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・風の谷のナウシカ

・猫の恩返し

・天空の城ラピュタ

・となりのトトロ

・魔女の宅急便

・おもひでぽろぽろ

・耳をすませば

・千と千尋の神隠し

・ハウルの動く城

・借りぐらしのアリエッティ

・風立ちぬ

・思い出のマーニー

・火垂るの墓

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ジブリの代表的な作品とは違い、ファンタジーではありません。幻想的な世界観ではありませんが、高校生のフレッシュな学生生活がとてもまぶしくて、爽やかな気持ちにさせられるのではないでしょうか。学生運動が盛んだった1960年代の学生たちの情熱が、とても羨ましく感じたものです。決して暴力的なのではなく、知と行動力で学校や教師に訴えた主人公の海や風間たちに憧れを抱く人も多いでしょう。また、高校生ならではのピュアな恋愛模様が描かれるのも魅力です。熱さと胸キュンと切なさが詰まった、まさに青春映画です。

コクリコ坂は宮崎吾朗監督による作品で父、宮崎駿に酷評をいただいた作品の一つですが、コクリコ坂で特に注目したいところは音楽だと思います。
コクリコ坂の校歌、寮歌として歌われている『紺色のうねりが』は原案、宮沢賢治・作詞は宮崎親子が製作していて、やはり群を抜いていい曲は力強い唄だなと感心しました。そして歌手の手嶌葵さんの歌声がコクリコ坂の作品にすごくいい影響を与えていて、観ている人に懐かしさや切なさ、純情さも感じられる好きな作品の一つです。

この作品の見どころは、今の時代とは違う昔の街並みだったり、今の時代にはない古風な世界観だと思います。現実世界から離れ、そのノスタルジーな世界を観ているとなんだか、懐かしくて、あたたかい気持ちにもなりますし、淡い恋心には切なさもあり、この作品を観ると心に響くシーンが何度かあります。また、時代は違えど、登場人物たちの中には自分と重なる部分もあり、そして愛を感じ、優しい気持ちにもなれる作品だと感じます。

昭和38年の学生運動が盛んな頃。学生たちの白熱した意見が行き交う部室のカルチェラタンの建物の雰囲気がすごく魅力的！各々が自分の興味関心のある分野を研究する、学生の学生による学生のための活動が盛んに繰り広げます！主人公の海は家庭的で真面目で、学生運動なんて大嫌いだったのですが、新聞部の風間くんに惹かれるようになってから、内向的なったのがどんどん活動的になっていく様子がとても魅力的で素敵でした！また描写もとても美しく、横浜の海の海原にはためく色とりどりの国旗の情景が、色鮮やかでとても綺麗でした。

ジブリ作品のコクリコ坂からですが、今までのジブリ作品にはないリアルさがあったと思います。そしてそのリアルさによって地味と捉えるかリアルと捉えるかで評価の分かれそうな作品でもあるかと思います。1番の見どころは風間さんとメルの恋愛関係ではないでしょうか、若い2人だからこそ言える純粋な「好き」という言葉は、スマホが普及している現代ではなくあの時の若い世代にしか言えないような清々しさがセリフに込められていると感じました。もし若い頃の胸をスッキリさせるような恋愛物がみたい方に一度見て頂きたい作品です。

個人的には、めるちゃんの真っ直ぐさに好感を抱きました。めるちゃんの年代の女の子だったら多少なりとも反発心であったり性格的に何らかの歪みが生じていたりしても不思議ではありません。しかしながら、どこまでも心が綺麗で風間さんに自身の想いを偽りのない確かな言葉で伝えたシーンが胸に響きます。そこが見どころであると共に1番の胸きゅんポイントとして挙げられるかと思いました。また、誠実さが素敵な風間さんにも是が非でも注目して欲しいです。

戦後の日本の前に進む力を感じる作品。主人公の海(うみ)を長澤まさみ、俊を岡田准一が声優をしていて、実写でもいいなぁと思うほどハマっている。
ところどころに散りばめられた手嶌葵の歌が、またいい味をだしている。戦後の日本において、古いものを壊すことを単純に良いと思わず、古いものを認め、新しいものを生み出すことこそ、人の道だと言える俊のカッコ良さ。そんな俊を兄かもと思いながらも、真っ直ぐに好きだと言える海の潔さが愛しい。

一番の見どころは、ヒロインのメル（松崎海）と風間さんの恋愛模様です。劇的な出会いやエピソードはありませんが、個性豊かな周りのキャラクターと交流しながら、少しずつ二人の距離が近くなっていくのは、見ていてキュンキュンすること間違いなしです。風間さんのまっすぐな性格に、メルでなくても見る人全員が恋に落ちること間違いなしでしょう。あと裏の見どころとしてお勧めしたいのは、キャラクターを演じる豪華声優さんたちです。あっと驚くような俳優さんが出演しているので、皆さんぜひ確認してみてください。きっと驚きますよ。

この映画は宮崎吾郎さんの作品で父親である駿さんとは少しだけ趣が違いますが似ているところもあり最高に楽しめる作品です。一番の見どころとしては海と俊の関係性ですね。文化部の部室棟であるカルチェラタンが老朽化を理由に取り壊される展開があるのですが、そこで海と俊が出会います。ですがこの二人が恋仲になっていい雰囲気で進みますがなんとあることがきっかけで父親が同じだという事に気がついてしまうんです。その時の二人の空気感をぜひこの映画から感じ取ってほしいですね。

大きな見どころは2つあります。1つ目は昭和に生きる人間たちの生活や文化。2つ目は松崎海ちゃんと風間俊くんの恋模様です。私達が生きる令和の時代とは全然違う考え方、学校生活などがストーリー、そして絵からひしひしと感じるので、その違いが勉強になりますし、注目すべきポイントです。海ちゃんと俊くんの甘酸っぱい恋はただのドキドキワクワクの楽しいものばかりではなく、これから2人はどうなってしまうのか？と不安になる事実が発覚してしまいます。悩み、苦しむ2人が見つけた答えとは？2人の心境の変化に注目してください。

この作品の見どころは、ジブリ作品には珍しくファンタジー要素の少ない純粋な恋愛要素が楽しめるところです。学生同士なので自分の恋愛恋愛感情を表現することに恥ずかしさを感じていえ、恋愛が結び付くまでの過程のもどかしさも見どころです。ファンタジー要素はなくて地味なシーンが多いけれど、その景色の美しさや何気ない二人の会話などに良さが詰まっていて、クオリティの高い人間ドラマとして多くの人にお勧めしたい作品です。