくぎ付けになっているのを見て深見はゆうを先に家に帰し、結婚指輪を購入して帰宅する。内緒で隠そうとクローゼットを開けると奥から尚紀の結婚指輪が出てくる。さらにゆうが尚紀と住んでいたころの癖で夕飯のシチューのニンジンを小さく切っているのを見てショックを受けた深見は静かにゆうを責める。

焦ったゆうは尚紀からの指輪を持って部屋を飛び出し、公園のごみ箱に意を決して捨ててしまうのだった。

休みの日、深見と家具屋に来たゆうはダブルベッドを買わないかと提案される。尚紀と暮らしていたころに一緒にベッドを買った思い出がよみがえったゆうはベッドを避けて布団にしようと話をそらしてしまう。

家に帰ったゆうは深見から結婚指輪を指にはめられる。自分に気を遣いすぎる深見が気がかりなゆうはためらってしまうが、深見から「ゆうにとっての幸せは何か」と聞かれ、悩んでしまう。

高校時代、ゆう（岡崎紗絵）にあこがれていた深見（浅香航大）は告白し、付き合うことができた。しかし、夢を追うゆうと自分を比べてしまい劣等感から一方的に分かれてしまう。

卒業し、ゆうに誇れる自分になるために夢に向かって努力していた深見だったが、そんな時にゆうと再会する。今度こそゆうを大切にしようと決意するが、ゆうを優先するあまり苦しめる結果になってしまった。

趣味や仕事を自分のために手放そうとする深見に対し、なりたい自分になるために別々に暮らして自分自身と向き合おうと提案する。

別々に暮らし始めた2人は自分自身の幸せに向かって進んでいくのだった。

地元に戻ったゆう（岡崎紗絵）は在宅でできる縫製の仕事をしながら入院中の母親のサポートをしていた。

ある日、別れたことを知らない母に呼び出され、尚紀（中川大輔）がお見舞いに来ていた。さらに、医師から母親の容態が良くないことを聞かされる。落ち込んだゆうを見かねて尚紀は母親を安心させるために、偽装結婚をしようと持ち掛ける。深見（浅香航大）のこともあり迷うゆうだったが、尚紀に押し切られてその提案に乗ることに。

喜ぶ母親からウエディングドレスを譲られ、さっそくリメイクを始める。母親が日に日に弱っていく中、ようやくドレスが完成し、病院の屋上でドレス姿を披露する。

「絶対に幸せになる」と誓い、その後しばらくして母親は亡くなってしまった。

お葬式が終わり、ウエディングドレスのリメイクを通してデザインの面白さに気付いたゆうは東京でデザイナーを目指すことに。

東京に戻ったゆうは、元同僚から深見が建築事務所で働いていることを知らされる。

デザイナーを目指し、東京で奮闘するゆう（岡崎紗絵）。なかなか認めてもらえず、落ち込んでいた時、勇気をもらうために深見（浅香航大）がデザインした家を見に行くと、偶然再会してしまう。

お互いに悩みを打ち明け、ゆうは深見の言葉にインスピレーションを受ける。家に帰り、一心不乱にデザインを描いて上司に提出する。すると、初めて採用され商品化されることに。

その後、深見と会いゆうは自分が幸せだと笑顔で伝える。深見もゆうと同じく自分を大切にすることの重要性に気付き、仕事にも充実感を感じているようだった。１人で生きていくことを決意し、２人は抱き合って別れていく。

結婚に執着しなくなったゆうは、自分を大切にすることを心に決めるのだった。