オールドルーキー再放送と見逃し配信1話から！

クビになったサッカー選手

元サッカー日本代表として活躍したものの、選手としてのピークを過ぎた新町亮太郎（綾野剛）は、Ｊ３のチーム「ジェンマ八王子」で活躍していた。

しかし、突然チームの解散を告げられてしまう。多くの移籍先から連絡が入ると思っていたものの全く連絡がなく、焦った亮太郎はスポーツマネージメント会社「ビクトリー」に相談するが、社長・高柳雅史（反町隆史）の反応は良くなかった。

窮地に立たされた亮太郎は…

その後、ビクトリーに呼び出された亮太郎はオファーが無かったと告げられ、現役引退を勧められる。サッカーしかしたことがない亮太郎は高柳に直談判し、どんなものでもいいからサッカーと関われる仕事をくれと交渉するが断られてしまう。

娘２人の教育費や住宅ローンが残っている亮太郎はハローワークに通い、仕事を紹介してもらったもののまともに仕事ができず、クビになってしまう。

そんな中、高柳からビクトリーで働いてみないかと誘われた亮太郎。翌日から契約社員として働くことになり、深沢塔子（芳根京子）とチームを組むことに。

早速、ドイツで活躍するサッカー選手の矢崎十志也（横浜流星）の日本滞在中のサポート契約を取り付けに向かう。高校時代の後輩の矢崎から無理難題を出され、対応しきれず矢崎との契約は中止になってしまう。

その後、元アスリートの経営する焼き肉店のサポートを任されてしまう。その店にやってきた矢崎と話す中で、彼がサッカーを楽しめておらず、その裏返しでわがままになっていることに気付く。ドイツでの矢崎が活躍できていないことを突き止めた亮太郎は、それを踏まえて改めて矢崎にプレゼンする。矢崎はプレゼン内容に納得し、ビクトリーは契約を勝ち取った。

ビクトリーで働き始めた亮太郎

亮太郎は結果が認められ、再びビクトリーに契約社員として雇用されることに。当初は今回のみの契約と考えていた高柳だったが、塔子の言葉に考えを改めたのだ。

しかし、亮太郎の成果次第で塔子の評価も変わると告げられ、塔子は頭を抱えるのだった。

新しい選手の獲得へ向かう亮太郎

スポーツマネージメント会社「ビクトリー」で働くことになった新町亮太郎（綾野剛）は塔子（芳根京子）と共に9歳のスケートボード選手・牧村ひかり（佐竹晃）を獲得しろと高柳社長（反町隆史）から指示を受ける。今後、世界に羽ばたく可能性を秘めているひかりを青田買いするために、ひかりの父親でコーチの悠一（桂宮治）に交渉に向かうが、話を聞いてくれない。さらに、海外のスポーツマネージメント会社・WPMも動き出しているようだった。

一方、サッカーへの未練が消えないことに気付いた娘の泉実（稲垣来泉）に冷たい態度をとられ、家庭でも窮地に立たされるのだった。

選手をマネージメントするということ

どうすれば契約を取れるのかと考える中、亮太郎は同僚の梅屋敷（増田貴久）が担当するプロゴルファーの高槻（竹財輝之助）のスランプを解消するためにクリニックを訪ねていた。なかなか復活せず、高柳からも何とかしろと梅屋敷はプレッシャーをかけられる。

一方、ボード屋に向かった亮太郎と塔子は店主から悠一が自分の指導だけでひかりをプロにさせようとしていることを知る。

早速、塔子は悠一に指導に一切口を出さない、という内容で交渉を開始する。

帰宅途中、亮太郎は泉実がサッカークラブを覗いているのを見つける。しかし、自分の仕事がうまくいっていないことを気にしている泉実は、家計の負担になるからとクラブに入会するのを断ってしまう。

家族の問題が解決しない中、亮太郎は1人でひかりに会いに向かう。スケボーを教えてもらいながら、ひかりが大会で勝つのではなく、スケボーを通して世界中に友達を作りたいという本当の気持ちを抱えていることを知る。

早速、ひかりのスポンサー企業を見つけてきた塔子は亮太郎と共にひかりの自宅へ向かい、契約交渉をすることに。ハンコを押す寸前、ひかりの意見を聞き出した亮太郎はビクトリーではなく、WPMの方が世界進出を目指しているひかりのサポートができると悠一を説得してしまう。

スポーツマネージメントのとって大切なのは選手の気持ちを尊重することだと気づいた亮太郎はWPMに向かい、共同マネージメント契約を取りつけ、日本での活動はビクトリーがサポートすることに。

選手に向き合う重要性

WPMの用意したコーチのもと、ひかりは成長を見せ悠一はそれに満足している様子だった。

梅屋敷の担当する高槻もスランプの原因が判明し、梅屋敷のフォローで何とか復活を遂げる。

亮太郎は泉実にサッカーボールをプレゼントし、距離を縮めようとするがなかなかうまくいかない。サッカーへの未練が消えない自分をどうすべきか未だに悩んでいるのだった。

絶対的エースのマネージメント

マラソン界の絶対的エースと言われている秀島修平（田中樹）のマネージメントを担当することになった塔子（芳根京子）と新町（綾野剛）。次の市原国際マラソンを日本新記録で優勝する、と宣言してしまったビックマウスの秀島を何としてでも勝たせるために２人はサポートに力を入れる。

しかし、秀島はレースで惨敗。メディアからも叩かれまくり、その様子を見たビクトリーの社長・高柳（反町隆史）から塔子と新町は叱責されてしまう。

そんな中、秀島は担当を塔子から新町に変えてほしいと高柳に直談判する。高柳はそれを了承。戸惑う新町に契約がうまくいけば正社員にすると高柳はやる気にさせるのだった。

初めての担当に…

秀島の担当として動き始めた新町は秀島からのオーダーの多さに困惑する。さらに、リベンジに９月のレースに参加すると言い出したのを見て、本調子を取り戻していないままレースに出場するのは止めた方がいいと説得するが聞く耳を持たない。

そんな中、練習中に妨害にあってしまいSNSでも総攻撃をくらってしまう。精神的にダメージを受けた秀島は連絡が取れなくなってしまった。新町は塔子からアドバイスを受け、秀島が気に入っていたという軽井沢のコテージに向かうことに。

秀島と会った新町は前回のレースでパニックになってしまった心境を聞く。その言葉を聞いた新町は塔子が秀島の心境に気付いていたことを説明し、誰よりも理解している塔子に担当を戻すべきだと説得する。

秀島の要望でもう一度、担当を塔子にすることになったが、塔子は自信の無さからその申し出を断ってしまう。塔子を勇気づけるために、新町は休日に娘の泉実（稲垣来泉）が参加しているサッカー教室に誘う。秀島を心から応援している塔子だからこそ相手のわがままを聞くだけではなく本心を伝えるべきだ、と説得。

後日、秀島と塔子、新町は高柳を加えて話し合いをすることに。これまでの経験を踏まえ、準備不足の９月のレースには出るべきではない、と説得し別の２月のレースに出るほうが注目が集まると伝える。塔子の説得に納得した秀島は２月のレースに照準を定め、担当を塔子に戻すことに。

サッカーへの情熱を捨てきれない新町

秀島の担当を塔子に譲ったことで正社員への道が遠のいた新町。そんな新町を見て、果奈子（榮倉奈々）はサッカー選手をもう一度目指してみてはどうか、と伝える。サッカーへの気持ちが吹っ切れていないままの新町を見かねての説得だったが、新町はそれを断ってしまう。

しかし、断ってしまった自分を実は後悔していたのだった。

戦力外通告を受けたアスリート

サッカーへの未練が捨てきれない新町（綾野剛）は、妻の果奈子（榮倉奈々）にもう一度挑戦してみないかと言われ、ビクトリーの仕事と揺れていた。

そんな中、横浜DeNAベイスターズの２軍選手・北芝謙二郎（板垣瑞生）との契約が終了する。６年間ずっと2軍で芽が出ないと判断され、戦力外通告を受けた北芝を、担当の梅屋敷（増田貴久）は簡単に見限ってしまう。そんな北芝を見て自分と重ね合わせた新町は現役引退までの期間、梅屋敷に替わってマネジメントをすることに。

未練が捨てきれない新町は…

北芝が引退試合に向けて最後の努力を続けているのを見た新町は、現役に戻るためにツテをたどってテストを受けようと奔走する。湘南ベルマーレのテストの機会を得た新町は、社長の高柳（反町隆史）も快く了解のもと、テストを受けることに。

テスト当日、果奈子と娘たちに見送られて出発した新町だったが、テストは不合格。その知らせを聞いて娘の泉実（稲垣来泉）はショックのあまり涙を流してしまう。

その夜、二度とサッカーに戻れないと呟く新町は、北芝が引退試合で悔いなく第二の人生に進めることをうらやましがる。

翌日、忘れ物をビクトリーに届けに来た果奈子。元アナウンサーの登場に沸く社員たちは、新町が出て行ったあと、果奈子から新町の引退試合を開催してもらえないかと提案を受ける。

その後、試合の段取りがつき、果奈子は新町に引退試合を計画していることを打ち明けるが、突然の申し出に動揺してしまう新町。その試合で燃え尽きることができるのかと迷う新町だったが、相談した北芝から背中を押される。

試合当日、現役時代のメンバーやビクトリーの社員たちと草試合が行われる。サッカーを楽しむ新町を見て、泉実はようやく新町を許すことができた。試合が終わり、燃え尽きることができた新町は、ビクトリーでマネジメントと真剣に向き合っていくことを決める。

新たなトラブル

第二の人生をスタートさせた新町。そんな中、FC東京のあるメンバーからＳＯＳが…。

初めてのスカウト

フェンシング選手の三咲麻有（當真あみ）に目を付けた城拓也（中川大志）はビクトリーにスカウトすることに。新町（綾野剛）はそのアシスタントに立候補する。城にとって初めてのスカウトに2人は張り切る。

人見知りのアスリート

三咲と打ち合わせをする城と新町。フェンシングをメジャーにしたいという三咲だったが、人見知りのためテレビに出たりフェンシング以外で人前に出たりすることを拒否されてしまう。ビクトリーの社員たちと三咲のマネージメント方法を模索するが、いいアイデアが出ない。

一方、新町はサッカー日本代表候補のＪリーガー・伊垣尚人（神尾楓珠）から相談を受けていた。マネージメントをお願いしていた相手に騙されたという伊垣は新町に相談に乗ってほしいと依頼する。高柳社長（反町隆史）に相談してみると、伊垣がビクトリーと契約することに乗り気の様子。

なかなか三咲の活かし方が見つからず、高柳からダメ出しを食らった城と新町は人見知りで愛想のない三咲の魅力を活かせる仕事を探し始める。そこに化粧品会社から三咲をイメージキャラクターに起用したいとオファーが来る。打ち合わせをすることになり、CMの絵コンテをチェックするが、三咲はすべて拒否してしまう。

化粧品の仕事が無くなってしまい、高柳からも契約を解除しろと言われた城。命じられるままに三咲との契約を解除しようとする城に、新町はスポーツマネージメントはアスリートファーストではないのかと反論する。ぶつかり合う2人は口論になってしまう。

三咲のマネージメントを諦めた城だったが、新町はあきらめずスポンサー周りをして三咲を活かせないかと説得を続けていた。それを見た城も三咲を再びマネージメントするために尽力し、三咲にも譲歩してほしいと頼み込む。城と新町の必死の説得に三咲も折れ、スポンサーの要望に応えることに。

契約が無いまま仕事を取ってきた城に高柳は怒るが、城はそれに反論し仕事をアスリートに押し付けた自分たちが悪いと主張。高柳を納得させ、三咲はビクトリーと契約することになった。

成果が認められ…

CMの記者発表で三咲がビクトリーの名前を出したことで会社の知名度が上がり、上機嫌になった高柳は新町を正社員にすると告げるのだった。

故障したアスリート

正社員になり気合が入る新町（綾野剛）。初めての担当はバスケットボール選手の新垣和人（浅利陽介）になり、地元の琉球ゴールデンキングスへ移籍したいという新垣の交渉を担当することに。前任の葛飾（高橋克実）から話はほぼまとまっていると聞き安心するが、新垣が練習中に大けがを負ってしまう。

復帰には半年以上かかることになり、移籍の話もなくなってしまう。直前まで所属していたBリーグの千葉ジェッツに戻りたいという新垣の要求を新町は安請け合いしてしまう。

移籍先を探す新町

千葉ジェッツには葛飾が担当する他の選手が所属することになり、新垣のポストが無くなってしまう。さらに、社長の高柳（反町隆史）は復帰の難しい新垣にマネージメント解消を検討し始める。現役時代に大けがを経験していた新町は新垣を諦めきれず、1人で移籍先を探すことに。

移籍先の交渉が難航する中、新垣の妻から新垣が練習をしていると連絡が入る。急いで新垣の元に向かった新町は過去の経験をもとに無理をしてもいい結果につながらないと説得し、必ず移籍先を見つけてくると約束する。新垣も新町を信頼し、現役人生を新町に預ける決意をする。

深沢（芳根京子）のアドバイスをもとに過去に故障から立ち直ったアスリートのデータを収集し、移籍先への交渉材料にすることにした新町。他の社員にも手伝ってもらい徹夜で作成した資料を持って新垣が希望していた琉球ゴールデンキングスに交渉に向かう。無事契約までこぎつけ、新町は新垣に報告に向かう。涙を流しながら喜ぶ姿を見て新町は同じく喜ぶのだった。

マネージメントの難しさを痛感し…

妻・果奈子（榮倉奈々）のレシピ本も無事完成し、娘の泉実（稲垣来泉）たちと読みながら果奈子が自分たちを想いながら食事を作ってくれていたことを知る。

マネージメントの難しさを今回で痛感した新町はサポートに向けて一層努力を続けるのだった。

パラアスリートの所属

車いすテニス選手の吉木修二（福山翔大）がスポンサーを探してほしいとビクトリーにやってくる。国際大会に連続で出場する吉木はパリパラリンピックの日本代表候補。ビクトリーにはパラアスリートの所属経験はなかったが、梅屋敷（増田貴久）たちは吉木の所属を後押しする。勉強のために練習の見学にやってきた新町（綾野剛）たちは吉木たちのスポーツへの熱意に感激し、社長の高柳（反町隆史）に所属させるべきだと直談判する。

新町はいつもドライな梅屋敷が熱く訴えているのを見て不思議に思っていた。

パラアスリートの現実

ビクトリーに所属することになった吉木のスポンサーを探す新町は塔子（芳根京子）や梅屋敷と共に企業回りを始めるが、パラアスリートへの世間の態度は厳しい。

そんな中、次の大会で結果を出さなければと焦る吉木は車いすを別の会社のものにしたいと言い出す。今まで共に戦ってきたOXエンジニアリングの矢部（津田健次郎）を裏切る行為に３人は反対するが、セカンドキャリアが限られているパラアスリートにとっては勝利こそがすべてだと吉木は聞く耳を持たない。

吉木の所属している企業からも資金援助を断られてしまい、追い詰められた吉木は他メーカーの車いすを購入し練習を始める。そこに梅屋敷の姪の桜がやってくる。梅屋敷は病気で車いす生活になってしまった桜を元気づけるために吉木の所属を後押ししていたのだった。

高柳に障害者としてではなく１人のアスリートとして吉木を見ろと一喝され、３人はより一層スポンサー探しを再開する。

そんな中、ある企業からスポンサーの打診が来る。梅屋敷はパラアスリートのスポンサーをする意義を熱弁し、契約を勝ち取る。それを吉木に報告に行くが、そこで新しい車いすが合わないと報告を受ける。矢部に頭を下げてもう一度車いすを使用させてほしいと言いに向かった新町と吉木は車いすをメンテナンスして待っていてくれた矢部に感動し、再び練習を始める。

吉木の出場する日本オープンにやってきた３人。会場には桜もやってきていた。車いすの調子もよく、吉木は一回戦を突破する。吉木の試合に感動した桜は車いすテニスを始めることに。吉木からラケットを譲り受け喜ぶ姿を見て梅屋敷は涙ぐむのだった。

周りに勇気を与えるアスリート

吉木は惜しくも日本オープン準優勝となったものの、世界ランキングの順位があがり、スポンサーも新たに１社増える予定。この結果に３人は喜ぶのだった。

移籍を断ろうとする選手に…

ビクトリーに所属するバレーボール選手の古川舞（田辺桃子）にイタリアのチーム・トリエステから勧誘が来る。担当の塔子（芳根京子）や高柳（反町隆史）は舞に移籍を進めるが、彼女は移籍を断るという。ビックチャンスに高柳は舞を説得しろと塔子に指示を出す。さらに真崎かほり（岡崎紗絵）も担当につけて何がなんでも移籍させようとする。

アスリートの本心

新町（綾野剛）と3人で練習場にやってきた塔子は舞が熱心に練習している風景を見て衝撃を受ける。アシスタントコーチの宮野紘也（大谷亮平）に出会って人生が変わったと言い、チームへ愛着を持っている舞をなんとか説得するが、考えさせてほしいと言われてしまう。

そんな中、果奈子（榮倉奈々）が地方の講演のために一週間ほど家を空けることに。新町は仕事をしながら娘たちの面倒を見る。

高柳から新しく所属する水泳選手・麻生健次郎（渡辺翔太）の担当を任された新町。早速、顔合わせに向かうと、麻生はプロになるつもりだという。新町は早速、麻生のスポンサー探しを始める。

一方、舞を移籍させたい高柳は舞に無断でトリエステのスカウト担当を呼び寄せる。急に話が進んでいき、舞はビクトリーのやり方に反感を覚える。舞を第一に考える塔子は舞に寄り添い本心を聞き出す。舞は移籍先で結果を出せるのかと不安に感じていた。舞の気持ちを知った塔子は高柳に不信感を抱き始める。

そんな中、宮野に移籍しろと言われた舞はショックを受ける。塔子に宮野を好きだったことを打ち明け、現役を引退してまで支えてくれた宮野を思っていたと告げる。宮野に相談に向かった塔子は真実を打ち明け、2人きりで話し合ってほしいと訴える。

舞と宮野は体育館で2人話し合い、イタリアに行っても宮野は舞を支え続けることを決める。トリエステへの移籍を決めた舞は塔子と新町に感謝して旅立っていくのだった。

新たなトラブル

新町はサッカーエージェントの資格試験に合格し、より一層仕事にやる気を燃やす。

そんな中、麻生がドーピング違反で資格停止を言い渡されてしまう。