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来世ではちゃんとします

ナイトドクター

TOKYO MER

うきわ

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家族募集します

トーキョー製麺所

ボクの殺意が恋をした

スナックキズツキ

原口元子が銀座のママとして成り上がっていく物語です。波子という女性が事あるごとに元子の邪魔をしてくるのが物語を面白いものにしてくれていると思います。美容外科医の楢林に取り入って波子が躍進していく姿がすごく腹立たしかったです。元子が彼女に水をぶっかける場面が爽快でした。銀座の最高のクラブであるロダンを手に入れるために元子がいろいろな手を使って手に入れようとするのですがなかなかうまくいかない展開も見応えがあります。議員の安島と恋仲なる元子も意外性があり見ていてキュンとしました。

米倉涼子さん主演の黒革の手帳の見どころは、地味な女子行員だった主人公が横領したお金で華やかな銀座でクラブのママになるところが見どころです。黒革の手帳に政財界の顧客の弱みを書き、いざとなったら切り札にして彼らを味方につけるシーンが見どころになります。気が強い彼女も一番好きな相手とは結ばれないせつないシーンもこのドラマの見どころです。主役の米倉涼子さんの地味な制服姿と華やかな着物すがたのギャップが印象的です。

地味な銀行員が大胆な行動に出るところ、どんどん脱税している悪い人からお金を不正にせしめていくところが面白い作品です。米倉涼子が今と違って髪が長くて可愛らしい姿を見られるところも見どころです。お金持ちを巧みな言葉で誘惑する姿がかっこよくて、危ない目にあいそうな時も何とか逃げて自分の身はしっかり守るところも強い女性の象徴でかっこよくて同姓として見ていてスカッとする場面が多く楽しめます。中村トオルとの禁断の恋も大人な恋で胸キュンです。

夜の世界で生きていくために強くあろうとする中で苦しさや葛藤がひしひしと伝わってくるドラマ。若干狂っているくらいの強さがないとあの世界では強く生きれないんだなあという感想。自分が黒革の手帖のような世界にいたのもあるが、夜の世界で生きる女性は強くたくましくありながらも、心のどこかに穴が空いているような寂しさを感じる。そんな人間像に米倉涼子の雰囲気がとても合っている。黒革の手帖はリカバリーされた物もあるが、米倉涼子が演じるストーリーがリアルである。

主演の米倉涼子さんが夜の街で輝く姿がとにかく印象的でした。また、夜ならではの女性同士の釈由美子さんとのバトルも見応えがあったしリアリティーを感じました。米倉涼子さんの最初の地味な銀行員とママの着物を着ている時との振り幅が広くて、同じ人だと思えないぐらいでもあります。あと、男性を異性として見ていない米倉涼子さんが唯一、議員の中村トオルさんだけかに心を開いている感じが同じ女性としては嬉しかったです。あまり知らない夜の世界が覗けて勉強にもなった記憶があります。

原作からのファンであるこの黒革の手帖が実写化されるということで楽しみにしていました。
米倉涼子さんのファンである方はもちろんですが、そうではない方もこのドラマを見ていくうちにストーリーやキャラクターに応じたキャスト選択の素晴らしさに自然とハマっていくと思います。物語の見どころとしては生き残りの厳しい街である夜の銀座で店を買い、ママとなりブラックな部分を見せながらも人間として思うがままに生きる元子の生き様に注目されたドラマとなっています。

黒革の手帖とともに動かぬ証拠により脅していくという、頭脳によって欲しいものを手に入れる話です。
最終的にドンから銀座で一番のクラブを手に入れられるのかというところがクライマックスとなっており、主人公が勧善懲悪のように見事にクラブを手に入れて幕を閉じるというような大団円を迎えるというお決まりのパターンではないというのが一番の見どころです。
結局主人公が捕まりそうになり、足元をすくわれるような形で終わるという皮肉ENDが松本清張が書きたかった話でした。
裏切られたのは読者だった。粋な計らいです。

好きな感じのドラマで3日ぐらいで見終わりました。米倉さん、武井さんとてもきれいで、元子が悪女でも好きになるぐらいきれいでした。着物姿がきれいですが何より所作がきれいで姿勢指先首の傾け方などとても美しかったです。姿勢もよくて、所作を真似したくなりました。そして、敵を作らないようにうまく立ち回ればいいのですが、次から次へ獲物を見つけて正面からぶつかっていく姿に感動しました。どうして過去を知る波子に声かけたのでしょう。優越感に浸りたくついやっちまったのか何なのかわかりませんが。

元銀行員の元子が銀行からお金を盗み、制服姿で疾走するシーンはすごい見どころになっています。銀行のお金とはいえ、店を立ち上げて波子に店を奪われたりするけれど、あの手この手で取り返したときはスカッとしました。そして、波子も波子で最初は元子を慕っていたけれど、元子の黒川の手帳の存在を知った途端、化けの皮が剥がれて元子のことを地に落としてやろうって思うところが女の怖さを物語っていると思います。安島との恋愛も見ものです。

松本清張原作の傑作復讐小説をドラマ化したものです。原作の時代背景を現代風にアレンジしてあるものの、違和感なく観ることができる。あるいは原作を知らない人は、ドラマ版だけで十分満足できる内容に仕上がっている。

主人公を演じる米倉涼子の和服姿もしまった印象で、悪女を渦巻くキャストの中でも堂々たるセンターを務めている。主人公が持つ黒革の手帳には、復讐を果たすためのシナリオや弱みといった重要なものが記載されており、この黒革の手帳を中心にドラマは進んでいくが、結末に関しては原作より後味のいい着地となっている。