家政夫(婦)のミタゾノ5期含む見逃し配信と再放送情報

新しい家政婦

レディース同士の抗争を鎮圧化した通りすがりの家政夫・三田園薫（松岡昌宏）。グループで頭を張っていた本仮屋素子（山本舞香）は三田園にほれ込み「むすび家政婦紹介所」へやってきて新人家政婦として働き始めた。三田園を「姐さん」と慕い、彼女の教育係を担当する村田光（伊野尾慧）の3人は私立栄林学園副理事長・林田正美（観月ありさ）の自宅にやってきた。

正美の家にやってきた三田園は…

理事長のセクハラ問題に揺れる私立栄林学園は存続の危機に陥っていた。理事長の壮一（大河内浩）やアメリカ帰りの弁護士でルールコンサルタントの清守修（笠原秀幸）、PTA会長の久村たか子（七瀬なつみ）を家に招いた正美はさっそく三田園に家事を任せ会議をはじめる。

「校則違反者は半年間理事長と交換日記をする」など意味の分からない校則を変える気がない壮一に理事長の座から退かせ自分が理事長に就任しようと正美は考えていた。清守を副理事長にするという約束で2人が結託する中、正美の夫・義則（田中聡元）とたか子もなにやら密談をしている様子。

いくつもある校則の話し合いは夜まで続き三田園は泊まり込みで家の内情を探り始める。

翌日、校則についての話し合いが続く中、嫌気がさした正美の息子が逃げ出そうとするのを素子が見逃してしまう。

正美が素子に責任を取れと迫る中、工務店の人間がやってくる。床の修理に来たと言い床をはがした時、隠してあった義則の通帳が出てくる。たか子の娘を裏口入学させるための謝礼が入金されていると判明し、義則とたか子は口論を始める。

さらに三田園の差し金で壮一が隠していた生徒の隠し撮り写真も発見され、それを見た正美は壮一と義則の解任を宣言する。しかし、三田園の差し金で清守の経歴詐称が発覚。

自棄になった正美は学園再建を諦めようとするが、そこに息子が帰ってくる。好きにしていいと言われると学校が気になってしまうという息子を見て、もう一度校則を見直す気になった正美は校則をそのままにすることに決めた。

事件が解決し…

無事、学園は存続した。光はなぜなのかと疑問に思うが所長の結頼子（余貴美子）はどうせ裏金だろいうと信じていない様子。

一方、三田園はそんなことは気に留めず、正美に請求書を届けに向かうのだった。

やり手社長の家に向かう３人

年間150億円を売り上げる巨大からあげチェーン“からあげ奉行”のやり手社長・三木三夫（堀部圭亮）宅に派遣されることになった三田園薫（松岡昌宏）、村田光（伊野尾慧）、本仮屋素子（山本舞香）。

その頃、10年前に起きた現金輸送車から3.3億円が奪われた事件の時効が迫っていた。

盗んだ金を返したい三木は…

三木家に向かった3人は150億円を売り上げているとは思えない徹底した「質素倹約」を掲げる三木に驚く。さらに家の周囲を不審者がうろついているという三木は三田園と素子に家政夫（婦）兼ボディーガードを依頼する。

実は三木は3.3億円事件の犯人だった。寝たきりの父・金治のベッドの床下に金を隠していた三木は部屋の窓辺にセンサー付きのマットを敷くなどの徹底ぶり。しかし、金を確認している姿を三田園に見つかってしまう。

三田園の策略で妻の弥栄子（雛形あきこ）と娘の愛（栗林藍希）にもばれてしまい、三木は真実を話すことになる。犯罪者の家族にするわけにはいかないと2人に家族の解散を宣言する三木だったが、弥栄子と愛から「3.3億円を背負いたい」と言われ、３人で一緒に金を返すことを約束する。

返しにいく準備の途中、70万円だけが抜き取られていることが判明する。弥栄子が不倫をしており、愛も贅沢して遊んでいると知った三木は疑心暗鬼になってしまう。

誰も信じられなくなった三木は時効直前に三田園に返却を任せる。

素子をボディーガードにして向かおうとしたところ、愛が誘拐にあう。そこには脅迫状が置いてあり、身代金として3.3億円を渡せと言う内容に三木は激怒。これは愛の自作自演だと言い3.3億円は自分の金だと宣言してしまう。

その時、一部始終を見ていた金治のヘルパーが正体を現す。ヘルパーは潜入捜査員だった。三木を逮捕しようとしたとき、マットのセンサーが鳴り響く。金治がマットの上に倒れており、そこには血の付いた愛のヘアバンドが落ちていた。さらに庭のコンポストの中から愛が発見される。金に目がくらんだ潜入捜査員が愛を襲って金を奪おうとしていたことが判明し、三田園に返り討ちに遭ってしまう。

愛が豪遊していたのはインフルエンサーに近づいてからあげの宣伝をしてもらう目的だったことが判明し、弥栄子も不倫をしていなかったことがわかりほっとする三木だったが、家族からの信用を失ってしまう。

三田園からの助言を聞いた三木は自首を決意する。２人も一緒に自首すると言っていた時、3.3億円が見つかったというニュースが入る。三田園が密かに金を抜き取っていたのだった。

70万の行方

延長を頼まれた三田園は急死した金治の遺品整理を任される。金治の遺品の中には７０万円の馬券が残されていたのだった。

箱入り娘の結婚相手は…

漁村の組合長・木田康雄（高杉亘）の“箱入り娘”・綾香（阿部純子）が結婚するので祝い事の手伝いをしてほしいと三田園薫（松岡昌宏）、村田光（伊野尾慧）、本仮屋素子（山本舞香）が呼ばれる。

村が４年に一度の祭り『魚漁祭』の準備で大忙しの中、結婚相手の小石川翔（白石隼也）がMBAを取得するための１年間アメリカ留学から帰ってくると言う。期待して待っていると現れたのは長髪にサングラスというチャラい姿の翔だった。

結婚を認めない父

MBAの試験を諦め、パフォーミングアーティストになるのが目標だと言う翔に木田は激怒する。しかし、綾香はその夢を応援すると言い、認めてくれないなら家を出ていくと言い出してしまう。話し合うように言い、寄合へと向かった康雄はどこかに電話をかけ、翔の素性を探るよう命じていた。

そんな中、県からの『魚漁祭』助成金が打ち切られることになる。目玉の「ミス金目鯛」がクレームにより打ち切られ、綾香の結婚パーティーを祭りの目玉にしようと村の人々は盛り上がる。翔との結婚を認められない木田が困り果てていると、素性を探ってもらっていた相手から翔には500万の借金があることを知らされる。翔に問いただした木田は家の金目当てで近づいたのではと怪しむが、綾香を愛していると言う言葉を聞いて出て行けと叫んでしまう。

翔は姉が出店した店の借金の肩代わりをしていた。姉の店は地元のヤンキーのせいで閉店に追いやられたのだと翔は語る。

翌日、改めて木田に結婚すると宣言した綾香に三田園は魚漁祭を翔がパフォーマンスで盛り上げてはどうかと提案する。村の人々も賛同し、翔は気合を入れて準備を始める。

魚漁祭当日、木田が翔のパフォーマンスをやめさせようとしたとき、三田園が綾香の部屋から隠していたレディースの特攻服を取り出してくる。綾香は元ヤンだった。さらに翔の姉の店を閉店に追い込んだのもヤンキー時代の綾香だったことが判明する。

翔が綾香に近づいたのは姉の復讐をするためだった。金を奪うために近づいたことを認めるが、翔は今では本当に綾香を愛していると告げる。

翔が信じられない木田は食って掛かるが、翔から組合の金を中抜きしていたことを指摘されてしまう。証拠もあると言って重そうなバッグを取り出すが、木田が慌てて奪い返すとバッグは空だった。重そうにしていたのは翔のパフォーマンスだったのだ。中抜きを自分で証明してしまい、さらに助成金の打ち切りも木田が原因だと知らされた村の人々は怒りだし、綾香も家を出ていくのだった。

溜まっていた不満が出た木田家

2人は結婚し、一緒にパフォーミングアーティストとして頑張っているようだった。木田も2人を応援しているようで、それを知った村田たちは安心するのだった。

人気社会学者の裏の顔

テレビで人気の社会科学者・有馬祥子（森口瑤子）の自宅に派遣された三田園薫（松岡昌宏）と本仮屋素子（山本舞香）。

子育て論を語り、「世界とコネを作る＝セカコネ」の文句で人気を博していたが、実際は息子の拓也（稲葉友）は引きこもっており、世間には海外に住んでいると嘘をついていた。

タイムリープ！？

昼食と夕食の用意と掃除を依頼され、2階には行かないよう命じられるが三田園はあっさり2階に行ってしまい拓也の部屋を見てしまう。

三田園たちに秘密を知られ担当編集者の都築由紀夫（久保田悠来）は口留めする。

そんな時、素子がアップルパイ用のリンゴを焦がしてしまい、三田園は機転を利かせてタルトタタンに仕上げる。「最高の失敗作」と呼ばれるタルトタタンの話から失敗かどうかは自分次第だと気づいた素子は拓也をノリだけで部屋から連れ出そうとする。「あの頃に戻れたら」と後悔する祥子をよそに素子が拓也の部屋へ強引に侵入し、驚いた拓也ともみ合いになるうちに本棚が倒れ、拓也が下敷きになってしまう。

それを見た祥子が悲鳴を上げたとき、祥子は三田園たちがやってくる前までタイムリープしてしまう。アシスタントの木原真美（長井短）や都築も気づきはじめ、本棚が倒れる直前、それを阻止することができた。拓也に外に出るよう説得し、部屋から出すことに成功する。階段を下りていた時、やってきた村田光（伊野尾慧）に気を取られて転倒してしまい、またもや悲鳴を上げた祥子は再びタイムリープしてしまう。

拓也に危険が迫っている時に逆戻りしていると気づいた祥子たちは拓也がSNSに意味深な書き込みをしていたことを思い出し、事前に拓也の説得に向かうが断られてしまう。

実は、三田園が祥子たちを手刀で眠らせてタイムリープしたように仕向けていたのだった。さらに家を出ていくつもりの拓也に気付いていた三田園は協力しようとするが、家の中に命を狙っている人物がいると言われ、再び時を戻して犯人を捜すことに。

都築が怪しいと睨んだ拓也が問い詰めていたところ、タイムリープしていないことがばれてしまう。さらに真美が祥子のネタを週刊誌に打っていることが判明する。

三田園の差し金で拓也にけがをさせようとしていたのが祥子だったと判明し、拓也に依存して「ノット　セカコネ」だと言う祥子に素子は憤る。

しかし、実は拓也がネット上で神と呼ばれるほどすごいビットワールドの運営者だったことが判明し、ずっと世界とつながっていた事実に祥子はショックを受ける。

やり直す必要がないことに気付いた祥子

自分の息子の成長に気付いていなかったことに落ち込む祥子だったが、それでも母さんが必要だと言われ、やり直しの必要がないことに気付くのだった。

レンタル母

マッチングアプリで出会った女性・久美子（小島藤子）にプロポーズするため、豪華な料理を作ってほしいと依頼を受け豪邸にやってきた三田園薫（松岡昌宏）と本仮屋素子（山本舞香）。

山室孝一（山口森広）と信枝（岸本加世子）に迎えられるが、信枝の言動に不信感を持った三田園は彼女がレンタル母だと暴く。お金目当ての女性にばかり言い寄られたという孝一はやっと金目当てではない女性と巡り合い、親がいないという理由で断られないためにレンタルしたと語る。

しかし、正体がばれ豹変した信枝は「割に合わない」と久美子が来る前に任務を放棄しようとする。それを見た三田園は、久美子が実は大企業の社長の娘だとささやき、信枝のやる気を引き出そうとする。

知らない人だらけになり…

やってきた久美子に笑顔で接する信枝。食事が始まり、和やかなムードで進んでいくが、久美子が席を立った時に信枝も「やはり帰る」と家を出て行ってしまう。

その時、信枝は久美子の電話を聞いてしまう。社長令嬢というのは嘘で孝一をだまして玉の輿に乗り、すぐに離婚するのが目的だと知り、久美子は孝一のことが心配で戻ってきて久美子を何とか排除しようとする。

その時、信枝は帰ったと思い込んでいた孝一が呼んだレンタル父・近藤（上島竜兵）がやってくる。さらにチンピラやオーディション会場だと勘違いした村田光（伊野尾慧）もやってきて山室家は大混乱。

しかも孝一が友人の連帯保証人になって借金があることが判明し、チンピラと近藤はその借金の取り立て人だと判明する。

金も友人も失った孝一は久美子にそんな僕でも、とプロポーズするが、豹変した久美子はそれを拒否する。それを見た信枝は孝一に近づくなと久美子を追い出してしまう。

本物じゃなくても

請求書を持って孝一を訪ねた三田園は、孝一と信枝が今でも一緒に買い物に行ったり食事をしたりする本物の家族のようになっていると知るのだった。

怪しい施設に向かった三田園

「お金はあるが身寄りのない高齢者」と「お金はないが時間がある若者」が共に助け合いながら暮らす介護施設『金色の郷』に向かった三田園薫（松岡昌宏）と本仮屋素子（山本舞香）。

いかにも胡散臭いコミュニティー施設に行くとチャラい大学生の“ヤングリーダー”、島津啓太（須賀健太）に迎えられる。島津が見かけによらず高齢者をリスペクトし接している姿に素子は驚いてみる目を変えるが、三田園は疑いの目を向ける。

不審な点がいくつも見つかり…

そんな中、数日前まで働いていた友梨華（坂口風詩）という女性が、「もうこんなところにはいられない」と言い残して去って行ったことを聞いてしまう。さらになぜか高齢者の爪だけが泥で黒く汚れていたのに気づく。

休憩室用にあてがわれた部屋で友梨華の日記を見つけた三田園。「ここの真実に気づいてしまった」と書かれており、素子は老人たちが無理やりオーナーに労働をさせられているのではと疑い始める。

その夜、素子は老人たちが何か重いものを運んでいる現場を目撃してしまう。

翌朝、森田勉（ベンガル）が腕時計がないと騒ぎ出す。老人たちを疑い始めるが売ってしまったこと急に思い出す。森田は認知症を患っているのだった。

騒ぎ始めた老人たちをものすごい剣幕で一喝した島津に素子はますます疑い始める。

１個1000円で売っているカップラーメンを毎日のように買っていく玉代に素子は辞めるよう説得するが、玉代は買いたくなくても買わないといけない、と言いこの施設を「一度入ったら二度と出られない」場所だと呟くのだった。

翌日、玉代の部屋の荷物が無くなっておりオーナーから入居費が払えなくなったから退去したと言われるが素子は納得できない。

そんな中、森田が貯金が無くなっていると騒ぎ始める。その時、三田園が頭に傷があることに気付くが、それを聞いた森田は焦って貯金は使ったと思い出し、傷も転んでできたものだと言い訳を始める。

村田光（伊野尾慧）の調べで『金色の郷』に入居した老人が数名行方不明になっていることが判明する。その老人たちはすべて貯金が無くなってしまっていたというのだ。

その時、ボヤ騒ぎが起こる。幸い老人たちにけが人はなかったが、島津は頑なに消防への連絡を拒んでいる。三田園はボヤ騒ぎの最中、松田幸三（不破万作）の部屋から森田の腕時計を発見するが、松田は自分の時計だと主張し森田も自分のものではないと認めようとしない。

オーナーと島津が何やら話しているのを見つけた素子は問い詰めようとするが、三田園から松田が不審な動きをしていると連絡が入る。松田の後を追っていくと施設の地下に巨大なカジノが広がっていたのだった。

松田が仕切っているという施設ではいなくなった友梨華や玉代が働いていた。

真実を知った島津はカジノをやめさせようとするが、三田園に就活で全敗し、就職に興味がないふりをして争いのない施設で働いていたことがばらされてしまう。

さらに松田からギャンブルが自分たちには必要だ、と島津は責められてしまう。

その後…

違法ギャンブルで『金色の郷』は摘発されてしまう。カジノが無くなったことで老人たちの認知症が進行したと聞き、素子は複雑な心境になる。

島津から老人たちに刺激を受けて冒険の旅へ出ることになったと手紙が届き、三田園は呆れるのだった。

教育評論家の家に向かった2人

4人の子供を男手一つで育てている教育評論家の阿川将司（濱津隆之）の家に派遣された三田園薫（松岡昌宏）と本仮屋素子（山本舞香）。家政婦が一気に辞めてしまったという阿川家から急遽依頼を受けたのだった。子どもがあまり得意ではない素子は気乗りしない様子。

「のびのび育てている」という将司だったが、子供たちを厳しくしかりつける様子を見てしまい、素子は疑問を抱く。

子供たちの本性

将司は最近被害に遭ったという空き巣に気を付けてほしいと言い残して一泊二日の学会に出かけて行った。その途端、長女の桜（横溝菜帆）が「帰っていい」とキャンセル料を渡してきた。それを拒否すると、「後悔しなきゃいいですけど」と言い放ち去っていく。

その後、桜たちからの嫌がらせを受け続けるが、三田園はそれらをすべて受け流し、持ち前の迫力でビビらせていた。

そんな中、子供たちが将司の部屋に侵入し、私物を盗み出している場面を見てしまう。素子は空き巣の正体が子供たちかもしれないと後をついていくと、突き当りの鍵がかかった部屋に入っていく。そこでは見知らぬ女性が監禁されており、子供たちに脅されて転売の手伝いをさせられていた。三田園にも見つかってしまい、桜は2人に口止めをする。三田園は子供たち4人に家事のすべてやらせ、素子と一緒に監禁されている女性について話し合っていた。

その夜、幽霊に化けた子供たちに脅かされ、弱点を突かれた三田園は拘束されてしまい、素子も子供たちにこき使われてしまう。

翌日、予定より早く帰ってきた将司に驚く子供たちだったが、そこに拘束されていたはずの三田園が現れ、さらに驚く。子供たちは三田園が女性も逃がしてしまったことに気付き、慌てていた。

末っ子の桃がはちみつを食べようとしたところ、慌てた様子で女性が現れる。監禁されていた女性は4人の母親だった。さらに勝手に私物を転売していたこともばれてしまう。

三田園の策略により将司がこれまでの家政婦からセクハラで訴えられていたことが判明し、母親も家族を捨てて推し活をしていたことが明らかになる。

桜が本当は母親と一緒に暮らしたいと考えてこれまでいろいろと行動していたことが判明し、家族はもう一度やりなおすことに。

仲直りした阿川家

阿川家は元通り6人で暮らすことになり、素子たちは安心する。

三田園は請求書を手渡しに向かい、本当に子供たちを自由にさせている様子を確認し去っていくのだった

突然拉致された三田園たち

三田園薫（松岡昌宏）と本仮屋素子（山本舞香）は退勤途中に何者かによって連れ去られてしまう。目覚めるとそこには素子の父・靖男（飯田基祐）と母・佐和子（片岡京子）がいた。さらに靖男が勤める会社『ゴラク堂エンタープライズ』の専務・山本克己（小須田康人）や社長の川嶋明夫（小浦一優）も家族とともに閉じ込められているのだった。

『GESOゲーム』

そこに『ゴラク堂エンタープライズ』の創業者にして最高責任者の堀之内花子（萬田久子）が現れる。後継者を決めるためのゲーム『GORAKUDOU ENTERPRISE SURVIVAL OFFICIAL GAME』、通称『GESOゲーム』の開催を宣言し、彼らを招待したという花子は、最後まで勝ち残れば全経営権と花子の個人資産800億を相続できると告げる。しかし、脱落した者は解雇の上に社会的にも抹殺されると聞き、靖男は辞退しようとするが、その態度に腹を立てた素子が勝手に参加を表明してしまう。

手違いで本仮屋家の家族として連れてこられた三田園はなぜか花子に気に入られ、大金を積まれてゲーム終了まで家政婦として雇われることに。

醜い争いの末に脱落した者が秘密をSNSで拡散されていく中、三田園は素子から2人が実の両親ではないと告げられる。秘密を知って以来、両親が信じられなくなった素子は非行に走り、ヤンキーになったのだった。

花子の部屋を物色していた三田園は謎のUSBを発見する。さらに花子が昔、死に別れた娘と撮ったという写真も見つかる。

ゲームが再開され、三田園が進行役としてゲームを進めていく。素子が三田園の無理難題に応え、ようやく本仮屋家は勝利する。すべて素子のおかげだと喜ぶ両親に素子の怒りが爆発。本当の両親ではないくせにと言おうとしたとき、三田園がファイナルステージが残っていると告げる。

最後のテーマは「おままごと」。3人は仲のいい家族を演じるが、そこに三田園が素子の実の両親が残して行ったとされる出生の秘密が書かれたノートが入った瓶を差し出す。

さらに花子もおままごとに参加し、素子を気に入ったから娘に欲しいと言ってくる。しかし、ゲームだとしても娘を売ることはできないという靖男は金で物事を解決しようとする花子に怒る。素子も両親を選び、ゲームオーバーになってしまう。

しかし、本当の両親ではないというのは素子の勘違いだと判明し、三田園の策略で花子の不正も暴かれゲームはお開きとなった。

ゲームから解放され、わだかまりも消えた本仮屋家は仲良く帰って行く。それを見守る花子の腕には素子の誕生月である10月の誕生石のブレスレットが光っていた。

三田園の日々は続く

『むすび家政婦紹介所』に戻ってきた三田園と素子は今日も依頼主の元へと向かうのだった。